「ここは……競馬板?」
「馬を走らせて順位を競うギャンブル、その予想をやってるみたいだ」
エルメスが答えた。すると遠くから一人の男が走ってきた。
「な、なあ!!絶対次のジャパンカップはロジ一択だよな!!??」
「は、はあ……」
「お、おっちゃんわかってるね!」
困惑するキノをよそにエルメスが嬉々として答えた。
エルメスwww
エルメス万能wwww
エルメスと男性が意気投合してしばらくすると、遠くから女性がやってきた。
「ロジなんて駄目、やはり経験の差からウォッカがくるわ」
「ウォッカなんてもう落ち目じゃねか! 来るはずねえ!」
「あら、わからないわよ? でも確かに言えるのはロジよりはいけるわ」
「んな訳ねえだろwww ―――で」
急に二人がこちらを振りかえる。
「「あなたたちはどちらに賭けるのか」」
「えっと、すみません、競馬には詳しくないもので」
キノが謝る。
「だんぜんレッドディザイアだね!でも長期的な目線でみると、
ちょっと危険なギャンブルかも」
エルメスが答えた。
「お、モトラドのくせにわかるじゃねえか」「なかなか分析力があるじゃない」
「いやいやーそれほどでもないよ」「じゃあその次のレースだが……」
その後競馬関連の話題が2時間続いた。
「…………」
キノは寂しそうだった。
寂しそうなキノかわいい
「そろそろ行くよ、エルメス」
「えー、まだ複勝をどれにするか決めてないのにー」
「言っておくけど馬券は買わないよ。ギャンブルは苦手だ」
少し間をおいてエルメスが言った。
「もしかして、キノ怒ってる?」
「怒ってないよ」
「ならいいけど」
「…………」
キノ達の次の行き先>>85
【途中に在るあとがき】
書き溜めなしで書くのって難しいのね。
生き物苦手
「ここがオカルト板かー」
「エルメス、なんだか嬉しそうだね」
「そりゃオカルトっていうんだから、怖い話とかいっぱい聞けるじゃん」
「エルメスは信じてるの? そういう類のことは」
「いいや、まったく信じてないねー」
キノが不思議そうに聞く。
「それじゃなんでそんなに嬉しそうなのさ」
エルメスが答える。
「だって、普段信じてないから―――本当に『出会った時』に面白いんじゃないか」
きっと師匠はオカルトに入ったんだろうね
「…………」
「なんちゃってねー、どうキノ? 怖かった?」
「…………」
キノは小刻みに震えている。
「どーしたのさキノ、師匠と違って怪談には強かったんじゃなかったっけ?」
「え、エルメス……う、し、ろ……」
「じょ、冗談きついなー!信じてないんだってばそういうのは―――え」
後ろから、突然影が飛び出した。
「ぎゃああああ『ようこそ!オカルト板へ!』ああああああああああああ」
エルメスは、しばらく話さなくなった。キノがひきつった顔で答える。
「ど、どうも……」
「イヤ、タイシタコトナカッタネ、キノ」
「今まで聞いたことないぐらいふさわしい機械語になってるよエルメス」
「ソンナコトナイヨ、ダッテゆうれいトカシン「後ろから手が!!」ぎゃあああああああ」
手の主の男が言った。
「ここの恒例行事みたいなもんですんで、勘弁してくださいね」
キノは「さすがに慣れたよ」と笑った。エルメスはまたしゃべらなくなった。
「さて、ここもこれぐらいでいいか。エルメスが気絶(?)してる間に
美味しいものでも食べてこよう」
キノ達の行き先(板名) >>120
【途中に在るあとがき】
ハロハロ食いてえ……
アクアリウム
>>120
おいやめろ
「うーん、むにゃむにゃ。あれ?キノはどこ?」
エルメスは木陰に立てかけられていた。運転手の姿は見えない。
代わりに遠くから女性の声が聞こえてくる。
「ねー?あのモトラドなんだか可愛くない?」「ホヴィーとの絡みが見たい」
「この国にホバー系の移動手段なんてないでしょ」「妄想でカバーっす」
「……よし描けた!」「ktkr!!」「可愛いwwwホヴィーまだー?」
「できたよー」「うはwww美少年wwww」「意外とおっきいのね……」
「なんだかとっても怖いところに来てしまったようだ」
エルメスが呟いた。すると運転手が帰ってきた。
「遅いよキノーどこいってたのさー」
「ちょっと……新しい世界に」
キノは死んだ魚のような、悟った聖職者のような目をしていた。
キノが毒されてしまった…
うああああああああああ
きのおおおおおおお
「エルメスって、よく見ると可愛いよね。愛嬌があるよねそのボディ」
「ど、どうも……ってどうしたのさキノ、毒でも盛られた?」
「いや、そんなことはないけど……」
キノはエルメスの荷台に手を伸ばすと、キノが森の人と呼ぶ
パースエイダーを取り出した。キノが微笑んだ。
「長いね」
「う、うん、精密な射撃ができるよね」
「そして……どこにでも差し込めそうなほど、細い」
「そうだねパースエイダーとしては細身だねってあれキノなんでこっちに近づいてくるのさ」
キノが森の人を構える。エルメスのマフラーに向かって。
その目は腐ったように濁った色をしていた。
「エルメス……この国で聞いたんだけど、男同士でも
『おしべとおしべうんぬん』が出来るらしいんだ……」
「いやそれおかしいしそもそも性別とかないし」
キノが今まで見せたことのない表情で笑った。
「それに気持ちいいらしんだ……最近エルメスをいたわってなったからさ。
ご褒美をあげるよ―――」
キノがマフラーに森の人を少しずつ差し込んでいく。
もうキノの顔は笑っていなかった。
「ぎゃあああああああ誰得ううううううううううううううううう!!!!!」
エルメスの断末魔は、周りの婦女子たちの歓声でかき消された。
ふぅ・・
199名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日:2009/11/23(月) 17:09:15.35 ID:8O/1Yj950
【突然現れては消えてゆく儚きあとがき】
ちょっと家族に晩飯つくってくる。1時間ぐらいでもどる、たぶん
今日はシチューだぞー
落ちてたらまた立てるけど、できれば保守を頼みたい
自転車希望、キノが浮気してチャリダーに