ギャル地蔵

◆ギャル地蔵講の梵字「ウケル」
妖界に存在する地蔵。地蔵のうちの、ギャルのようなすがたをしているものだと考えられる。表記には「ぎゃる地蔵」も。
錫杖が描かれた石色のジャージに赤いよだれかけ、紫色のスパッツを着用しているのが特徴。よだれかけの形状は個体や地蔵の種別によって異なるようである。

  • ギャル地蔵
基本的なギャル地蔵。
なかにはギャル地蔵河童懲罰士もいるらしい。

ギャル地蔵にはタピオカ甘茶をお供えする。(れもら乃輔 2019.10.16)

  • 黒ギャル地蔵
日焼け(八熱地獄などでの活動による奈落日焼け)いちじるしいギャル地蔵たち。徳が高い。サンオイルをかけて願掛けを行なったりする。
  • 山姥ギャル地蔵
山間などに住む。野草や果樹の知識が豊富。ギャル地蔵たちよりも用いる言語が悪い。ひるち氏いわく「ギャハハ」と笑う。
  • ギャル男地蔵、チャラ男地蔵
鉢特摩丼(はどまどん。――蓮を煮込んだ牛丼のような味付けのジャンクどんぶりめし、紅生姜がのる)を好む。

ほかにもさまざま豊富な種類のギャル地蔵がいる。

「笠地蔵」の昔話のギャル地蔵バージョンはしばしば語られる戯文題となっている。

来歴

  • 2018年12月10日、「笑いギャル地蔵とか「マジ受けるんですけど~」「超受ける~」とか言いながら笑ってる場面しか想像できない。」(闇の中のジェイ)「田植えギャル地蔵が来る」(tera)「田植えギャル地蔵がいるなら、夜這いギャル地蔵だとか、夜遊びギャル地蔵だとか、縄で引きずられても泥だらけにされても「楽しく遊んでんだから邪魔すんなし」とか言ってくるギャル地蔵だとかもいるんだろうか。」(闇の中のジェイ)などのツイートが見られ、その前史であるといえる。
  • 夜な夜な夜遊びで団子を買い食いしたため縄で縛られることになった黒ギャル地蔵だねへ(アルム=バンド 2018.12.11)
  • 大晦日の晩、寒そうにしている黒ギャル地蔵に笠をかぶせてあげたお爺さんの家に黒ギャルが大挙して押し寄せる(tera 2018.12.17)

  • 2019年10月16日、発狂倶楽部くんロボのロボット生成文「ギャルの顔で地蔵してる雰囲気はこうも次から次へとおはゆ。今日も古本屋さんだったのでもう一寝入り。」より、氷厘亭氷泉氏のデザインによる錫杖ジャージ型のギャル地蔵が生まれた。
  • 「サンオイルかけ黒ギャル地蔵」がtera氏によって、「山姥ギャル地蔵」がひるち氏によってかたちづくられた。一連のギャル地蔵たちのつぶやきは「発狂地蔵講」と総称された。
  • 2019年10月17日、吉井徹氏の「チャラ男地蔵もいるのかな……」というつぶやきからギャル男地蔵、チャラ男地蔵が生まれた。


最終更新:2019年10月17日 17:10
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