暖かい世界-ククール編



ラプソーンを倒し、ドニの町に落ち着いてから二カ月近く経つ。
いや、落ち着いてっていう表現は正しくないかもな。そんなヒマなんてまるで無かったから。
ラプソーンを倒しても、全てが解決するほど、世の中甘くなかった。
マイエラ修道院とドニの町の周辺は、もうメチャクチャというしかない状態になっていた。オレが余計なことをしたのも原因の一つだ。
三大巡礼地の一つである聖地ゴルドが崩壊し、神頼みが好きな連中は救いを求めるように、サヴェッラ大聖堂とマイエラ修道院へ殺到した。
だけどマイエラ修道院では、騎士団員たちが毎日飲んだくれてて、まともな運営がされてなく、かろうじて修道士によって支えられてた。
それなのに、オレが下手に教会のお偉方にゴルドへの救援要請なんかしたもんだから、マイエラに残っていたまともな聖職者たちのほとんどが、ゴルドへと派遣されちまった。
マイエラ修道院は機能停止状態になった。
修道院の回りを警護する騎士団は役目を放棄し、巡礼者たちを魔物から守るヤツは誰もいない。それでも何とか逃げ延びて、ようやく修道院に辿り着いた巡礼者たちの傷の治療を出来る聖職者も、ほとんど残っていない。
だけど、巡礼者たちにそんなことが事前にわかるはずがない。巡礼をやめさせる手段なんてものも無い。
おまけにラプソーンのせいで、闇の世界から出て来た強い魔物たちがまだ残ってて、この辺をウロウロしてるもんだから、死人ケガ人、続出の状態だった。

そんな中でオレに出来ることは、人を襲ってる魔物を退治することと、ケガ人をドニの教会に誘導して治療することぐらい。
毎日修道院の周りを巡回し、魔物を倒して、巡礼者たちを死なせないようにはしてる。
大分慣れてはきたけど、一人で戦闘能力の無い人間を守りながら魔物と戦うことは、正直かなりキツい。
ラプソーンと戦う方が楽だったような気がするくらいだ。
今思うと、あのラプソーンも、ほんとに小者だぜ。
普通だったら、暗黒神なんてものを倒せば、魔物が人を襲うことなんて無くなって、世界は平和になるって話は決まってるだろうに、そんな気配はほとんど無い。
もう心配なくなったっていうのに、空が赤く染まったことを不安に思い続ける連中が、神にすがろうとすることも変わらない。
ゴルドの女神像が暗黒神だったなんて皮肉すら、何も変えることが出来てないんだからな。


一人で生きていきたいと何度も口にしたことがあるけど、実際にはなかなか難しい。
今も、ドニの町の人間を巻き込んで、迷惑かけてる。
特にシスターには申し訳ない。自分で誘導したケガ人は、自分で治療するようにはしてるけど、それでも傍観してられない優しい人で、手伝おうとしてくれるもんだから、ただでさえ一人できりもりしてる教会なのに、負担がデカくなってる。
それと、居候させてもらってる踊り子のリンダにも迷惑かけてるとは思う。
言葉遣いは少し粗いが、昔から細かいことにこだわらないサッパリしたアネゴ肌で、面倒見のいい女だった。
魔物退治とケガ人の治療に追われて、教会で仮眠を取るだけのオレを見かねたんだろう。二週間ほど前にいきなり教会にやってきて、ケガ人の治療を終えたオレの腕をつかんで有無を言わさず部屋に引きずり込み、自分のベッドに寝かせてくれた。
そしてオレはそのまま住みついちまった。

