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かわロボ/かわロボ技術賞 テクノ・クエスト - (2017/03/30 (木) 12:18:54) の最新版との変更点

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*かわロボ技術賞 テクノクエスト 2017/3/25に実機審査が行われた、センサを活かしたロボットの大会です。 大会のポイントとしては以下となります。 -別室からロボットを操作 -配置物の位置を把握 -ペットボトル内の温度を確認 まず一番大きな点は、別室でロボットを操作することです。 ロボットを直接見ることができないので、カメラを搭載して操縦することが基本となります。 今後使えるアイテムをまとめていきたいと思います。
*かわロボ技術賞 テクノクエスト 2017/3/25に実機審査が行われた、センサを活かしたロボットの大会です。 大会のポイントとしては以下となります。 -別室からロボットを操作 -配置物の位置を把握 -ペットボトル内の温度を確認 まず一番大きな点は、別室でロボットを操作することです。 ロボットを直接見ることができないので、カメラを搭載して操縦することが基本となります。 今後使えるアイテムをまとめていきたいと思います。 **アクションカムの映像をパソコンで表示する。 アクションカムの優位点は、やはり画像処理(手ぶれ補正)でしょう。 ロボットの移動の振動くらいでは映像がぶれません。 しかし弱点として、アンドロイド用アプリは公式で公開されていますが、 PC用ライブビューソフトは公開されていません。 そこで、ソフトを作って動かしてみました。(開発言語C#) 参考になったURL [[http://ryuchan.hatenablog.com/entry/2014/01/12/231755]] [[http://qiita.com/kota65535/items/a9afbeb28afd2c2ec0bb]] ソースが汚いので全公開はできませんが、手順を説明していきます。 -ポイント1 無線LANアンテナを選ぶ アクションカムの無線LANはどの規格に対応しているかですが、付属の説明書には書いてないので、 公式サポートの仕様を確認する必要があります。 [[http://helpguide.sony.net/cam/1410/v1/ja/contents/TP0000544115.html]] HDR-AZ1はIEEE 802.11b/g/nに対応しているという事なので、 特にn規格対応の無線LANは通信速度が早いので、安定して映像を送るのは向いています。 よってn規格対応のもので、アンテナの長いものを選ぶといいでしょう。 ちなみに2.4GHzの半波長は光速/2.4GHz/2=62.5mmになりますので、最大利得を持ったアンテナは62.5mmのものになります。 -ポイント2 アクションカムのAPI API:アプリケーションインターフェースが、公式より公開されています。 残念ながらサンプルはAndoroid又はiOS向けとなっており、Windows環境では使用できませんが、 付属している仕様のPDFが重要になります。 -ポイント3 ネットワーク上のアクションカムを探す アクションカムはSSDPに対応しているため、URLを検索することができます。>参考URL そこで、機器の情報がまとまったdd.xmlを取得するのが1歩目になります。 ただし、PCには複数のネットワークアダプタが接続されていることがあります。 違うネットワークでSSDPを使った検索を行っても、正常な回答はありません。 dd.xmlには、APIを使用するURLが記載されています。 SSDPはUDPで送受信可能です。 送信IPアドレスを239.255.255.250とし、ポート1900を使用するのが特徴です。 この辺りは参考URLを見るといいでしょう。 -ポイント3 ライブビューの開始 ライブビューやほかの操作を行うためには、APIを使用するURL、アプリケーションURLに対して、 JSON形式のデータを送る必要があります。 JSON形式とは、ある変数と値のセットをやり取りするための形式です。 主にmethod,params,id,versionの情報を送る必要があります。(仕様のPDFに書いてあります) JSON形式のデータは、HTTPで送ります。 C#であれば、httpClientクラスが使用できます。 DefaultRequestHeaderでJSON形式を指定し、dd.xmlで取得したアプリケーションURLに対して送受信を行います。 ライブビュー開始コマンドstartLiveviewが通れば、ライブビュー画像のURLが取得できます。 -ポイント4 JPEG画像の取得と表示 ライブビューを開始できると取得できるURLに対して、WebRequest及びStreamコマンドでbyte形式のデータを取得します。 byteデータは、画像情報とJPEGのデータが入っています。 注意点としては、一度のStreamのreadで、画像情報だけだったり、JPEGのデータだけだったり、JPEGのデータが分割されていることがあります。 画像情報は136バイト固定です。 JPEGのデータは可変長ですが、画像情報にバイト数が入っています。 