胸は甘え

246 胸は甘え (1/5) ◆Hx2CWeG5HI sage 2009/05/30(土) 20:01:29 ID:77vrslOh
弟サイド―――

ただいま、お姉ちゃん。
学校から帰ってきたけど、家の中は静寂に包まれていた。
あれ、おかしいな。玄関にはお姉ちゃんの靴があるのに。
おねえちゃーん、いるのー?
……
…あ、廊下を走ってくる足音が聞こえる。
「はぁ、はぁ…ふぅ。お帰りなさい、弟君」
うん、ただいま。
「先にお風呂に入っててもらえるかな。まだご飯の準備にちょっと掛かりそうだから…ごめんね」
そんなに気にしなくていいよ。お姉ちゃんいつも家のこと全部してるし大変なのはわかってるから。
「ありがとうね、弟君…ふふ、いいこと教えてあげるわ。今日の晩御飯は弟君の大好きなものよ」
え、そうなんだ!楽しみだなぁ…
「楽しみにしておきなさいな。さ、荷物はお姉ちゃんが持ってってあげるから弟君は早くお風呂に行った行った!」
…はいはい、そう急かさないでよ。じゃああと頼むよ。
僕は浴室へと向かった。

浴槽の中でぼんやりと考える。
お姉ちゃん、いつも大変そうだよなぁ…
父さんは四六時中仕事でいないし、お母さんもいないから家のことは本当に何でもしている。
お母さんは僕を生んだときにそのまま帰らぬ人となってしまった。だから僕はお母さんのことをよく知らない。
だけど、もしお母さんが生きていたら…きっとお姉ちゃんみたいな、何でも出来る人なんだろうな…
…どうしてもお姉ちゃんにお母さんを求めちゃうな。
これじゃあ僕お姉ちゃんに甘えてばっかりで苦労しか掛けてないじゃないか。
もっと僕もお手伝いしなくちゃ。
…でも、お姉ちゃんあんまり手伝わせてくれないんだよな。
もっと強引にでも手伝うべきなんだろうか?
いや、それでお姉ちゃんに迷惑を掛けたら意味がないし…
ほんと、どうすればいいんだろう…
僕はそのまま思考が負のスパイラルへと迷い込んでしまい、結構な時間がたってしまった。
のぼせそうになった。


247 胸は甘え (2/5) ◆Hx2CWeG5HI sage 2009/05/30(土) 20:02:11 ID:77vrslOh
姉サイド―――

はぁはぁはぁはぁああああぁぁ!!!弟おとうとおとうとおおおおうううぅうぅああぁぁおおおおおう!!!
おとうときゅんの枕、たまらないよおおぉぉあぁぁぁぉん!!おとうときゅんのにおい、かほり、スメル、ベリィベェルィグウウゥゥッッドォォ!
ぬふぁぁ!!おとうときゅんのおけけ発見!!この形とにほひは…まさしく下!下のもの!!アンドゥアァァッフェアアァァァァォアアン!!!
うっひょおおおおおお!!神!!神降臨!!もっと神はおらんか!!!神狩りじゃ!!!ロンギヌスの槍もってこおおおいいい!!!
はあふぅふぅ……オウ!上の毛も発見!!もう、たまらん!!しんぼうたまらああああああぁああぁぁんぅ!!
食べちゃってもいいよね!?上と下、両方一緒にいいよね!?では、いっただっきむぁーすぅっ!
はむはむ…んむんむ…うむ、喉に絡む!たまらん!!おとうときゅんのものが喉に絡む!!むっほおおおおぉぉぉ!!
…むう、もう枕におけけがついてないぞ。
だが、このにおい…そおおおぉうぅれえええ!!おまたに挟んじゃうぞおおおおぉぉ!!
あああああああああああぁぁっぁあ!おとうときゅんのまくらが、あたまが食い込んでるうううううう!おまたいっちゃうのおおおおおお!
…はぁ、はぁ、ふぅ。どれ、ゴミ箱を見てみますか!ふんふん…この匂い、もしや、アレですか!!男の子のおてぃんてぃんから発射されるアレですか!?
き、き、き キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァ!おとーときゅんのせーしつきてぃしゅーゲットだぜええええええぇえ!!
これは保存用!?予備用!?…いぃやぁ、実用だああぁぁ♪おねえちゃんの秘密アイテムといっしょにつかっちゃうぜえええええぇぇぇ!!?
まずはぁ懐で温めておいた自作弟×姉同人誌いいいぃ!つぎにぃ!おとうときゅんのトイレ盗撮写真集ううぅ!!
いやあああああああああああぁあああぁんぅ!おとうときゅんのおちんちんでてるうううううぅああ!
しょうがくせええぇのときのおちんちん、ちいさくてかわいいいよおおおおぉお!!
ちゅうがくせいになってしたにおけけがはえてきたねええええ!!!
いやあああああぁあぁ!!おとうときゅんにつらぬかれてるうううう!!無理やりされてりゅうううぉあぅうわあぁあああぁあぁ!!
せーしの、おとーときゅんのメンズな香りがするよおおおおおおおあああああぉおおあ!!!
ひぎいいいいいいい!らめえええええええええぇっぇえ!!

