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狂依存 1 sage 2010/10/14(木) 03:23:21 ID:Kuy5pp0N
「もう行くけど、何かあったらすぐ私達に連絡するのよ。」
「わかってるって。大丈夫。大輝の面倒はちゃんと私が見るから。」
「そう……じゃあ、お願いね。」
「うん、気をつけてね。」
「ふふふ……」
両親が海外赴任してこれで弟と二人きり。
もう誰にも邪魔されることもなく、自由に出来るわ。
待っててね、大輝。
お姉ちゃんがあなたを必ず幸せにしてみせるから……
「はぁ……今日から麻由お姉ちゃんと二人きりか……」
色々大変だろうけど、二人で協力してやってくしかないか。
まあ、麻由お姉ちゃんはしっかりしてるから、大丈夫だろう。多分。
「そう言えば、子供の頃も麻由お姉ちゃんと一日だけ二人きりで過ごした事あったけな。」
もう何年前の事だったけか。
あの時は確か……
-数年前-
某小学校体育館
ダン、ダン、ダン
「パス回せ!パス!」
ダン、ダン!
「!」
「よおし!ナイスカット!」
ダン、ダン!
「ふん!」
ピィっ!
「おおし、ナイッシュ!」
ピィィィ!!
「ふーん、ふふーん♪今日は絶好調。」
「……大輝先輩、今日は随分と機嫌が良いですね。何か良い事あったんですか?」
「え、わかる?ふふふ、ちょっとね♪」
これが喜ばずにいられるかってんだ!
何せ今日は……
お父さんとお母さんが泊りがけで親戚の結婚式に行っていない。
つまり、今夜は麻由お姉ちゃんと二人で甘い夜を……
「へ、へへへ、でへへへへ……」
「おいっ!三船!さっさとコートに戻らんかい!」
「はーい♪」
おっと今は試合に集中しないとな。
ちゃっちゃと終わらせて早く帰らなければ。
待っててね麻由お姉ちゃん。
同じ頃 某中学校のグランド
コーン。
「行ったよー。」
「ふんっ!」
シュっ!
「アウトー!」
「ナイスキャッチ、麻由」
「あ、うん。」
「はぁ……」
「どうしたの?さっきから浮かない顔してるけど?」
「あ、ううん!何でもないよ。ほら、声出して!」
今日は一日お父さんとお母さんが結婚式に行くとかで、いない。
つまり……
今夜はあの馬鹿と二人きり……
あああああ、想像しただけで胃が痛くなる。帰りたくねえ……
カキーン
336 狂依存 2 sage 2010/10/14(木) 03:24:29 ID:Kuy5pp0N
「お疲れ様でしたー。」
「はぁ、今日は快勝だったな。」
「ああ。三船、帰りにどっか……」
「ごめん!今日用事あるから!それじゃ!」
ピューーーー!
「あ、おい!」
「な、なんだあ?」
「またいつもの病気だろ……」
「ふふふーん、まだかな?まだかな?」
そろそろ愛するマイハニーが帰ってくる時間だ。
へへへ…麻由お姉ちゃんと二人きり……
きっとお母さん達が将来の予行演習の為に今日という日を用意してくれたんだね!
ありがとう!お父さん、お母さん!
ピンポーン
ガチャっ
おお!!帰ってきた!
ドタドタドタドタ!
「……(ニコニコ)」
「……ただいま。」
「おかえり!麻由!ちょっと遅かった……」
ドカっ!ベシっ!ドンっ!
「何、私の事呼び捨てしてんだよ、ああ?」
「だって、将来はそう呼び合う仲になるんだし……ぐぅええええ!!」
ギシギシ
「それ以上ふざけた事言うと、本気で頭踏み潰すわよ。」
「イタイイタイイタイ!もう…麻由お姉ちゃんったら、恥ずかしがる事な……ぎええええええええっっ!!!」
もう、麻由お姉ちゃんはツンデレさんだな。
「ったく……ちゃんと風呂掃除やったんだろうんな?」
「うん!ついでに洗濯もやっといたよ!」
「は?頼んでないんだけど。」
「麻由お姉ちゃんの下着もちゃんと洗っておいたからね。今僕の部屋のベランダの干してあるよ。」
ああ、麻由お姉ちゃんの下着は何度見ても可愛いよなあ。
愛する嫁の下着を洗うのは旦那として最高の幸せだよ、うん。
「……な、な、な………」
「何やってんだこの大馬鹿やろおおおおおおおおおおおっっっっっ!!!!!!!」
バキっ!ドスっ!グサっ!ボキっ!
