狂もうと 第3話

232 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/05(土) 02:07:10 ID:xx+3CO67
俺の妹……由奈は少し頭がおかしい…。
頭がおかしいと言っても、別に脳に異常があるとかそう言うことではない。
俺への執着心が人一倍強いのだ。

妹から電話がくれば十秒以内にでなくてはならない…食事は常に一緒。テレビを見るときは絶対に妹と一緒じゃないと許されない。
外出も妹がいないと基本的には無理。

言い出したらきりがないぐらい制限があるのだ。
先ほどの匂いチェックの意味も解らない…妹に鼻を押し当てられ体臭の匂いを嗅がれるなんて最悪の一言。

鼻を舐められるなんて…。

「ふふ、お兄ちゃ~ん♪」
先ほどリビングから出ていった妹が戻ってきた…。
油断していたので妹の声に跳び跳ねてしまった。

扉から少しだけ顔を出した由奈の顔は満面の笑み…よからぬ事を考えている時の顔だ。


「私と一緒に……トイレに行こっか?」




――トイレ?


233 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/05(土) 02:08:43 ID:xx+3CO67

――「そう、トイレ。」
不安そうに呟くお兄ちゃん。
私がなにか意地悪をすると思っているのだろう…。ただ、私はお兄ちゃんを綺麗にしてあげようと思ってるだけなのに…。

「な、なんでトイレなんか…」

「理由はトイレに行ったら教えてあげるから。」

「いや、でも…」
オドオドするだけでソファーから立ち上がろうとまったくしない…。
珍しく強情なお兄ちゃんをどこか嬉しく思う。いつも私の顔色を伺っているので最近罪悪感に苛まれていたのだ。
今こうやって私の言葉に否定的なのも、まだ生きてる証拠。
私はお兄ちゃんと意思の通じ合える家族になりたいのだ。
誰にも邪魔されない…私とお兄ちゃんの世界があったらどんなに嬉しいか。
そんな世界は夢の世界だと言うことは解っている…だからこそ、この汚れた世界でお兄ちゃんを守ることが私の使命だと思っている。

「お兄ちゃん、別に変な事をするんじゃないわよ?」

「?」

「トイレに変な虫がいるのよ…虫苦手だからお兄ちゃんなんとかして。」
大嘘だか純粋なお兄ちゃんは多分引っ掛かるだろう…。

「あっ…あぁ、分かったよ。」
案の定ソファーから立ち上がると、私の横を通り抜けトイレへと向かった。


234 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/05(土) 02:09:27 ID:xx+3CO67

お兄ちゃんの後を小走りで追いかける。

平常心を装っていたが、多分今の私の顔を見たらお兄ちゃんでも流石にバレるかも知れない…。
鏡を見なくても分かる、私はお兄ちゃんの背中姿に欲情していた。

「どこにいるんだよ…?」
お兄ちゃんがトイレの扉を開けて中を覗く。
いない虫を一生懸命に探しているお兄ちゃんを見ると、子供の頃にしたイタズラのような感覚に陥る。

「ほら、端にいるじゃない…。お兄ちゃん男なんだから中に入って叩けばいいじゃない。」

「あ、あぁ。分かってるよ。」
動揺したように声をあげる。
今の動揺は私に話しかけられた事にではなく、どんな虫か分からないのに入るのか?と言う意味だろう。

「もう、めんどくさいなぁ~。ほらっ!」

「ちょっ!!」
慌てるお兄ちゃんをトイレに押し込み、すかさず中から鍵を掛ける。

「な、なぁ…」

「ん?なぁに?」

「虫捕まえるのになんで扉を閉めるの?」

「外に逃げて私の部屋に行ったらヤダもん。」

「じゃ、じゃあ。なんでお前も一緒にトイレに入ってくるんだ。」
お兄ちゃんの癖に中々鋭いな…。

「一人じゃ怖いからよ…それと、用事を思い出したの…」

「用事…?」


235 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/05(土) 02:10:01 ID:xx+3CO67

不思議そうな顔で見つめてくるお兄ちゃんの耳に口を近づけて、呟く。





――ファミレスで食べた物――捨てよっか?

後ろから右手を首に回し、ヘッドロックの様にしがみつく…。

「なっ、なんだよ!?放せって!こんな狭い場所で危ないだろ!」
お兄ちゃんは意味が解らず、ただ暴れるだけ。

「危なくないよ?ただ、ちょっと苦しいかもしれないけど我慢してね?お兄ちゃんの為だから…。」

「はぁ?何いってッ!?…ぐっ!…おッ…おぁぇ…やめッ…ッ!!!」
お兄ちゃんの肩に回していた腕を口に持っていくと、徐に中指と人差し指を口の中に強引に滑り込ました。
苦しそうに私の服を鷲掴みにし、私の腕から逃れようと暴れまくる。
だけど私は逃がさない…。
頑丈にお兄ちゃんの首をロックしているのでこの狭いトイレの中では逃げたくても後ろに逃げれないのだ。