「ただいま、お姉ちゃん」
ぬ、おとうときゅんが帰ってきたか。私の秘密アイテムはまだ二つしか使っていないというのに。私の秘密アイテムは百八式まであるぞ。
…いかん。おとうときゅんの部屋は私の愛という名のおつゆやら毛髪やらなにやらでギッタギタのめっためたになっている。
仕方ない、お風呂に直行してもらおうか。そんなこともあろうかとお湯もちゃんと張ってあるし。
私は乱れた服と自慢の長髪を軽く整え、おとうときゅんが待っているであろう玄関へと走っていった。


248 胸は甘え (3/5) ◆Hx2CWeG5HI sage 2009/05/30(土) 20:02:51 ID:77vrslOh
弟サイド―――
熱い…ぼんやりする。
お風呂から出た僕はふらふら歩きながらリビングへと向かった。
リビングでは既にお姉ちゃんがソファで寛ぎながら待っていた。
「思ったよりも遅かったわね…もう準備も後始末も出来ているわよ」
えへへ、ちょっとお風呂でぼーっとしてたらのぼせちゃて。
あ…今日の晩御飯はカレーか。なるほど、確かに僕の大好物だ。
テーブルの上にはカレーがほかほかと湯気を出し、美味しそうな匂いを撒き散らしている。
お姉ちゃんの作るカレーを食べると他のところでカレーを食べられなくなっちゃうよ。ほんと、それぐらい美味しいよ。
何か工夫でもしてるの?
「ふふ、それは隠し味に…いや、隠しきれないほどお姉ちゃんの愛情が一杯入っているからよ」
はは、なんだよそれは。
まあそれが本当なら確かに他のとこのカレーじゃ真似できないような味になるね。
それじゃいただきます。
僕たちはソファに肩を並べカレーを食べた。


姉サイド―――

ああぁぁぁぁぁぁ!!!
食べてる!!たべてる!!たべてるよぉ~~~!!
お姉ちゃんのアソコの毛を細かく刻んだものやえっちなおつゆやえっちじゃないけどえっちにもつかえるおつゆとかしあわせになれるおくすりとか…
とにかくお姉ちゃんの愛が一杯詰まったカレーライスともはや呼んでいいのかどうかも怪しい私の分身ともいえる手料理をおとうときゅんがたべてるよ~!!
も~~だめっ!!いく!!いっちゃう!!!それだけで御飯三杯いけちゃうよ!!!
どう!?おとうときゅん!!お姉ちゃんの愛はおいしいかい!?なんならお姉ちゃん自身も食べたっていいんだよ!!どう、いく!?駆けつけ三杯!!!
あれ…弟キュンが私を見て、る…?私にカレー食べないのって聞いてる…?
ひぎゃ あ ああ ぁぁぁ!!しまったぁぁぁぁ!!!私の分のカレーにおとうとキュンのおけけやせーしやおつゆをいれておくのをわすれちゃったよ~~~!?
らめぇぇ~~~!!おねえちゃんだけおとうとキュンを食べないなんて!?
まさしく男女共同参画社会に一石を投じる反逆行為よぉ!!
ひぎゃあぁぁあ!!あ あ ぁ ああああぁぁぁぁ!!!
…ハァハァ……ウッ…フゥ。
ま、その分夜に食べちゃえばいいか。
それよりも今はトリップしちゃった私を怪訝そうな―やめてよ、感じちゃうじゃないの―おとうときゅんになんて言えばいいのかしら。
私おとうときゅんの前では優しく賢いお姉ちゃん演じてるから、間違ってもおとうときゅんが私を食べているのを見て発情していました、なんて言えないよね。
いや、実際に言ったらどんな反応を返してくれるか気になるけど。