「痛いよっ!ちょっ!死ぬ……」
「死ねっ!死ねえっっ!!お前なんか死んでしまえええええっっっ!!!!!」
もうウチの嫁は本当に照れ屋さんだな。
いずれお互いの全てを曝け出す関係になるんだから、下着くらいで恥ずかしがる事ないのに。
「ねえ、麻由お姉ちゃん。今日の夕飯は何にするの?」
「何か出前でも取うと思ってるけど。」
「ええええええ?麻由お姉ちゃんが作ってくれるんじゃないの?」
折角、妻の手作り料理を独り占めできると思ったのに……
「はあ?嫌よ面倒くさい。今日も部活で疲れてるんだし、明日だって朝練あって早いんだから。」
「えええ?でもでも、僕もミニバスの練習試合で疲れてるし、こういう時は奥さんの愛のこもった手料理で英気を養って……」
「ピザでいいわね。」
「ああん、待ってよ。何でもいいから麻由お姉ちゃんが作ってえ。」
く、簡単に諦める訳には……
せっかく掴んだチャンスなんだ!
麻由お姉ちゃんとラブラブな夜を過ごすという、掴んだチャンスを……
「ええと、何にしようかな……」
「麻由お姉ちゃん、そんな面倒くさがってちゃダメだよ。将来は僕のご飯を毎日作らなきゃいけないんだからね!」
「お前、私を将来あんたの家政婦にでもする気か?ええ?」
「う、うぎぎぎぎ……首絞めないで……、い、息が……」
愛する妻を家政婦なんてとんでもない!
でも、悪くないかも……
「ったく!ええと、これとコーラ二本でいいか。」
う、流石に今のは言い過ぎたか……
337 狂依存 3 sage 2010/10/14(木) 03:25:06 ID:Kuy5pp0N
「ごめんね、麻由お姉ちゃん。やっぱり家事はちゃんと分担……」
べしっ!!
「あ、もしもし……」
「………」
「ぷ、ははは……」
「うー……」
結局ピザにしちゃったし……
おかしいなあ。こんな筈ではなかったんだが……
(妄想)
「はい、大輝、あ~~ん。」
「あ~~ん。」
パク
「えへへ、美味しい?」
「うん!」
「えへへ、大輝の為に一生懸命作ったんだよ。あ、ほら、これも食べて。」
「うん。えへへ…麻由お姉ちゃんの作ったものなら、何でも美味しいよ。」
「もう、大輝たら。今日は二人きりなんだから、『麻由』って呼んでって言ってるのに。」
「え……じゃ、じゃあ麻由……」
う、何か恥ずかしいな……
「なあに?あ・な・た。あ、ご飯粒ついてるよ。」
ちゅっ
なーんて、展開になるんじゃなかったのか?ええ、おい?
それなのに、麻由お姉ちゃんったらさっきからテレビ観て黙々と食べてるだけだし……
そうだ……
「えへへ、麻由お姉ちゃん。はい、あーん。」
僕が麻由お姉ちゃんに食べさせてあげれば良いんだ。
チャンスは自分で作らないとね、うん。
「麻由お姉ちゃん!あーん。」
「ぷ、あははははっっ!」
むぅ、手強いな。
ここまでツン成分が強いとは、ちと予想外だったよ。
まだまだ嫁の理解が足りなかった様だね。
「ごちそうさまっと。ちゃんと残さず食べなさいよ。」
そうだ。
「麻由お姉ちゃん。」
あーん……
えへへ、麻由お姉ちゃんが食べさせてくれないと、食べきれないよ。
「………」
おお!ピザを手に取って、僕の口に入れようとしてる。
何だかんだ言って麻由お姉ちゃんも、こうやってラブラブな雰囲気で食事をしたかったんだね。
さあ、こい!
「あーん……ん!ふごおおおお!!」
ちょっ、押し込まないで……
「美味しい?そう、それは良かったわねっと。」
ゴンっ!
「ったく汚いわね。食べたらちゃんと片付けときなさいよ。」
「むきゅう……」
「なーんて、感じだったか……」
ああああ、子供の頃の話とは言え何という馬鹿な事を。
恥ずかしすぎる!
