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 7大貴族

http://werewolves.secret.jp/uploader/src/up0015.png

http://werewolves.secret.jp/uploader/src/up0018.png(ストールン・ランド地図)

地図に間違いがあります。
○ロガーヴィア家→コーラル征服王の子孫
×ロドフカ家→コーラル征服王の子孫
 
ブレヴォイには、かつてブレヴォイがイシアとロストランドという2つの地方だった時分から、
その地域を支配している豪族がいた。
コーラル王に征服されたことにより、彼らは今や7大門閥としてこの国を支配している。
(うち1つはコーラル王の血脈であるロガーヴィア家なので、地方豪族出身は6家である)
 
"巷間よく知られたることに、ウーゼン・ロガーヴィア陛下およびその後継者、血族すべてが失踪を遂げて以来、
 7か月がたたんとしているところである。もはやこの地にコーラル征服王の真実正当なるお血筋の世継ぎはおらぬ。
 我が国ブレヴォイのため、国民に以下の通り布告する。

 叡智ある正当な竜鱗の玉座の宰相たるノレスキ・サートヴァ卿に、
 ニコス・サートヴァとコーラル征服王の王女たるミュルナ・ロガーヴィア姫の末裔(すえ)たる血筋によって、
 コーラル王の名においてブレヴォイ全土の国王、イシアの君主、ロストランド大公、ニュー・スティーヴン領主、
 レストヴ自由都市の統治者、そして霧とヴェールの湖の守護者の称号を与える。
 ノレスキ・サートヴァ卿の子孫はこれらの称号を成人とともに世襲するものである。
 
 アブサロム歴4699年ゾン=クーソンの月21日"
 
 -ノレスキ陛下、ご登極の公告文
 
 
 

・ガレス家

ゴルーシュキン山脈を所領とする一族。
主な都市はグレイヘイヴン。
鉱山の採掘と鉱石・金属の貿易を行っている。
ゴルーシュキン山脈にはドワーフの集落があり、ガレス家とは同盟関係にある。
ガレス家の当主ホーラン・ガレス卿は、侍者としてゴルーシュキンドワーフの総領息子である、
トヴァル・ゴルカを従えている。(一部ではそれを人質だという声もあった)
ロドフカ王家が謎の失踪を遂げた冬以来、グレイヘイヴンではゴルーシュキン山脈のドワーフ達と、
連絡が取れない状態になっている。
ガレス家の後継者であるブレンが山の中で行方不明になってしまっているため、
当主のホーラン・ガレス卿は自らの後継者にトヴァルを指名している。
ガレス家の紋章は、夜闇を背景とし、雪に覆われた山頂に銀の三日月、そして山頂の背後に黒いハンマーが
右上から左下に描かれている。
 

・レベダ家

レイカル湖のレベダ家は最もロストランド気風が強く、タルドールの洗練された文化を受け継ぎ、
優れたものをよく評価する。
レイカル湖の船上交通を通じて、ブレヴォイ南部と北部との交易を支配している。
サローナ・レベダ卿が夫の死後、長男のランダーにかわって摂政として一門を統治している。
(訳注:ブレヴォイでは15歳の冬をもって成人とみなす)
ランダーの姉のエランナはほとんどの時間を首都ニュー・スティーヴンの別宅で過ごしており、
ノフレスキ・サートヴァ王に嫁ぐのではないかという噂がある。
当然ながら、ナターラ・サートヴァはこの可憐な令嬢を激しく憎んでいる。
(ナターラはノフレスキの姉であり、まるで王妃のごとく宮廷を支配し、弟に影響を及ぼしている)
レベダ家の家紋は青地に穏やかに泳ぐ白鳥が縫い取られており、地平線の上に燦然と太陽が輝いている。
一般に昇りゆく太陽を家運の象徴とし、家の繁栄を願うものであるのに対して、
このレベダ家の太陽はまさにこの瞬間、天頂に達しようとしている。
 

・ロドフカ家

サートヴァ家が徐々に足場をブレヴォイの政治や陸地に移していったのに対して、
ロドフカ家はいまだ湖上貿易を足場として強い影響力を持っている。
彼らは幼年期を霧とヴェールの湖に停泊する船で過ごし、
湖岸の土地と湖上貿易を支配している。
ロドフカ家はブレヴォイ北端に位置し、領土は比較的狭く、
土地は農耕に適さないが、湖に生息する蟹や魚などの漁業と貿易権によって
彼らは生計を立てている。
当主のコゼック・ロドフカ卿は実のところ、湖を心から愛する、狡猾な古きよき海賊であり、
彼の一門、家族、領民にとって正しい当主でありたいと思っている。
ロドフカ家の家紋は黒地に灰色の線が中央に描かれており、
緑の甲羅をもった蟹が青い湖から灰色の陸地へ這い上がろうとしているものである。
 