249 胸は甘え (4/5) ◆Hx2CWeG5HI sage 2009/05/30(土) 20:03:22 ID:77vrslOh
弟サイド―――

姉さんは器用な人だ。
家のことは何でもこなすし、学校での成績も凄くいい。
お姉ちゃんは家の外では完璧超人なんて思われているかもしれない。
だけど、やっぱり完璧な人間なんていないと思うんだ。人間には誰だって得手不得手がように。
僕の隣で目の前のカレーをただひたすら恍惚の表情で眺めよだれをたらしているお姉ちゃんにだってできないことは…
ん?
…また、か。
そう。お姉ちゃんは家にいるときはすっごく人間的にNGっぽそうな表情でたたずんでいるときがある。
しかも、よく。しょちゅう。というか僕が隣にいるとほぼ常時。さすがに外ではあんまりしないけど。あんまり、ね…
とにかく、こういうお姉ちゃんを見るとお姉ちゃんもやっぱり人間だなぁと安心する。あんまりして欲しくないけど。
とりあえず。
お姉ちゃん、食べないの。カレー冷めるよ。
「………ハァハァ……ウッ!…フゥ」
………
「…あれ、どうしたのかな弟君?ぼんやりしてるとカレー冷めちゃうよ?」
…無かったことにするんですか。まあいいですけど。いつものことですし。
その後、なんの滞りもなく―さっきみたいなキモイ表情をすることが何度かあったが、それを滞りといっていたら話が進まない―僕たちは食事を終えた。

……眠い。
お姉ちゃんと一緒に後片付けをした後、一緒にテレビを見ていたがどうにも…ぼんやりする。
まさか、お風呂でのぼせちゃったのがぶり返してきて…そんなわけないか。
「ん?…ウヒヒ、弟君どうかしたの?」
なんかぼんやりして…眠い。
「ええぇぇ!?そいつぁいけねぇ!さ、早くおねむになろうか!!ウヒョー!」
…なんか口調おかしくない?
「ハッ…気のせいよ。さ、お姉ちゃんが弟君のお部屋まで連れて行ってあげるわ…ヒッヒッフー!…フゥ」
さっきから所々変な半角文字があるけどスルーしたほうがいいよね…
僕はお姉ちゃんにお姫様抱っこされ、自分の部屋まで連れて行かれた。

ベットにふんわり寝かせられた。
お姉ちゃんはそのままタオルケットに手を掛け僕にかけ…なかった。
お姉ちゃんが覆いかぶさってきた。
なんでさ。
「もちろん、弟君を暖めるためよぉ…タマンネェ」
そのままぎゅーっと抱きつかれる。あの、小さい胸が顔に当たってるんですけど。
それに、その、なんか…変な気分になっちゃうから、やめてよ。
「小さい…」
お姉ちゃん?
「じゃあ、弟君に大きくしてもらわないとね…キター!」
お姉ちゃんは僕に跨ったまま上着を脱ぎだした。
…なにをする気なの?
「弟君、おっぱいいじっってもらいます。弟君に触られると興奮して女性ホルモンダバダバでてきて結果大きくなります……カモーン!」
凄い理論だね…
「だから…ね?ハヤクシロヨ」
お姉ちゃんは僕の隣に寝っ転がった。


