艤装

SNIPE艤装

セッティング・艤装

1.マストを立てる

(1)一人がマストの先端を上げ、もう一人がマストの根元を持ち走りながらバランスをとって立てる。

(2)シートが絡まないように一人がバウデッキの内側を見てもうひとりが差し込む。

★★★マストを立てる時の注意★★★

コントロールロープの干渉を防ぐ
マストステップにしっかりはめこむ
​※
マストを上下に動かす人、前後左右に動かす人に分かれて行うとよい
マストをたてる前にスプレッダーの左右の開き、長さをセッティングしておく。
※開きが小さく長いほどマストのベンド量が大きくなる。

 

2.サイドステイ、フォアステイをつける

後でチューニングをするため、ひとまずサイドステーはチェーンプレートに、フォアステイはステムヘッド(バウの先端の金具)につける。

 

3.ジブをあげる

⑴ステムヘッド(バウの先端の金具の部分)にジブワイヤーの下端をつけて、ジブセールのトップ(上端)をジブハリヤードにシャックルでとめる。

⑵ジブハリを下から引いてS字もしくはシャックルにかける。

★★★ジブあげる時の注意★★★

ジブハリヤードが正しくリードされていることを確認する。
(スプレッダーの後ろからリードしていたりしないか、フォアステイを巻き込んでいないか)

 

4.ジブハリのテンションをあげてベンドさせる

​逆ベンドしないようにマストを押さえながらジブハリのテンションを入れていく。逆にマストが曲がってしまうと使えなくなる。その後ジブハリヤードのロープを束ねてデッキ下へ入れる。

★★★ジブハリテンションあげる時の注意★★★

もしアフタープラーがきいていたら解除する。
アフタープラをきかせたままジブのテンションを上げると逆ベンドの恐れあり!!

 

5.シュラウドセッティング

  順風 強風
シュラウド 6360~6420

6300~6360

レーキ 6480~6520 6440~6480
プリベンド 30~60 50~80
スプレッダー開き 780~700 同左
スプレッダー長さ 400~450 同左

exlink.gifexlink.gifexlink.gifexlink.gifexlink.gifexlink.gifノースセールチューニングガイド

6.フォアプラーとアフタープラーをつける

すべてのシート類の下を通す。

7.メインをあげる

⑴メインあげる前にランチャーのショックコードをランチャーの射出、回収を滞りなく行えるよう垂れないように結んで長さを調節しておく。ショックが伸びないように解装時には外しておく。

⑵メインのフットをブームに通し、アウトホールのシャックルをクリューにつける。二人がかりでメインあげる。

⑶メインセールの四分の三程度上げるとブームをグースネック(マストとブームの連結部分)につける。

⑷メインセールを上げ切るとメインハリヤードを普通はゴジラ二番目に引っ掛ける。

⑸メインハリロープをたばねてデッキ下へ入れる。

 

8.メインまわりのコントロールロープ

・タックロープ(下の写真のマストに結んであるロープ)をメインの下の穴に通して本結びする。アウトホールに合わせて強風時はきつく、微風時は緩くする。

・バングをつける(青いロープ)
 

・カニンガム(上の穴に通してある赤いロープ)をグースネック(マストとブームの接合部分)にもやいする。
  

 

・メインシートを通す
ブロックのラジェットをいれてカチカチいうか確認する。

 

9.ジブまわりのコントロールロープ

・ジブタックをつける→下(ステムヘッド)➣上(タック)➣下
      
 

・ランチャーシートをつける(下図の緑色のシート)。ランチャーシートをブロック・カム・ショックコードに通して端をエイトノットにする。

・ジブシート、ランチャーシートの先端をジブセールのクリューにソフトシャックルでつなぐ

              

10.艤装時の注意

コントロールロープなど取り付けたら引いてみて、干渉やグラツキ、異常がないか確認すること。(特にランチャー周りのショックコード)

コントロールロープの片引き(片方だけを引きすぎている状態)をなおしておく。

ロープの劣化や端どめの状態を確認しておく。

異常があれば直す。

デッキ内でロープ同士がからまりにくいような艤装(システム)を心がける。

 

 

470艤装

 

470艤装

1.マストを立てる

(1)一人がマストの先端を上げ、もう一人がマストの根元を持ち走りながらバランスをとって立てる。

(2)シートが絡まないように一人がバウデッキの内側を見てもうひとりが差し込む。

★★★マストを立てる時の注意★★★

コントロールロープの干渉を防ぐ
マストステップにしっかりはめこむ
​※
マストを上下に動かす人、前後左右に動かす人に分かれて行うとよい
マストをたてる前にスプレッダーの左右の開き、長さをセッティングしておく。
※開きが小さく長いほどマストのベンド量が大きくなる。

 

2.サイドステイ、フォアステイをつける

(1)後でチューニングをするため、ひとまずサイドステーはチェーンプレートに、フォアステイはステムヘッド(バウの先端の金具)につける。

 

3.ジブをあげる

(1)ジブセイルのラフにワイヤーを通す。

(2)バウの先端のシャックルにジブのタックを取り付ける。

(3)マストから出ているシャックルにジブのピークを取り付ける。ピークロープをつける。

(4)マストの下部から出ているジブハリヤードを引いてジブをあげる。あげきったらS字フックにかける。

★★★ジブを上げる時の注意★★★

このときフォアステイやトッピングリフトに干渉しないように注意する。

アフタープラをきかせたままジブのテンションを上げると逆ベンドの恐れあり!!

 

4.ジブハリのテンションをあげてベンドさせる

逆ベンドしないように一人がマストを抑えながら、もう一人がテンションを入れる。

★★★テンションを入れる時の注意★★★

アフタープラーを解除するのはもちろん、プラーは全解除する。

 

5.ラダー、エクステンションをつける

ラダーの上下、周囲に注意して取り付ける。

 

6.スピンをつける

(1)スピンセイルのトップにスピンハリヤードを結びつける。(もやい結びで)

(2)スピンセイルのフットの両端二ヶ所にスピンシートを結びつける。

★★★スピンをつける時の注意★★★

ラフワイヤーなどにスピンハリヤードが干渉しないように注意する。

 

7.メインをつける

(1)メインセイルのフットをブームに通す。

(2)アウトホールをブームの端のシャックルに取り付ける。

(3)マストの一番上から出ているワイヤーのシャックルにメインセイルを取り付ける。

(4)メインセイルを上げる前に船を風軸にたてておく

(5)メインセイルのラフをマストの溝に通しながら、メインハリヤードを引きながら上げる。余ったハリヤードはコイルしておく。

(6)カニンガム、タックロープをつける。
 

 

 

 

 

最終更新:2018年04月06日 00:29