・メドヴィード家

最東端のメドヴィード家は、アイス・ライム山脈とグロンジ森林地帯に囲まれた領地を
領土であると主張しており、山脈低地に位置するストーンクライム要塞から領地を支配している。
彼らは山羊や羊の酪農やグロンジ森林での狩猟、そして領地の端に、
農耕に適した土地があると、それを耕している。
メドヴィード家とその領民たちはさまざまな形で古きやり方によって自然信仰をしている。
孤立した森林や山脈には【古なる死の瞳】に捧げられた神殿があり、
アバダールやゴルームの寺院よりも一般的である。
(噂によればこの神格は魔物の母たる死の女神ラマシュトウそのものであるという)
当主のグレフ・メドヴィード卿は狩猟と乗馬を愛し、部下を手厚く扱い、妻子を溺愛している。
メドヴィード家の家紋は赤地に立ち上がる黒い熊と、熊の頭上に散らばる黒い鹿の角である。
 

・オルロフスキー家

ヴェシュカ山脈から鷹の目のごとく俯瞰することで、
オルロフスキー家はブレヴォイの喧騒の種がどこにあるのかをよく知っている。
地図上の意味(高地にあるので各国を睥睨できる)と象徴的な意味の両方において。
不運なことに、ロガーヴィア家の強力な援軍としてコーラル王の征服を手助けした経緯があるため、
現在の情勢におけるオルロフスキー家の立場はかんばしくない。
オルロフスキー家は、ノフレスキ・サートヴァを真なるブレヴォイの王であるウーゼン王か、
ロガーヴィア正統の跡取りの不在に伴う単なる摂政としてしか見なしていない。
しかし時間がたつにつれ、ノフレスキ・サートヴァの地位は確固たるものになっているのである。
当主のポール・オルロフスキー卿は彼の部下にいる強硬論者と日和見主義者にノフレスキへの恭順を
宣告するか、あるいは彼自身か彼がふさわしいと考える別の人物を竜鱗の玉座の継承者と主張して
戦争を仕掛けるかの2択を迫られている。
オルロフスキー家、ガレス家、メドヴィード家の連合は国を分断し、
サートヴァ軍がポート・アイスとニュー・スティーヴン間を進軍することを妨害できるだろうが、
そのような密約は慎重に行われなければならない。
オルロフスキー家の家紋は金地に黒の鷹であり、羽ばたく翼のまき散らす羽根が地面に点在している。
 

・ロガーヴィア家

新たな統治体制に適合するため、また、自らの保身のため、
当時のサートヴァ家当主ニコス・サートヴァはコーラル王の娘のミュルナを娶り、
征服王の血筋に入り込む謀略をたてた。
炎の谷(訳柱:旧ロストランドのソードロード達が砦に籠城し、抵抗した。ブレヴォイ建国時の最後の戦争)
におけるコーラル王の最終的な勝利ののち、ロガーヴィア家がブレヴォイを統治していた。
……彼らが最近、謎の失踪を遂げるまでは。
ロガーヴィア家はニュースティーヴンにルビー・フォートレス宮と呼ばれる本拠地を構え、
ウーゼン・ロガーヴィアが竜鱗の玉座に4699年まで即位していたが、
一夜にして一族全員が謎の消失をとげた。
ロガーヴィア家は無慈悲なる支配者としてよく知られており、
いかなる手段を用いてでもブレヴォイの土地を征服王の名のもとに一つの国としてまとめあげようとしていた。
彼らの失踪は国民にとってそこまで哀しまれてはいないが、彼らがもたらしていた
国土の均衡が失われようとしていることは国民にとって不幸な出来事である。
忠誠心を持つものたちはロガーヴィア家の消失についての調査を行っているが、
ロガーヴィア家はすぐには、あるいはもはや帰還しないであろうということが時とともにはっきりしてきている。
ロガーヴィア家の家紋は、白と金に2分された背景に双頭の赤き竜である。
1つの頭は炎を吐き、2つめの頭は抜き身の剣をくわえている。
この家紋は初代コーラル王の伝説的な征服を象徴している。
 

・サートヴァ家

ブレヴォイにおいて最も強い影響力を持つサートヴァ家は、コーラル王がやってくる
数百年も前からイシアに根を張る古き名門である。
サートヴァ家の勃興期は不名誉なことに海賊であり、略奪者であった。
彼らは征服王が到来したときに土地と称号を与えてくれるよう求めたのである。
彼らの防衛拠点はポート・アイスと呼ばれ、何世代もの間、サートヴァ家の権力が集中する居住区となった。
ニコス・サートヴァのコーラル王との同盟関係(訳柱:ミュルナ・ロガーヴィア王女との婚姻)は彼がサートヴァ家の一門を支配する建前となり、
そして、ロガーヴィア家の失踪後すぐにサートヴァ家が権力を握る良い口実になった。
サートヴァ家はウーゼン王の不在中に"宰相"を名乗り、事実上の玉座についた。
ノレスキ・サートヴァ王は竜鱗の玉座に座っているが、一方、彼の姉ナターラ・サートヴァが、
弟が未婚であるのをいいことに非公式の王妃として君臨している。
噂では、ナターラは彼女の役割(と己の弟への影響力)を非常に楽しんでおり、
義理の妹を持つことなど考えていないという。
しかしながら、ノレスキ王は花嫁を迎えて直系の世継ぎを作り、自らの王朝をつなぐプレッシャーがあるだろう。
サートヴァ家の紋章は下半分が青地、上半分が黒地となっており、灰色の船が海を乗り越えている。
そして、黒地の夜空にはちりばめられた銀の星々と共に盾が輝いている。
 