250 胸は甘え (5/6) ◆Hx2CWeG5HI sage 2009/05/30(土) 20:05:00 ID:77vrslOh
それじゃあ、触るね?
僕はゆっくりとお姉ちゃんのおっぱいへと手を這わせた。
ん…ちっちゃいけど柔らかいな。ぷにぷにだ。
なんだか揉んでるだけで興奮してくるな…
「ふぅ…はぁ、んぅ!ひぁ…あ、ひうっ!」
お姉ちゃん…その、おっぱい揉むの気持ちいいの?
「ひっ…ぅ、それは、おとうとくんだからだよ…それよりもおとうとくんもこーふん、してきたんじゃないの……」
うん…さっきから身体が熱くって、すっごくどきどきする…
「ふふふ…キイテルネ…ね、おとうとくん。おっぱい、吸いたいんだった吸ってもいいよ?」
え…そんな…そんなこと、したらだめだよ。
分かってるけど口から否定の言葉が出てこない…
「お姉ちゃん知ってるよ。弟君、お母さんがいなくてさみしがってるの…だから、ね?今はお母さんに甘えるみたいに好きなだけおっぱいいじっていいよ」
お姉ちゃん…僕…
僕はお姉ちゃんの胸に欲望をむき出しにしてむしゃぶりついた。
「あん!ふふ…そんなにあわてなくてもいいんだよ…」
ゆっくりと乳首に舌を這わせ、まだやわらかいそれを味わう。
舌の上で桜色の突起をころころ弄る。
お姉ちゃんの気持ち良さそうな嬌声が頭の上から聞こえる。
僕、お姉ちゃんを気持ちよくさせてるんだ…じゃあ、もっと頑張ってみようかな…
唇をすぼめ、乳首を吸い上げる。チュウチュウ吸う音が耳に響く。
ん…さすがにお母さんじゃないからおっぱいでないよね…
でも、なんかお母さんに抱かれてるような安心感があるなぁ。
「はあ、んっひあああぁ!だめ、そんなおっぱい、でないよ…ひうっ!」
ちょっと強すぎたかな。
欲望のまま力任せに吸うのをやめ、ちゃぷっちゃぷっと乳首を舌で舐め唇で甘噛みするような感じでお姉ちゃんの胸を口で弄る。
さっきより乳首がかたく、とがってきたな…
ふわっと温かいなにかが僕の頭を撫でるような感覚がした。
…お姉ちゃんが頭を撫でているみたいだ。
そのまま髪の毛を優しく掻き揚げていく…
この感じ、なんだろう…
すごくほっとする。
口に乳首を含んだままお姉ちゃんの顔を見ると、すっごく優しそうな顔をしていた。
「ふぅ、ふぅ…んぅ、どうしたの弟君?」
…本当にお母さんに抱かれているような感じがして。
「ふふ、可愛いなぁ弟君…いったでしょ。お母さんに甘えるみたいにしていいって」
うん…

…お姉ちゃん。
あのね。僕さっきまで、その、お姉ちゃんのおっぱい吸って、すっごく興奮してたんだ。もっとえっちなことしたいなって思ってたんだ。
でもね、なんていうか…段々、その、お日様に包まれているようなあったかい感じがしてきて…気持ちよくって…ほんわかして、眠くなってきて…
「……」
その……寝るまでおっぱい吸っててもいいかな?
頭を掻き揚げる手の動きが止まった。
不意に強く抱き寄せられる。
「…弟君あなたは中学生になったわ。だけど、あなたはまだ知らないわ。お母さんというものを」
お姉ちゃんの胸の鼓動が聞こえる…
「それは寂しいことかもしれないわ。でもね、その分お姉ちゃんが一杯愛してあげるから。寂しさなんて感じさせないから。だから…安心して眠りなさい」
お姉ちゃん…
僕はお姉ちゃんの胸に包まれながら意識をゆっくりと手放した。
からだが、こころがぽかぽかする。


251 胸は甘え (6/6) ◆Hx2CWeG5HI sage 2009/05/30(土) 20:05:24 ID:77vrslOh
姉サイド―――

…薬の効果は抜群ね。
カレーには媚薬ではなく―初めては薬なんかに頼るんじゃなくて弟君の意思でして欲しい―緊張を和らげる精神安定剤を入れた。
副作用はほとんどなく、あっても眠くなる程度という安全性にはお墨付きの物だ。そのかわり、効果も気休めだけど。
結果は見ての通り。
弟君は素直になってくれた。
弟君は私の腕の中で気持ち良さそうに眠っている。
…弟君はまだまだお母さんが恋しいお年頃ですか。
今はまだお母さんを私に求めてもいいよ。
でも…いつかは私に女を求めてね。
そのときを待ってるよ。
ずっと。
弟君の額にそっと唇をあわせ、ゆっくりと瞼を閉じた。
きっと今日はいい夢をみられるに違いない。

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最終更新:2009年05月31日 23:08
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