初めの一カ月は闇雲に魔物退治に一日のほとんどを費やし、何も考える余裕がなかったけど、最近は大分慣れてきたせいで、部屋に戻るといろんな事を考えちまう。
首から下げている、騎士団長の指輪を取り出す。
オレが今ここでやってることは、自己満足の範囲を出てないことはわかってる。
本当にこの土地で起こってることを解決したいなら、この指輪を使って団長命令とでも何でも得意の嘘を吐いて、騎士団員たちに修道院の周りの警護をさせればいい。
でもオレがサヴェッラで打った芝居が元で、修道院が機能しなくなった。今度もまたどこかに無理が生じるんじゃないかと思うと、二の足を踏んじまう。
つくづく中途半端な自分に呆れる。
そして、視線は指輪を通している鎖へと移る。
指には嵌められないブカブカな指輪を失くさないようにと、ゼシカがくれたもの。
旅の間に集めた武器も防具も、全部トロデーンに置いてきたから、これだけが唯一の旅の記念にもなる。
・・・あんな別れ方をしたけど、そのままにしておくつもりじゃなかった。
自分の気持ちにもっとはっきり区切りをつけて、もう少しマシな態度で接することができるようになったら、様子を見に行こうと思ってた。
なのに日々にただ追われて、二カ月も放ったらかしにしちまってる。


・・・オレは本当に何もない人間なんだと思う。
何やらせても中途半端なうえに、まともな感情も持ち合わせていない。
あんなに別れが辛かったはずのゼシカとも、会わなけりゃ会わないで何ともない。
それどころか、他の女の部屋に住みついて、平気でその女を抱いてる。
親代わりの院長の仇さえ、まともに憎めなかった。暗黒神なんて名乗っちゃいるが、滅ぼされるために復活させられた、哀れな化け物としか思えなかった。
マルチェロのことだって、一応気にはなってるが、本当に心配してるんだかどうだか自信がない。
きっと、オレはどこか感情が欠けてるんだろうな。

人間、必要に迫られれば、何でもできるようになるもんだ。
レイピア一本で魔物退治するのはかなりキツくて、もう少し切れ味のいい剣を貰っとけば良かったと後悔もしたもんだが、おかげで剣の腕はあがって、武器の性能に頼らなくてもいい大技も習得できた。
だいぶ落ち着いた状態になったのか、ゴルドにいた騎士団員や派遣されてた修道士が戻り始め、修道院の周辺も落ち着きを取り戻しつつある。
ようやく少し身体を空ける余裕が出来たので、オレは時間を見つけてルーラでベルガラックへととんだ。
カジノのオーナーの、フォーグとユッケに呼ばれてたからだ。
先代のギャリングは、オレの死んだ親父がここのカジノで負け込んだカタに、領地を没収したっていう、それだけ聞くと険悪になりそうな関係なんだが、ガキだったオレにいろいろ良くしてくれて、養子縁組の話までもちかけてくれた恩人だ。
イカサマカードを初め、ロクでもないことばかり教えてくれた師匠でもある。
だから、ここの兄妹が困ってる時はいつでも力になると約束した。それが少しでも恩返しになってくれればと思いながら。

「久しぶり、クク兄。元気だった?」
ユッケの出迎えの言葉を聞いて、思いっきり脱力した。
「ユッケ、頼むから『クク兄』はやめてくれ。力が抜ける」
「えー。でもお兄ちゃんだと、フォーグお兄ちゃんと区別つかないし」
「だから、無理に兄呼ばわりしないでいいから。ククールでいい」
「だって、せっかく背が高くて顔のキレイなお兄ちゃんが出来たんだもん。自慢したいじゃない」
「背も高くなくて、顔もキレイじゃなくて悪かったね」
フォーグがちょっとスネたような声で抗議した。


