シェアワールド@霧生ヶ谷市企画部考案課

九戸呂神社

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九戸呂神社は六道区大日(だいにち)町にあり、ご神体は梁(はり)湖と呼ばれる海食洞の中の地底湖である

九戸呂神社の方は九戸呂男神(くとろのおかみ)を主神とし、この神はイザナギが黄泉の穢れをはらった「日向の橘の小戸」の神格化であり、小戸が転訛して九戸呂になった。
 小戸はイザナギがイザナミから逃げて海で黄泉の穢れを落とした場所である。その時に黄泉の穢れからマガツヒやカヌナオビといった穢れの神やそれを払う十二神が生まれ、アマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴神が生まれた。
 九戸はそれらの兄弟神と類推される。九戸呂神社に保管されている「九戸神社縁起書」によれば「底の国より疎び荒び来む海神」となっている。

縁日も開催され、祝詞もあげられる。そのときの祝詞とは以下の様である。

「掛けまくも畏き 堅岩に常磐に深くまします くとろおの 大前に斉主恐み恐み白さく 
るるいえの大宮に静宮の仮宮として鎮り坐す 大神の高き尊き御恵みを仰ぎ奉り称え奉る氏子崇拝者諸 大前に参集はり侍りて 御縁深き今日の生日の足る日に 年毎の例のまにまに一年一度の御祭仕奉ると斉まはり 清まはりて 氏子崇拝者深き神々 有らむ限りの術を尽くし 大神の再び帰り来まさむ事敬い給う事怠る事無く勤め尽くししかど その効験無く 
せめても 斉まはり清まはりて 献奉る 御食御酒を始めて海川山野の種種の味物を机代に置足らして 称辞をへ奉り御心も平穏に聞こし食して 大前にて奉る歌舞の技を愛し嬉しと見そなわし 御氏子崇拝者を 大神の広き厚き恩頼を蒙らしめ給い 弥益益に世の人人の幸福を進めし給い子孫の八十続五十糧うぼさすらの如く立栄えしめ給えと恐み恐みも白す」
九戸神社縁起書より

口語訳にすると
「心に思うのも恐ろしい永劫なるくとろおの前に神主が恐れ謹んで申します事は、るるいえの宮を仮の宮としてお鎮まりになるくとろおの神様の高く尊い恵みを仰ぎお称えする氏子、崇拝者が皆神前に集まりまして、今日の縁深い精気溢れた日に毎年の恒例の祭りをしようと氏子崇拝者は皆あらん限りの術を使い、くとろおの神様の帰還する事を怠らず祈っておりましたが、その効果なく、せめて十分に清めました海川山の捧げ物とお神酒を祭壇に十分におきまして言葉を尽くして称える様子を平安にお聞き届けになり 神前に捧げます歌と舞を喜ばしくお聞き届けになり、氏子崇拝者に神様の広く厚い恩をいよいよ永劫に発揮なさって世の人人がうぼさすらのように恵み深くありますようにと恐れ謹んで申し上げます」 

となる

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