「何とか麻由お姉ちゃんに出来るだけ迷惑かけないようにしないとね。」
もうあんな馬鹿な事やろうとは思わんけど。
338 狂依存 4 sage 2010/10/14(木) 03:25:57 ID:Kuy5pp0N
ピンポーン
「おかえり、大輝。」
「ただいま。麻由お姉ちゃん。」
「今日は早かったんだね。」
「そりゃあね。もう部活も引退しちゃったし。」
最後の大会は、県大会一回戦負けでしたけどね……
「へへ、鞄持ってあげるね。」
何だか新婚さんみたいなやりとりだな。
「ありがとう。あの、何か手伝う事ないかな?」
「ありがと。でも別に何もないよ。家事とかは全部私に任せていいから、大輝はゆっくりしてて。」
「え?でも……」
それは流石に悪い気が……
「いいから、いいから。お母さんに大輝の面倒任されてんだし。さ、ご飯の支度しないと。今日は大輝の好きな物作ってあげるからね。」
「あ、ちょっと……」
やけに機嫌が良いな。どうしたんだろう?
「大輝。ご飯出来たよー。」
「あ、うん。」
って随分豪勢な食事だな。
本当に僕の好きな物ばっかだし……
「えへへ……大輝の為に張り切って作ったんだよ。」
「あ、ありがとう、麻由お姉ちゃん。」
何だろう……この複雑な感情は。
麻由お姉ちゃんが僕の為にこんなに頑張って豪華な食事を作ってくれたんだから、本当なら凄く嬉しい筈なのに、何故か素直に喜べない。
「じゃあ、いただきまーす。はぐ……」
「ど、どう?」
「うん!とっても美味しいよ!」
「そう?良かったああ。」
麻由お姉ちゃん、本当に嬉しそうだな。
つか、いつの間にこんなに料理上手くなったんだろう。
「へへ、あ、これも食べて。良く出来てると思うから。」
「どれどれ……うん!美味しいよ。」
「良かった!まだまだ、たくさんあるからどんどん食べてね。」
「うん。」
こんなに嬉しそうにして……
これは頑張って残さず食べないといかんな。
「……大輝。」
「ん?」
「あーん。」
「な、何?」
「私が食べさてあげる。ほら、あーんして。」
ええええええええええええ?何それ?
「で、でも、何か恥ずかしいし……」
「二人きりなんだから、恥ずかしがる事なんて何もないでしょ。はい、あーん。」
ど、どうする?
とりあえず一回だけ……
「あ、あーん……」
パク
「へへへ、どう?」
「う、うん。美味しいよ。」
「本当?じゃあもう一回。あーん。」
「あ、ありがとう!もう充分だから。ほら、早く食べちゃおう。」
「あん、もう……何回でもやってあげるのに……」
これ以上はちょっと恥ずかしくて無理っす。
339 狂依存 5 sage 2010/10/14(木) 03:27:03 ID:Kuy5pp0N
「ごちそうさま。とっても美味しかったよ。」
「ありがとう。あ、何か食べたいものがあったら遠慮なく言ってね。これから毎日大輝のご飯作ってあげるから。」
「え?毎日?流石に悪いよ。頑張って僕も何か作るようにするから。」
「もう、家事とかは全部私に任せて良いって言ってるでしょう。遠慮なんかしないでこき使って良いからね。」
「あ、あの、麻由お姉ちゃん。家事はやっぱりちゃんと分担してろう。麻由お姉ちゃんだって大学とか色々あるんだし……」
「ありがとう。大輝はやっぱり優しいね。でも大丈夫。私が何とか全部やっちゃうから。大学ももうあんまり授業ないし、バイトの数も減らして家事の時間取れるようにしてあるから。」
いや、それでもなあ。
何か気が引けるというか……
「それに、大輝は受験でしょ?家事なんかに時間取られて勉強の時間削るような事があったら絶対にダメだよ。」
「それはそうだけど……」
「だから、私が大輝の面倒全部見てあげるからね。」
「わかった。でも、何かあったらいつでも言ってね。手伝える事があれば何でもするから。」
「うん。ありがとう。」
何故だろう。
この麻由お姉ちゃんの笑顔が何故か少し怖く思えてきた。
こんなに僕の事を思って尽くそうとしてくれてるのに……
「ふぅ……もうこんな時間か。」
少し休憩するかな。
麻由お姉ちゃんが僕の為に、家事を全部やってくれるとまで言ってくれてるんだから、受験勉強も頑張らないと。
「でも、何でだろうなあ……」