「今日来てもらったのは他でもない。三カ月前の大王イカの件なんだ。うちの用心棒たちが不甲斐ないばかりに、キミの手をわずらわせたそうだね」
・・・ああ、あったな。そういうこと。ラプソーンとの最後の戦いの前、大当たりしそうな予感があってカジノに立ち寄った時に、水遊びしてる大王イカを退治したんだ。せっかく黙っててやったのに、バレたのか。
「こんなことでは、彼らに身辺警護を任せるのは心もとない。そこでキミに彼らを少し鍛え直してもらいたいんだよ。引き受けてもらえないか? よければそのまま、この街に残ってもらいたいとも思ってるんだ」
フォーグの誘いに、正直少し心は動いた。
マイエラの周辺は落ち着いてきたし、いつまでもドニの町の人間の好意に甘えてるわけにはいかない。それにベルガラックの街はオレには合ってると思う。・・・少なくとも、リーザス村よりは。
「少し考えさせてほしい。引き受けるにしても、今いる所をすぐに離れるわけにはいかないんだ。ちょっといろいろ立て込んでてさ」
「何、クク兄? 暗黒神とやらを倒しても、まだ何か大変なことあるの?」
「だから『クク兄』はやめろって・・・ユッケ、お前何で暗黒神なんて?」
フォーグとユッケは顔を見合わせて呆れ顔をする。
【世界一のカジノのオーナーの情報網をナメないでほしいね】
兄妹仲のいいこった。見事にハモって答えてくれた。

・・・またオレは、助けられてたんだ。
大王イカを退治した日、オレは100コインスロットで二時間の間に『777』を三回出した。隣で見てたエイトは、イカサマしたと勝手に決めつけてたけど、無理に決まってるだろ、そんな芸当。
あれはこの二人が、裏で手を回してくれてたんだと気づく。オレたちが暗黒神なんてものと戦ってるのを知って、武器や鎧を遠回しに差し入れてくれたってことか。
「あと、父の遺品を整理してたら、こんなものが出てきたんだ」
フォーグが見せてくれたものは、一枚の書類。土地の権利書だった。
今は何もない、ただの荒れ地になっているこの土地は、かつてオレの生まれた家があった場所・・・。そして名義人の欄には、オレの名前があった。
「その権利書の名義が書き換えられたのは、父が亡くなる前の日なんだよ。そういうことを決して口にする人ではなかったけど、何か予感めいたものがあったのかもしれないな」

「それとこれ、多分一緒に書いたと思うんだけど、クク兄あてだと思う。中は見てないからわかんないんだけど、多分ね」
ユッケが封がされた手紙を渡してくれる。宛て名には『デカくなったチビスケへ』と書かれてある。予感めいたものがあった人の書く言葉とは、とても思えなくて、思わず苦笑しちまった。
オレは権利書をフォーグに返す。
「これは、受け取れねえよ。もらう理由がない」
「そう言われても、こっちだって困る。父がどんな気持ちでこうしたのか、わからないわけじゃあるまい? はい、そうですかと引き下がるわけにはいかないよ」
「・・・それはそうだよな。・・・正直、ちょっと動揺しててさ。悪いけど、とりあえずは預かっといてくれ。あと、こっちの手紙はもらってっていいんだよな?」
ユッケが黙って頷く。
「悪いな、今日はこれで帰らせてもらうよ。近いうちにまた来る。さっきの話もそれまでに考えとく。・・・ほんとに、いろいろありがとな」
ギャリングの屋敷を出てすぐ、オレはルーラの呪文を唱えた。

移動した先は、ふしぎな泉。他に一人になれる場所を思いつかなかった。
我ながら取り乱しっぷりがすごい。指先が震えて、手紙の封を切るのにも苦労するくらいだ。
なのに、ようやく取り出した便せんに書かれていたのは、あっけないほど短い言葉。

『幸せになれ』

「なんっ、だよ、これ・・・」
宛て名より短いじゃねえかよ。こんなもん、わざわざ封筒に入れてんじゃねぇよ。
何なんだよ、ほんとに・・・。ちくしょう、不意打ちくらわせやがって。目からヨダレが止まんねえじゃねぇかよ。
「師匠っ・・・」
あんた、ほんとにずっとオレのこと忘れずにいてくれてたんだな。なのにゴメン、オレはすっかり忘れてた。
あんたが教えてくれた、たくさんのこと。いつか巡り会える本物も、諦めるなと言ってくれた言葉も。そして何よりオレにだって、幸せを願って心配してくれる人がいるんだってことを・・・。
オレはいつだって誰かに助けられてた。勝手にスネて諦めて、そのことから目を背けてただけだったんだ。
ありがとう、思い出させてくれて。もう少しで、気づかずに生きていくところだった。オレを取り巻く世界は、いつだってこんなに暖かかったんだってことを・・・。

