残酷な宣告 カウンター罠
手札を捨てる、またはライフを払って発動された魔法、罠、効果モンスターの効果を無効にし破壊する。その後、カード発動時に捨てられたカードを自分の手札に加え、発動時に払ったライフの数値分、自分のライフを回復する。(シャウトオリジナル:8月)
特殊なカウンター罠カード。
ハンドコストやライフコストを含むカードを無効にするだけでなく、相手のコストを奪い取る事ができる。多くのカウンター罠を無効に出来るので、『カウンター・カウンター』の発展型と言えるかもしれない。ただし、『魔宮の賄賂』や『攻撃の無力化』、『キックバック』といったカードに対応しておらず、上位とは言い難いが。
主な狙い目は『ライトニング・ボルテックス』や『サンダー・ブレイク』、『神の宣告』辺りか。発動は中々難しいが、発動してしまえば1:1交換し、その上で相手の払ったコスト分だけアドバンテージを得る事が出来る。
オリカデュエルで追加された強力カード、
《コザッキーの安全装置》や
《逆境反発児》はハンドコストで墓地に送る戦術が有効。よって、そのカードを捨てた時に発動すれば、手札で飼い殺すこともできる。自身の手札は相手が最も干渉し難く、考え方によっては墓地やデッキ、除外置き場以上の除去と言える。
ルール的な話になるが、このカードが無効にできるのは「手札を捨てる」と「ライフを払う」と明記されているカードのみ。「手札を墓地に送る」や「ライフを失う」、「ダメージを受ける」といったテキストには対応していない。さらに、『暗黒界の雷』のようにコストではなく効果によって手札を捨てるものにも対応できない。
また、「ライフの半分を払う」という効果を無効にしても、相手が払った数値しか回復しない。例えば、自分のライフが8000ポイントで、相手のライフが1000ポイントで500ライフポイントを払って『神の宣告』を発動したとしても、回復するのはあくまでも『相手が払った数値』であり、500ポイントしか回復しない。 だから、上の例で自分のライフの半分を回復するから4000回復で、12000になる……ということはない。
最終更新:2008年10月08日 22:05