『男性差別』派遣会社雇用差別裁判
概要
専門男子学生Aさんが求職時、性差別を受けたとして派遣会社5社を訴えた裁判。
派遣の求人募集を見て、『事務』の仕事に応募したAさん。
ところが、派遣会社から「女性向けの仕事」と、言われ断られた。
その後も同様の理由で断られ続け、「これは、性差別なのではないか?」と、憤慨したAさんは、男女雇用機会均等法違反と精神的苦痛の慰謝料を求め、派遣会社を提訴した。
裁判の流れ
2007年以前、男女雇用機会均等法は女性のために作られた法とされ、男性には適用されなかった。
差別を無くすために作られた法が、「男性にだけ適用されない」という差別を生み出していたのだ。
その法は、2007年4月に改正され、今では『性別による差別』を禁止する法律となっている。
最終更新:2013年03月11日 21:18