「ゼシカ・・・」
口にしただけで、胸に柔らかな光が差す名前。オレが手に入れることのできる『幸せ』なんてものがあるのなら、それは彼女のところにしかない。
「・・・愛してる」
・・・ゼシカのことはずっと心配してたんだよな。あいつ、絶対ロクでもない男に騙されるって。まさかそれがオレのことだとは思わなかった。
練習しなくちゃ愛の告白もできないほど情けない男だとは、思ってないだろうな。本性知られて『だまされた』って言われても文句は言えない。
でも、それで愛想つかすかどうかは、ゼシカに決めてもらえばいい。
母親との板挟みになる心配なんかも、オレの空回りだった。
ゼシカはどんなことだって、自分で決めた道をまっすぐに進んできたんだ。オレはそれに従えばいい。
知ってたはずなのに、すぐ忘れる。ほんとにオレは忘れっぽいんだ。

ドニの町に戻ると、教会の前に人だかりが出来ていた。何でもトロデーン城からの使者が来てたとかで、王家とか城に縁のない町の人間たちには、ちょっとした話の種になってたらしい。シスターが預かっててくれた、エイトからの手紙を受け取る。
内容は、一週間後にサヴェッラへ出発するミーティア姫様の護衛の付き添いを頼みたいというもの。
おい、一週間後って何だよ! 話が急すぎるっつーの!
こっちにだって予定とか事情とかあるって、考えろよ。人が良さそうな顔して、相変わらず呑気者のマイペース野郎だぜ。
だいぶ落ち着いてきたとはいえ、今この土地で、闇の世界の魔物を相手できるやつは他にいない。その状態で何日も、留守にするわけにはいかないんだ。
「使いの方にはお引き受けすると、お返事しておきましたから」
シスターにあっさり言われて、オレは面食らった。
「返事したって、引き受けるって、でもオレは・・・」
「いい加減に一人で何でも背負い込もうとするのは、おやめなさい。あなた一人がいないくらいで、この地方が滅ぶわけでもないでしょう? それよりも大事なお友達が困っているのなら、助けてあげなくてはいけませんよ」
言われて初めて思い至る。いくら一緒に世界を旅した仲間だからって、オレたちみたいな馬の骨を姫様の護衛につけなきゃならない程、トロデーンが人手不足とも思えない。エイトはエイトなりに悩んでて、自分でも気づかないうちに助けを求めてきたのかもしれないんだと。


「ねえ、ちょっと話変わるんだけど、ククール。あんたが留守の間に、胸の大きなお嬢様がも訪ねてきてたよ。ほんとにタイミングの悪い男だね」
リンダが呆れたような声で教えてくれた。
胸の大きなお嬢様って・・・。
「ゼシカが?」
「そう、一目でわかったよ。ほんとに水風船みたいな胸してたから。あんたが今、あたいの部屋に寝泊まりしてるって言ったら結構ショック受けてたよ。ちょっと悪いことした」
うっわ、最悪だな、おい。我ながら、我ながら本当にタイミングが悪い。でも事実だし、口止めしてたわけじゃないし、リンダを恨むわけにもいかない。
「ふ~ん・・・大層な慌てっぷりだね。なーにが『オレは誰にも本気にならない』さ。『本気の相手がちゃんといる』だけじゃないか、この大嘘つき!」
返す言葉もないとは、このことだ。
「あんた、何やってんの? あのコの気持ちに気づいてないわけじゃないんでしょ? あたいに『ククールをお願いします』って頭下げてったよ。それ聞いた時、あんたのこと殴ってやりたくなったね」