画像情報は頭のデータが、0xFF,0x01か0x00と決まっているのに対して、 JPEGのデータは、0xFF,0xD8と決まっています。 この辺りを使って、バッファに取り込んだ後、JPEGの識別などを行う必要があります。 正しいJPEGのデータが取得できれば、あとは表示するだけです。 Visual Studioであれば、フォームアプリケーションのイメージボックスあたりを使うといいです。 #image(https://img.atwikiimg.com/www37.atwiki.jp/kisarazu_maicon/attach/137/185/img1.jpg) UDP,SSDP,XML,HTTP,JSON,JPEGといろいろな形式や規格を扱わないといけないため、 ちょっと勉強するのも大変ですが、API発見から実装まで2週間弱でできましたので、頑張ってください。 **Raspberry Piを使用した映像転送 現在検討中。 用意するもの Windows 10のPC Raspberry Pi 3 microSDカード 16G(PC用のリーダライタも必要) カメラモジュール 画面(HDMI対応または専用ディスプレイ) OSにはWindows 10 IoT Coreを使用したいと思います。 まずはmicroSDカードにOSを準備します。 Windows10のPCで、 Raspberry Piの公式HPから、Downloadを選び、 THIRD PARTY OPERATING SYSTEM IMAGESの中からWindwos 10 IoT Coreを選びます。 [[Raspberry PI公式HP>>https://www.raspberrypi.org/]] Microsoftのページに飛びますので、ハードウェア(Raspberry Pi 3)と、 インストールメディア、OSを選びます。 &font(l){今回はNOOBSを使わず直接BlankSDを使用したいと思います。} IoT CoreとIoT Core Insider Previewが選べますが、 IoT Coreが安定版、Insider Previewが最新ビルドになっています。 次のページで、Windows 10 IoT Dashboardのダウンロードができます。 このソフトは確かWindows 10しかインストールできなかったと思いますので、Windows 10のPCが必要となります。 間違っていたら情報をください。 &font(l){このソフトでSDカードにWindows 10 Iot CoreのOSのデータを準備します。} &font(l){microSDを認識すると、ドライブでSDカードが選択できます。} &font(l){Raspberry Pi3に設定したいデバイス名とパスワードを入力して、SDカードにインストールしてください。} &font(l){設定がない場合は有線接続となります。} この方法を試した後、再起動するとエラーで停止したので、NOOBSを入れた後、OSでWindows 10 Iot Coreを選びましょう。 これでRaspberry Pi 3の起動が可能となります。 SDカードをRasspbery Piに挿入し、電源を入れ起動すると初期設定が始まります。 NOOBSの場合、インターネットに接続する必要があります。 接続後、OSを選ぶとダウンロードが始まり、自動的にインストールされます。 結構長いです。使ったのはClass10のmicroSDでしたが、それでも10分以上です。 設定が終わると、簡単な情報が表示され、USBのマウスやキーボードが使えます。 歯車のマークからWiFiの設定ができます。 PCを接続しているネットワークに接続しましょう。 PCのWindows 10 IoT Dashboardから、自分のデバイスでアクセスできます。 Rasspbery Piを選んで右クリックすると選択肢が出ますので、Device Portalで開くを選びます。 ブラウザが開きログイン画面が表示されるので、名前はadministrator、パスワードは先ほど設定したものを使用します。設定してなければ「p@ssw0rd」になります。 するとDevice Portalが開きますので、いろいろな設定が可能です。 例えばデバイス名やパスワードの変更が可能です。 好きな名前に変更した後は、ソフトの開発を行います。 個人であれば無償で使用できる、visual Studio Communityが便利です。 ダウンロードしてインストールするときに、Iot Core関連のチェックマークを入れておきます。 特に、ユニバーサルWindowsアプリに関するツールは選択してインストールしてください。 インストール後(要再起動、ログイン)、Windows 10 IoT Dashboardをダウンロードしたページから進み、 Visual Studio GalleryでIot Core Project templateをダウンロードします。(visual studio 2015用もあるようですので、間違えないように) この後visual Studioを起動して、ファイルから新規作成、プロジェクトを選ぶと、ユニバーサルWindowsとバッググラウンドのソフトのテンプレートを選ぶことができます。 まずはここまで。

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