ロウ・ブレイク・フュージョン 通常魔法
自分フィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって決められたレベル5以上のモンスターを除外し、融合モンスター1体を特殊召喚する。ただし、融合素材とするモンスターに同名モンスターを2体以上使う事は出来ない。(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)(矮鶏オリジナル:8月:死の皇帝)
上級モンスターのみを素材とする特殊なタイプの融合魔法。
融合先のモンスターを指定しない代わりに、融合素材を大きく制限する。
狙い目は『Dragoon D-END』や『レインボー・ネオス』あたりか。『超魔導剣士-ブラック・パラディン』あたりも可能だが、融合代用素材が使えるモンスターを無理に狙うほどではない。すでに別の融合サポートがあるが、『ガトリング・ドラゴン』や『メテオ・ブラック・ドラゴン』あたりの融合に使う事もできる。
特にオススメなのが古代の機械系列の融合モンスター。固定素材が上級であり、他の素材は比較的緩い。適当な別の上級モンスターを墓地へ落としておけば楽に融合する事ができるだろう。『古代の機械究極巨人』融合の際に『古代の機械巨人』が墓地から1体もいなくなると破壊に弱くなるので、
《古代の機械破壊工作兵》融合召喚に『古代の機械獣』あたりと融合させて狙っていくのがいいだろう。
上級モンスターを素材とする為、デッキの構築上の都合により融合可能な素材がぎりぎりな状態で使われる事が多くなりがち。カードの発動時に対象を取らない為、『DDクロウ』や『転生の予言』では直接不発にする事はできないのだが、1枚2枚墓地から減るだけで融合不可能な状態になる事もある。
- 融合代用素材モンスターに上級モンスターが存在しない為、事実上素材の全てが上級モンスターとなっている融合モンスター限定の魔法となる。同名モンスターを融合素材にする事ができない為、『双頭のサンダー・ドラゴン』や『サイバー・ツイン・ドラゴン』を融合する事もできない。
- 上述した通り、カードの発動時には対象を取らない。『ヒーローズルール2』でカウンターする事はできず、『エンド・オブ・アヌビス』で無効にする事もできない。この手のカードは『霊滅術師カイクウ』が天敵となるのは言うまでもない。
- 融合召喚扱いの為に蘇生制限を満たすが、大半のカードが融合召喚でしか特殊召喚できない為に殆ど生きる事はない。しかし『Dragoon D-END』使用の際にはこれが大きく響く。
- 原作、アニメ、他作品において―
KOB学園番外小説、死の皇帝にて、「馨VSメター」戦で馨が使用。メターの使用した『邪のデッキ破壊ウイルス』により、事実上ラストターンとなったターンに『タイムカプセル』から回収、9体の上級モンスターを除外して『THE デス』を融合召喚、勝利に繋いだ。
その後「馨VS透」戦でも馨が使用。先行1ターン目において『天使の施し』と『THE イリュージョン』の召喚コストにより速攻で墓地を溜め、『THE デス』を融合召喚、瞬殺を狙った。
最終更新:2008年09月26日 23:04