・・・そうだ。本当に、オレは今まで何をやってたんだろう。
オレは誰の気持ちも受け入れなかった。どうせ誰も本気じゃない、女たちだって見た目の良さにつられてるだけだと決めつけて、二股かけるのだって毎度のことだった。
でも今ならわかる。オレがどれだけの本当の気持ちを踏みにじってきたのか。今だってそうだ。リンダだって、寂しさや同情からだけでオレと一緒にいるわけじゃない。人の心なんて、そんなに器用にできてない。
彼女たちがオレを想ってくれていた気持ちに不足があったわけじゃない。・・・だけど、今さら悔いてもどうにもならない。
「ごめん、リンダ。今までのいろんな事、全部含めて申し訳なく思ってる。世話になりっぱなしで勝手だけど、オレはもうキミとは暮らせない。別れてほしい」
オレの心はもう決まってしまった。たった一人の相手を見つけてしまったんだから。
「甘いね。それで許されるとでも思ってんの?」
「・・・え?」
「決めた。あんたはちょっとこらしめてやんないとね。お姫様の護衛とやら、あたいもついてく。それで思いっきりベタベタして、あのお嬢様に見せつけてやる」
・・・何で、そういう話になるんだ?

「それで愛想つかされるようなら、自分の今までの行いが悪かったって諦めるんだね。今まであんたに弄ばれてきた女たちの分、まとめてお返しさせてもらうよ。せいぜい覚悟しな」
「ちょ、ちょっと待て。お返しはこの際いいとして、これは遊びで行くんじゃなくて、王女様の護衛なんだから、ついてくとか言われてもダメだって」
いや、そもそもオレ、行くって決めたわけでもないし。
「あ、それならアタシも行く~。手紙くれたエイトさんて、お城の近衛隊長さんなんでしょう? 会ってみたい、連れてってぇ」
ドニの町でも一番のミーハーバニー、エレナが話をこじらせてくる。
「だから、遊びじゃないんだって。無理に決まってんだろ」
「もし連れてかないって言うんなら、あんたのちょっと言えないような話、あのお嬢様に全部吹き込むよ。それがイヤなら観念するんだね」
リンダ、こえーよ。っていうか、ちょっと言えない話って、心当たりありすぎてシャレにならん。
「そのお嬢様に嫌われたくないんでしょ? リンダと二人きりなら完璧カップルになっちゃうけど、アタシも一緒ならただの連れですむじゃない? だから連れてって。エイトさんに紹介して」
エレナの言葉に、つい納得しそうになり、慌ててその考えを振り払う。
「ほんとに勘弁してくれ。他のことなら何でもするから、これだけは絶対無理だって!」

・・・オレはほんとに情けない。結局押し切られ、二人ともトロデーンに連れてくるハメになった。
ゼシカはかなり怒ってる。城の中庭で再会した時も、サヴェッラへ向かう船の中でも、ほとんど口をきいてくれない。リンダが宣言通り、見せつけるようにベタベタしてくれるからってのもある。
だけどゼシカの怒り方を見て、少し安心もしてる。脈ありな怒り方っていうのかな。
ごめん、ゼシカ。ずっと寂しい思いさせてきた。そしてこれからも、しばらくそれが続くと思う。
オレはこの護衛が終わったらまたドニに戻る。闇の世界や空飛ぶ城から来た魔物だけは、何とかしてマイエラ地方から一掃したい。それだけはどうしても譲れないんだ。
面倒なヤツですまないとは思うけど、選んだ相手が悪かったと思って諦めてくれ。
そのかわりオレはもう二度と諦めたりしない。この先に何があったって、ゼシカと一緒に生きることだけは、決して諦めないことを約束するから。

    <終>








最終更新:2008年10月24日 03:45
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