地球の大気が、太陽からの熱や地球の自転、海洋や陸地などの相互作用により生じる様々な現象
雷雲内、あるいは雷雲と地上との間に生じた電位差を中和する現象
高気圧…地表付近では中心から右回りに風が吹く
低気圧…地表付近では中心に向け左回りに風が吹く
コリオリの力
コリオリの力を例を使って解説する。慣性系で静止している質点を、等速で回転する座標系から観測する場合を考える。この際、その質点は等速円運動をしている。回転座標系では、見かけの力である遠心力が円運動の中心から離れる方向に働くことが知られている。また、等速円運動では質点の加速度の向きは、常に円の中心向きである。ところが回転座標系でニュートンの運動方程式が成り立つと仮定すると、みかけの力の遠心力を考えただけではこの加速度を得ることができない。回転座標系で等速円運動を続けるためには、物体に中心向きの見かけの力が働いている必要がある。この物体の運動方向を変える力がコリオリの力である。
左回りに回転する円盤の中心から等速度運動をする玉(上図)は、円盤上からは進行方向に対し右向きの力で曲げられたように見える
コリオリの力を実感するには、フィギュアスケーターのように回転しながら、重り(500g程度でよい)を持った手を「前にならえ」の要領で前に突き出したり胸元にしまったりを繰り返すと分かりやすい。左回りに回転している場合、腕を前方に突き出す時には重りが右方向に引っ張られるように感じ、腕を胸元にしまうときには左方向に吸い込まれるように感じる。この、重りの進行方向からみて右にずれる方向に働いている見かけ上の力が、コリオリの力である。
地上天気図…地上付近の気象状況を表し、実況と予想図が
ある
等高圧線の幅が近いほど風が強くなりやすい
高層天気図…上空の気象状態を観測結果から描いた天気図
で、気圧米に複数の天気図があり、それぞれ
実況図と予想図を組みあわせて短期から長期
の気象変化を解析する
前線…温度の異なる気団の衝突で生じる
低温気団が強いと寒冷前線
高温気団が強いと温暖前線となる
温暖前線…暖気が強く、寒気の上を暖気が這い上が
るように進展 穏やかな降雨
寒冷前線…寒気が強く、暖気の下に入るように進展
強い雨が降る
停滞前線…同じ程度の暖寒気の衝突 おだやか
閉塞前線…暖寒気の進行方向が同じ
西高東低…冬型気圧配置。西から東への冷風。
これが緩んだ時に強い風が吹く。
(快晴時注意)
春一番…春一番の発生条件及び認定基準は、地域・気象台により、多少異なる。おおむね、立春から春分までの間に、日本海を進む低気圧に向かって、南側の高気圧から10分間平均で風速8m/s以上の風が吹き込み、前日に比べて気温が上昇することを発生条件とする。
気流…高気圧から低気圧に流れる
⇒等高圧線が詰まっているところほど風が強い
昼間は陸上の気温のほうが高くなり、
地上で上昇気流が発生し、海風が吹く
夜間は海上の気温のほうが高くなり、
海上で上昇気流が発生し、陸風が吹く。
その中間の陸と海の気温が同じくらい
になったとき、凪になる。
上層雲(5000m~13000m)…氷晶で形成,
天候の悪化する前兆
・巻雲
・巻積雲
・巻層雲
中層雲(2000m~7000m)…主に水滴で形成、雲の層が
厚くなってきたら天候が悪化
・高積雲
・高層雲
・乱層雲
下層雲(地表付近~2000m)
・層積雲(小雨が降る)
・層雲(霧や霧雨をもたらす)
・積雲(雨は降らない)
・積乱雲(激しい雨に雷を伴う)