あそこまでしようとする何て、やっぱり変だよなあ。
嬉しくない事はないんだけど……
「まあ、大変そうだったら、手伝えばいいか。」
いくらなんでも無理があるだろうから、すぐにそういう時が来るだろう、うん。
「ちょっと喉が渇いたな……」
麦茶でも飲んでくるか。
「あ、大輝。何処行くの?」
部屋を出たらすぐ麻由お姉ちゃんとバッタリ会った。
「ああ、ちょっと喉が渇いてから、麦茶でも飲もうかなって。」
「じゃあ、私が持ってくるよ。部屋で待ってて。」
「え?あ、ちょっと……」
行っちゃった……
別にそんな事までしてくれなくても良いのに。
「はい、どうぞ。」
「ありがとう。」
持ってきてくれた麦茶を一気に飲み干す。
「他に何かして欲しい事ないかな?お腹が空いたって言うなら、何か夜食でも作ってあげるし、欲しい物があるっていうなら、今からでもコンビニ行って買ってきてあげるから。」
「別に無いって。夕飯あれだけ食べたんだから、お腹も空いてないし。」
「そう……あ、何かわからない事とかあるかな?私が教えてあげるよ。」
「あ、うん。今の所大丈夫かな……」
麻由お姉ちゃんがやたらと体を近づけて、そう尋ねてきた。
何だか、凄く嫌な予感がする……
「遠慮なんかしないで……本当に何でもしてあげるから……」
「ちょっ…別に遠慮なんか……」
麻由お姉ちゃんは体を密着させ、さすってくる。
うっ…ちょっと色々ヤバイ状況な気が……
「ど、どうしたの?今日は何か変だよ?」
「別に変じゃないでしょ。大輝の面倒は全部私が見るって言ったじゃない。だから、大輝がして欲しい事は何でもしてあげるわ。」
ぎゅっ
う!後ろから抱きついて、胸を背中に押し当ててきた。
「ねえ……本当に何か私にして欲しい事はない?」
むにむに
「う……本当に無いから!だから、そんなにくっ付かないで……」
「そう……」
そう言うと一旦僕から離れる。
でも、また体を近づけてきた。
どうしよう?
何とか麻由お姉ちゃんを部屋から出さないと。
340 狂依存 6 sage 2010/10/14(木) 03:33:41 ID:Kuy5pp0N
「あ、あの今日はもう遅いから、寝ようと思うんだ。だから、もう良いよ。」
「………」
「あっ、これ片付けてくるね。じゃあ……」
ガシっ
「な、何……?」
「大輝……」
「え……?」
がばっ!
麻由お姉ちゃんはいきなり僕を押し倒してきた。
ちょっ……一体何を……
「大輝……好きよ。愛してるわ……」
「ええ?ちょっと、いきなりどうしたの!?」
あ、愛してるって……
まさか……
「どうしたも何も、言葉通りの意味よ。私は大輝の事が好きなの。弟してはもちろんだけど、それ以上に一人の男性として……」
ちゅっ、ちゅっ……
頬にキスして、そう告白してきた。
す、好きって……僕の事を?
麻由お姉ちゃんが?
信じられない……
「えと……本気?」
「もちろんよ。だから私と付き合って。そしたら死ぬまで大輝の傍にいて、あなたに尽くしてあげる。本当よ。何でも言う事聞いてあげるし、どんな事でもするわ。」
そ、そんな事急に言われても……
麻由「これでも、まだ信じられない……?」
そう言うと麻由お姉ちゃんは自ら胸元をはだけて、乳房を露にする。
「(これが、麻由お姉ちゃんのおっぱい……)」
大きくて、適度に張りがあって、乳首の大きさも丁度良くて、均整の取れた本当に美しい形をしている。
今までエッチな本や、DVDで見てきたこれ程の物は見たことがない。
「(って!そうじゃないだろ!)」
実の姉が弟にこんな事してくるなんて……
「大輝……昔はあなたにあんなに酷い事しちゃって本当にごめんね。だから、今更あなたの事が好きだって、言われてもすぐには信じてくれないかもしれない。でも今は本気なの。本当にあなたの事愛してるのよ。」
「麻由お姉ちゃん……」
あんなに酷い事って……
どう考えても、麻由お姉ちゃんは何も悪くない。
僕が無神経に麻由お姉ちゃんにベタベタくっ付いたり、変な事言って怒らせていたのだから、むしろ謝らなければいけないのはこっちの方だ。
第一、麻由お姉ちゃんに怒った事なんて一度もないし、実際に少しも恨んだ事もない。
麻由お姉ちゃんを嫌いになった事なんて一瞬だってないよ。
なのに、何で謝るの?
