『男性差別』派遣会社雇用差別裁判


概要

専門男子学生Aさんが求職時、性差別を受けたとして派遣会社5社を訴えた裁判。

派遣の求人募集を見て、『事務』の仕事に応募したAさん。
ところが、派遣会社から「女性向けの仕事」と、言われ断られた。
その後も同様の理由で断られ続け、「これは、性差別なのではないか?」と、憤慨したAさんは、男女雇用機会均等法違反と精神的苦痛の慰謝料を求め、派遣会社を提訴した。


裁判の流れ

2006年3月 Aさん、派遣会社5社を相手取り、男女雇用機会均等法違反で提訴(大阪簡易裁判所)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/650317.html
         ↓
1社が請求を受け入れる
他4社は、「男女雇用機会均等法は、男性を保護していない」と、争う姿勢
         ↓
       和解成立
3社、和解に応じる(和解金 8千~3万円)
残り1社も和解?


2007年以前、男女雇用機会均等法は女性のために作られた法とされ、男性には適用されなかった。
差別を無くすために作られた法が、「男性にだけ適用されない」という差別を生み出していたのだ。
その法は、2007年4月に改正され、今では『性別による差別』を禁止する法律となっている。






名前:
コメント:

すべてのコメントを見る
+ タグ編集
  • タグ:
  • 民事訴訟
  • 男性差別
  • 雇用問題
最終更新:2013年03月11日 21:18