・アルドーリのソードロード

 河川諸王国とイシアの蛮族は開拓初期からロストランドのタルドール人植民地の端に近接していた。
名声高きジリアン一世の決闘の腕前は、ある蛮族の首長たちの注意をひき、そして彼はこの男爵(ジリアン一世)に、蛮族の首長としての財産の半分を賭けて決闘を挑んだ。
ジリアン一世は決闘を受けてたち、そして敗北した。
ジリアンは敗北の代償を支払うと、姿をくらませた。
多くのものは、ジリアンが己を恥じるあまり他人の前にもはや顔を出せないのだと推測した。
しかしジリアンはアルドーリ男爵として数年後に舞い戻り、公式の場で再戦を行い、今度はかつての強敵をものの数秒で打ち負かし、ロストランドでの支配を確立した。
そして、アルドーリ男爵は己の首に賞金をかけた。
だれでも剣での決闘で自分を負かした者に100,000枚の金貨を与えると。
数千人の者がこの挑発に乗ってロストランドに押し寄せ、"ソード・バロン"ジリアン・アルドーリは彼ら全てを打ち負かした。
彼はアルドーリ流剣術を創始し、アルドーリ流のソード・ロードたちは数世紀にわたりロストランドに強い影響力を持っていた。(訳注:植民団が君主制であった等の記述や本国との関連の描写はない。「アルドーリ男爵」がタルドール本国における爵位授与を意味するのか、自ら名乗ったのか、Baron自体が単に有力者を示す婉曲表現か不明である。実態はロストランド地方全体の開拓民を優れた剣士たちが蛮族から守り、尊敬を集めて自治していたと推定される)
政治体制の変化により、多くのソード・ロード達がブレヴォイから他国(たとえば河川諸王国のマイヴォンなど)へ亡命した。
また、ある者たちは"剣を売った"、つまり、日々の糧と安寧を得るためにアルドーリ流の魂を売り渡した(訳注:原文は"prostituting the arts of the Aldori School"、prostituteはラテン語由来の動詞で、原意は売春。ただし、比喩表現として金銭と引き替えに不名誉な行いに手を染めることをも指す。この場合のartsは当然、武術の意味である。敗北後、コーラル王に仕えたことを差す婉曲表現か)
そして残りの者たちはレストヴ自由都市付近に定住した。
 
 
【訳注】
簡単にまとめるとブレヴォイは元々、南方のタルドール(かなり文化的な国)からの移民と蛮族、海賊、
地方の有力者などが領土内で各々勝手に暴れたり、それなりに統治していたり、あるいは貿易をやってたりしたんですね。
これらの地域を武力で併合したのがコーラル征服王でありまして、
海賊集団をまとめあげ、地方有力者を取り込み、植民団をレッドドラゴンのブレスで蹴散らして建国したのがブレヴォイという国。
つまり、元々、民族も立場も全然違う人達が一つの国としてまとまっていたのも、
このコーラル征服王の偉業あってのことだったわけですが、
その王家がある日、一族郎党軒並み謎の失踪をとげ、海賊からの成り上がり貴族が勝手に新しい王朝を開いたので、
それが気に入らない旧王朝派(オルロフスキー家)もいれば、元もと、
無理矢理征服されたロストランドの過激派(アルドーリ流の剣士たち)も内乱の機をうかがっている……。
そんな感じです。
特に勝手に即位してしまったサートヴァ家というのはロストランド人にとっては、
植民団だった頃にさんざんおそわれた、蛮族・海賊というイメージがあるので、
南北で仲があまり良くないので、旧王朝も気に入らないけど、海賊上がりはもっとイヤ。
みたいな。そんな一触即発の状況。
旧ロストランドの過激派の本拠地であるレストヴ自由都市で、
君たちはロストランドのさらに南側に広がる荒れ地の調査隊に参加します。
これはレストヴの過激派(ソードロード達)が北のイシアと内乱を起こすにあたって、
南側の蛮族たちを平定して、他国とロストランドの間の防衛戦を作るためにやっているわけです。
というような政治事情がどこまでキャンペーンに響くかわかりませんが、
ブレヴォイってどんな国? という背景として、RPや設定作りの参考になれば。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最終更新:2013年09月01日 00:24