計測・クラスルール関連

SNIPE協会

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'13中四国インカレ計測メモ

関西水域計測チェックシート
 

センターボードのブラックバンドについて

全艇に対して:レース中、センターボードは、キール下側に出ている下端までの長さが、304.28mmより短くならないように、制限されなければならない。

レース中にセンターボードの位置がチェックできるようにするため、ボードの両側に25.4mm幅かつセンターボード前端から長さ250mmのバンドをペイントし、ボードを最も高く引き上げている時、バンドの上縁が、艇の、中心線上で、デッキ面と同じ高さになるようにしなければならない。

・レース中は、安全のためのロープをセンターボードにつけなければならない“流れ止めのシートの長さが600mm以下”。

・艇が転覆した時に、クルーがヨットの下に潜らずにボードを引き出すことができるようなシステムであれば、どのような保持システムを使用してもよい。(SCIRAクラスルールより)
 

センターボード流れとめについて

旧ルール
“デッキの高さよりセンターボードのブラックバンドが上に出ない長さ”

    ↓

新ルール
“流れ止めのシートの長さが600mm以下”

 

その他の注意事項

・マストとセンターボードのブラックバンドを25mm幅で鮮明に描くこと。
 こすれて消えている箇所があるので。

・マストトップからグースネックのブラックバンドまで5112mm。

・グースネックのブラックバンドより下にセールが展開されてはいけない(ブームが下にあってはいけない)
 ブラックバンド位置が高い場合は、ブラックバンドの位置を修正する。
 ※ブラックバンド位置が正しくてブームが下にある場合、グースネックの下に隙間ができているのが
  原因なので、ワッシャーをかませてブームを上げる。
  ベア前にバングを抜くようにしていれば、グースネックに隙間ができにくい。

・センターボードのポンチより上に喫水線があってはならない。
 (センターが水面下に出過ぎているということ)
 センターボード取っ手のゴムがずりあがっているのが原因。
 (一度直してもたぶんそのうちずり上がるので、大会前にチェックすること)
 簡易的なチェック方法として、
 取っ手のゴム下端~センターボードの下端までをa、ハルのセンターケースの深さをbとしたとき、
 a-b<851mmになるようにしておく。

・センター解除システムをつけること。
 ※沈した時、潜らなくても手を伸ばせばセンターロックを解除できるように。

・バウからマストホールの前端まで1494mm以上ないといけない。
 規定にあうよう、マストホール前部にフタをネジ止めする。
 
(フタ自体に強度は求められないそうなので、硬めのプラ板を面取りしてつければいいでしょう)

 

 ※ 学連レースは各水域の予選で大会計測を行って計測シートをもらい、そのシートを全日本で提出するシステム。
  中四では各校1艇だけの計測でしたが、大会計測では全艇計測されるはずなので、指摘された点は修正して、下級生にもちゃんとドキュメントで伝えておきましょう。(クラスルールも必ず確認のこと)

最終更新:2017年05月30日 11:29