「あの……子供の頃の事だったら、謝らなければいけないのは僕の方だよ。本当にごめんね……許してくれなんて言わないけど本当に悪かったと思ってるから……」
「大輝……ありがとう。やっぱり優しいのね。」
「う、うん……だから……」
「だから、今度は大輝のして欲しい事何でもしてあげる。あの時のお返しにどんな事だってしてあげるよ。大輝は優しいからそう言ってくれるんだろうけど、私はその優しさに甘えたりしないから……」
えええええええ?何でそうなるの?
「大輝……愛してるわ……だから、私の事抱いて……あなたも私の事愛して……」
「麻由お姉ちゃん……」
どうしよう?
麻由お姉ちゃん本気みたいだぞ……
麻由お姉ちゃんの事は大好きだ。
それは生まれた時から今まですっと変らない。
子供の頃は好き過ぎて色々迷惑をかけてしまったぐらいだ。
だから、もう二度とあんな事して迷惑かけたりしないって固く誓った。
ちゃんと家族として姉弟として接していこうって……
でも形はどうあれ、麻由お姉ちゃんの事が好きな気持ちは昔と変らない。
でも、やっぱり実の姉弟で大切な家族でもあるし……
「(どうする……?)」
341 狂依存 7 sage 2010/10/14(木) 03:37:39 ID:Kuy5pp0N
そうだよな……
気持ちは本当に嬉しいけど、やっぱり姉弟で家族でそういう関係になるのはよくないよね。
だから……
「あ、あの……麻由お姉ちゃん……僕も麻由お姉ちゃんの事は大好きだよ……でもそれは、その、姉弟してというか家族としてというか……」
「………」
「だから、麻由お姉ちゃんの事、今では一人の女性としてとかそういう目では見れないんだ。だから……」
「ごめんなさい。」
「………」
言っちゃた……
やっぱり怒ってるかな……?
うう、これからちょっと気まずくなるかも……
「そう……」
麻由お姉ちゃん……
「姉弟だから、何なの?」
「え?」
何を言ってるんだ?
「私達は姉弟とか家族である前に、年頃の男と女よ。だから愛し合うことに何の問題もないはずよ。」
ええ!?
「いや、だから、それは……」
むにゅっ
「ほら、お姉ちゃんのおっぱいどう?柔らかくて気持ちいい?このおっぱい、大輝の好きにしていいのよ。ほらほら……」
むにむに
うっ!
麻由お姉ちゃんが僕の手を胸に押し付け、揉んでくる。
柔らかくて気持ちいい……
「ふふふ……もっと間近で見せてあげるね……」
「ちょっと、麻由お姉ちゃん……」
そう言うと体を倒して、僕の顔に胸をうずませる。
「う……」
麻由「どう?気持ちいい?ふふふ……しゃぶってもいいのよ……私のおっぱい好きなようにしていいから……」
うう……これは、ヤバイ……
このまま本当に、麻由お姉ちゃんと……
いやっ!駄目だ!
