男たちの姉妹、中編

45 男たちの姉妹、中編(洋介編) sage 2008/06/30(月) 04:11:06 ID:sXIjaF8f
前スレ990の続き。
第九を口ずさみながら家に帰り、自室のドアを開けると、そこには莉奈姉が居た。何故か…全裸で。
俺は視線を鼻先に持って行く。「姉さん、何やってんの?よほどの暇人か?」裸についてはあえて問わない。
「ヨウちゃん、紗耶から聞いたよ、昨日の事。だからヨウちゃんもお姉ちゃんでオナニー見せて。」
…やっぱりな。そんな事だろうと思った。恥じらいとか無いんですかあなたは…?
慎吏の姉、紗耶とウチの莉奈姉は親友だ。どうしてシスコンの姉と潔癖症の二人がコンビ組んでるのか分からない。
そんな仲だから当然昨日の話も彼女から聞かされていても不思議ではない。
「ねえねえ早くぅ~。お姉ちゃんに掛けても良いんだよ?」馬鹿姉はEの胸を揺らし、しなを作った声で促す。
「さっさと服着ろ…上目遣い涙目しても駄目だ。」俺はそう言い放つと、回れ右をして居間に降りた。
母の前ではただのシスコン気味の心配症姉ちゃんに変貌するのだ。 


46 男たちの姉妹 (彰、潜入編) sage 2008/06/30(月) 04:54:15 ID:sXIjaF8f
長門彰視点…
日向は良いよな、美人で優しくて家庭的な姉さんが居て。
ウチの妹なんて、冷たいし言う事えげつないし…
「兄さん、さっさと降りて来なさい、夕飯です。一人でお楽しみの最中なら続けて下さい。」
俺が部屋のドアを開けようとした瞬間、“いつもの”セリフが吐かれた。
「もっとも、兄さんに体を許す女性なんて現れないでしょうけど。」
似たような発言が毎日ある為、俺の脳内自動スルー機能が発動する。
そして、食べている最中に、「兄さん、食事が終わり次第風呂に入って下さい。」なんて言われた。
「私もなるべく待ちたく無いので…まあ、ゆっくり湯に浸かっていて下さい。」
不可解な言葉を残し、瀬奈は台所へと消えていった。俺は風呂場に行った。
なるべく待ちたく無いのに長く風呂に入っていてくれ。
…矛盾した言葉に疑問を持った俺は十分で体を洗い、湯に浸からず出る。湯に浸かると二十分近くは出れなくなる。
俺はTシャツと黒いジャージズボンを身に付けると、静かに家の中を探る。気分はス○ークだ。
そして俺の部屋の前まで来た時、人の気配がしたので手鏡で中を窺ってみる。
ベッドの上のタオルケットの中に瀬奈らしき人型がいた。  

73 男たちの姉妹(彰、目撃編) sage 2008/06/30(月) 23:50:03 ID:sXIjaF8f
俺はドアの隙間から中を覗く事にした。あいつは何をやっているのだろうか?
その時、中から乱れた呼吸音が聞こえて来たので耳を澄まして聞いてみる事にした。
「ハッ…ハッ…アッ…兄さん…ハッ…ハァ…ハッ…」耳を離して、隙間から覗いた。
そこには普段の澄ました顔の妹の姿は無く、赤い顔で荒い呼吸をする“女”がそこに居た。
階段の時計を見ると、部屋の前に来てからまだ三分しか経っていなかった。時間がとても長く感じる。
七分位経った頃だろうか?「ハァハァ…アッ…アン」艶めかしくて大きな声と共に瀬奈が弓なりに反った。
その時タオルケットが腰から落ちて赤いパンツが見えた。しかし衝撃を受けたのはソコではなかった。
瀬奈の割れ目の所に当てられている物はなんだ…?そして手に持っている布製品はなんだ…?
よく見ると俺が作った回天一型のプラモが当てられていて左手には…俺の使用済みトランクスが握られている。
俺は、瀬奈が後始末を終えて二階から降りてくる所を見計らい、何事も無かったかの様に声を掛けた。
「風呂空いたぞ、おやすみ。」俺は内心ビクビクしていたが、悟られなかったようだ。
真夜中、目が覚めた俺は、妹を使って自分を慰めた。

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最終更新:2008年07月06日 18:03
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