「はぁ、はぁ…ほら…お兄ちゃん出して…ね?だしてっ!」
お兄ちゃんの顔を便器の上に持っていくと、お兄ちゃんの舌を指で強く刺激する。

「やめッ!!あッ…やっ…あおえぇぇっ!!」
何度も何度も…オナニ―するように私の中指と人差し指を舌に擦り付ける…。


236 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/05(土) 02:10:31 ID:xx+3CO67

「はぁ、はぁっ…お兄ちゃん舌…はぁ…ざらざらしてる…ふ、ふふふ。」
もうダメ…我慢できない…。
私の服を掴んでいるお兄ちゃんの腕を空いている私の左手で掴み、徐にスカートの中に押し込んだ。

「――ッ!――ッ!―」

お兄ちゃんは息をすることに精一杯で気づいていない…。
お兄ちゃんの指を掴み、パンツの中へと忍ばせる。

「あ、あぁっ!…お兄ちゃっ…!」
お兄ちゃんの指が私の陰部を撫で回す。

無論その間もお兄ちゃんの喉を犯す事を忘れない。

「あぁあッ、ぁぁああっ!はぁ、はぁ…んッ!…ふぅううぅぅ~。」
小さく軽くイッた所で陰部を撫で回すお兄ちゃんの指を止める。


「はぁっ、はぁ…お兄ちゃん出た…?」

「もぁがっ、がぁぁがッ!」
私がお兄ちゃんの口の中に指を入れているので何を言ってるのか意味が解らない。

仕方なく便器の中を覗き込む…吐いてはいるが、まだ少ない気がする…。

「もう少しだね…ほらっ頑張って!」
そう言うとまたお兄ちゃんの舌を指で犯す。

「やっ!?なっ、――ッ――!」

お兄ちゃんには悪いが私の料理をちゃんと味わって貰いたいからの行動なのだ。

「ふぅ~…ふふふ…」


237 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/05(土) 02:10:56 ID:xx+3CO67

私のスカートからお兄ちゃんの指を出す。私の愛液でベトベトになっている。

「ちゅっ…はぁぁむぅっ!…ちゃっ…ちゅぅぅ…っん…お兄ちゃん。」
その愛液でベトベトになった指を丹念に舐める…。別に綺麗にしてる訳ではない…。
綺麗に舐め終えると、もう一度スカートの中に滑り込ませた。


「あぁぁっ!お兄ちゃッん!」
今度お兄ちゃんの指を膣内へと強引に押し込んだ。

唾液で濡らさなくても簡単に入ってしまった…それだけ愛液で濡れていたのだろう。

――ぬちゅっ、ぬちゃっ、ぬちゅっ、ちゃっ――

っと、いやらしい音が小さなトイレの中で響き渡る。

「お兄ちゃん!はぁ~ああ!あんッ、あっ!気持ちいッ!」
今私はお兄ちゃんの指でしているのだ。
普段のなんかより数倍気持ちいい…。

「ああぁっ!?ふっ…うッん…あん、んんっあああぁっ!兄ちゃんッダメっ、!!」
イク寸前に奥深くお兄ちゃんの指を膣内に強引に押し込むと、頭から電気が流れたように私の体を痺れさせた。

「ふぅううう~っ!…うふぅぅぅ…」
倒れ込まないようにお兄ちゃんの肩を噛んで後ろから強く抱きしめる。


238 名無しさん@ピンキー sage New! 2009/09/05(土) 02:11:32 ID:xx+3CO67


「ごほっ!ごほっ!」
いつの間にか私の指はお兄ちゃんの口の中から抜けていた。
咳き込むお兄ちゃんの後ろから便器の中を覗き込む…先ほどよりは胃の中の物を綺麗にしているようだ。

「はぁっ、はぁっ、ふぅ……あんっ…ふぅぅぅぅ…」
膣内に入っていたお兄ちゃんの指をゆっくりと引き抜く。
お兄ちゃんの指が中から出ていく時、名残惜しいのか無意識にもう一度お兄ちゃんの手で陰部を撫でてしまった。

「…いっぱい出たね…汗すごいよ?もう一度お風呂に入って来たら?」

「…」
私の言葉に一切返事をせずトイレから出ていってしまった。
少しやり過ぎたかと思ったけど。まぁ、お兄ちゃんなら許してくれるはずだ…。

「…」
お兄ちゃんの口の中に入っていた指を眺める…お兄ちゃんの唾液や胃液でベトベト…。

「ふふふっ……あ~んっ!」
お兄ちゃんの唾液と胃液を舐めとる…。

「はぁぁ~…おにいちゃあん……気持ちいい…もっと…お兄ちゃ――」

次の日、疲れきった私はトイレの中で朝を迎えた。


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最終更新:2009年10月05日 21:11
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