GNU Image Manipulation Program(Gimp)
データ
読み ぎんぷ、じんぷ
属性 創造
種類 アプリケーション
能力 画像を処理する程度の能力
説明
GNU Projectの、ImageをManipulateするためのProgram。つまりGIMP。
プラグインによる拡張などを含めて豊富な機能があり、
無料のペイントソフトとしてはトップクラスと言われている。
ちなみにGNUだけにオープンソースであり、派生プロジェクトも存在する。
ヴェクタ画像以外は大抵扱える。
ヴェクタ画像であっても、レンダリングさえしなければパスとして扱える。
ちょっと癖があるというか、直感に反するというか、そんな感じの処理がある。
たとえば円形の描画。これには以下の手順をとる必要がある。
- [楕円選択]ツールで、描きたい範囲を選択
- メニューバー[選択][選択領域をパスへ]を選択
- [パス]ツールを選択し、そのツールオプションにある[パスの境界線を描画]を選択
- 適当に設定して[描画]を選択
他にも、直線描画ツールが存在せず、それを行うにはShiftを押下しながら描画するなど、
一般的なペイントソフトとは少し違った操作感覚である。
しかしそれが良いというか、使ってるとわかってくるけど、その操作が非常に合理的。
オープンソースなのでソースコードを落とせるが、
C言語でGimp Tool Kit(GTK)というライブラリを使うことが前提になっており、少々読みにくい。
基本的にクラス型
オブジェクト指向でデザインされているが、
C言語なのでクラスの実現が少しトリッキー。
ソースコード中にはGTK特有のエンティティが多数存在するため、
GTKの知識無しには読解は難しい。
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最終更新:2011年07月29日 00:31