このまま、流されて関係を持ったら取り返しのつかない事になる気がする。
早く止めさせないと……
「麻由お姉ちゃん。もう、いいから。本当に止めて……」
「あら。本当は凄く気持ちいいんでしょ?だって……」
ずるっ……
「大輝のおちん○んはこんなに勃ってるじゃない……」
「そ、それは……!」
僕のズボンとパンツを下ろして、肉棒を露にする。
そりゃあ、あんな事されたら誰だって反応しちゃうよ……
「わかったでしょ?私達は男と女なの。姉のおっぱいでもこんなに興奮して欲情してるじゃない。姉弟だろうが何だろうが私達は愛し合えるのよ。」
「そ、それでも……」
はち切れそうな欲情を懸命に抑え、何とか耐える。
麻由お姉ちゃんの事は大好きだけど、今の麻由お姉ちゃんは何か変だ。
このまま流されたら大変な事になる……
「まだ素直になれないの?仕方ないわね……」
麻由お姉ちゃんは、スカートとショーツを脱ぎ、下半身を露にすると股間に肉棒を押し付けてきた。
「何を……」
「これで、気持ちよくしてあげるね。ん……」
「ちょっ……やめっ……!」
麻由お姉ちゃんは、肉棒を性器に押し付け、擦り始めた。
これって素股ってやつだよな……
「ん……んく……ふふ…どう?んっ……」
「どうって言われても……」
正直に言えば凄く気持ちいい。
肉棒が麻由お姉ちゃんの柔らかい肌と肉唇に擦れて、今までに経験したことの無い快楽に襲われる。
342 狂依存 8 sage 2010/10/14(木) 03:40:23 ID:Kuy5pp0N
「こんなにおちん○んビクビクさせて……気持ちいいんでしょ?お姉ちゃんのおま○こに入れたいんでしょ?」
入れたい。
でも、ダメだ。
それをやったら引き返せなくなる。
「ん……んふ……さあ、入れて下さいって言いなさい。それとも自分で入れる?好きなのを選んでいいわよ……」
「ダメだよ……早くどいて…」
襲い来る快楽をぐっとこらえて、拒否する。
そうしてる間にも麻由お姉ちゃんは太腿に肉棒を擦りつけ、肉棒にさらに刺激を与える。
「そう……ならこのままイキなさい。」
「ふんっ!……ん!んく……んっ……!」
麻由お姉ちゃんは肉棒を擦り付けるスピードを一気に速め、僕をイカせようとする。
姉がもたらす魔の快楽に、肉棒は一気に爆発寸前に陥る。
「んっ!んふ……ん…気持ちいい?入れて欲しい?ん……だったら私を押し倒して自分で入れなさい。私の気持ちはもう決まってる。後はあなたが決めるのよ。」
あくまでも最後の一線を超えるかは、僕自身に決めさせるという事か。
「早く、どいてよ……僕達は姉弟なんだから……」
理性を振り絞って拒否する。
ここで折れる訳にはいかない……
「んっ……んく……うんっ……ふふ……私も気持ちよくなってきたわ……ん…」
僕の言う事をまるで聞こえていないかのように無視し、あくまで素股を続けてくる。
どうしてそこまでして……
「ん……んふっ……んっ…さあ、出して……大輝の精液、お姉ちゃんにいっぱいかけてえ……」
もう肉棒は爆発寸前だ。
このままだとイっちゃう……
「んっ……うんっ……さあ、早く出しなさい……んっ……」
麻由お姉ちゃんはますます擦り付けるスピードを上げてイカせようとする。
クリトリスに肉棒が擦れ合う時の感触がとても気持ち良い……
「……ん、んく……ん、ほら……ほらっ!ん……ふふふ……」
「(う……出る……)」
どぴゅっっっ!どぴゅるるるっっっ!!!
遂に絶頂に達し、麻由お姉ちゃんの体に精液が思いっきりかけられる。
ああ……麻由お姉ちゃんを汚しちゃった……
「ん……ふふふ……これが大輝の精液なのね……ふふ……ん、んちゅっ……」
麻由お姉ちゃんは嬉しそうに体に付着した精液を眺め、指で拭い舐める。
こんな事して、そんなに嬉しいの?
「あの……ゴメンね…その、汚しちゃって……」
「ふふふ……本当に嬉しいわ……私で気持ちよくなってくれて。出来れば私のおま○この中で気持ちよくなてなって欲しかったけど……」
また、僕の言ったことを無視して……
どうして聞こえない振りをするの?
「もう、いいよね?早くどいてくれよ!」
そういうと、ようやく麻由お姉ちゃんは僕から離れた。
「大輝……どうして私があなたのおち○ちんを私の中に入れなかったのかわかる?」
「あの態勢なら入れようと思えばすぐ入れられたわ。でも大輝の意思を無視して入れたら只の強姦と変らない。だから、最後はあなたに決めて欲しかったのよ。」
「麻由お姉ちゃん……」
あくまで僕の意思を尊重するという事だろうか?
「それに……私の処女とファーストキスは大輝の意思で奪って欲しいの。キスは頬にはしたけど口にはしてないでしょ。」
そういえばそうだったな……
「だから、私の初めてのキスと処女を欲しかったら、いつでも奪いに来て。寝こみを襲ってくれても構わないわ。生理中でも遠慮なんかしなくていい。欲望の赴くままに私を犯して。楽しみに待っているから……」
麻由お姉ちゃん……
「それじゃあお休みなさい。ふふふ……」
バタン
…
……
最終更新:2010年10月24日 22:15