とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

小ネタ お勉強の時間ですよ上条ちゃん!




前回(実はそんなのないんですよー)のあらすじ。
度重なる不幸のおかげで留年の危機に瀕した上条ちゃん。
そこに現れたのは上条ちゃんより頭のいい常盤台中学の御坂美琴ちゃん。
御坂ちゃんの一週間に及ぶ泊まり込みでの家庭教師により、無事に2年生に進級することができた上条ちゃん。
いつのまにか2人は名前で呼び合うように。
お互いの距離が縮まったのですよ。

だが。


だが!


だが!!




上条「期末試験で点数を取らないと夏休みに補修になってしまいます。試験まであと1週間。助けてください美琴様!!」


美琴「・・・・・・あんた、これまでのことで反省しなかったの?」ビリビリ

上条「いやいや初めはちゃんと勉強しようと思ってんだけどね、いつもの不幸(怪我や入院)で結局勉強が追いつかなくなったんですことよ!だからビリビリはやめてください!!」

美琴「はぁ、しょうがない。また付き合ってあげるわ」

上条「ありがとうございます美琴様!!」

美琴「美琴様はやめないさい。あと、これからは試験の2週間前には言うこと。ちゃんと見てあげるから」

上条「はい。肝に銘じておきます」

美琴「まったく、ほら、早くあんたの部屋まで行くわよ。インデックスにはまたお泊りしてもらいましょう」






上条ちゃんの部屋!


美琴「じゃ、さっそく」参考書をどっさり

上条「って、多すぎる!!」

美琴「当然でしょ。あんた、入院とかばっかしてたんでしょ。どれだけ遅れてるかわかったものじゃないわ。とりあえず、今日は苦手分野を見つけるところから始めましょう」


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美琴「複素数の除算でi(虚数)が分母にあるときには共役な複素数をつかうの」

上条「ふむふむ」

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上条「ん?これはどうやるんだ?」

美琴「だから、ここにこれを代入するのよ」


上条ちゃんのために寝る間も惜しんで勉強を教える御坂ちゃん。
そしてそれに応えるように今まで以上に勉強に勤しむ上条ちゃん。
なぜだか苦痛というものを感じないのですよ。
むしろ楽しそうなのですよ。










そして2週間後なのですよー。


上条「美琴様のおかげで夏休みの補修もなくなりましたよ」

美琴「当然よ。もし落としてたら、1時間耐久超電磁砲だったからね」

上条「お礼に何かしたいんだが・・・・・・なにがいいかな」

美琴「・・・・・・だったら」

上条「だったら?」

美琴「夏休みは毎日、私と一緒にいなさい!!」

上条「・・・・・・はい?」

美琴「二度も言わせないで。わかった!?当麻がわたしを振り回したんだから、今度は私が当麻を振り回すんだから!!」

上条「は、はい!!」


こうして、夏休みの約束を取り付けることに成功した御坂ちゃん。
さて、2人の関係がもう1歩、発展する日は来るのでしょうか。
いや、もしかすると少しずつ近づいていってるのかもしれません。









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