9X000系

90000系は光月電気鉄道が設計・製造指図した直流型一般車両である。車両形式として植春管区内で主に用いる91000系とその他の管区で用いる95000系の2種類が厳密には存在するが、基本設計が同一なので同形式として扱う。

基本諸元
製造所 海馬鉄道車両
製造年 2018年4月期~
電気方式 直流1500V

1000番台と5000番台の違い

91000系は殺生院線目堂本線(東線)、光月本線の竜骨町~光月間の普通電車として運転することが想定されており、各地域に存在する山岳区間を走破するため、全電動車(3M)で編成が組まれている。また、2編成が猛楠市内線の運用にもついており、火焔山口行きとして充当されている。
90000系5000番台は付随車を含む2M1Tで編成されている。設計は同一なので回送運転では混成編成が見られることもある。
←西方面 東方面→
号車番号 C B A
形式 クモハ9X000 サハ95Y00orモハ91Y00 クモハ9X000
パンタグラフ


設計前史

9X000系は2020年代型の新車(のちに新時代型→令和型)として計画された新型車両である。主に山岳区間の41000系の置き換えを主眼として設計されたが、その他の旧式車両も名指しで置き換えることになったため、付属車を含む95000系も設計されることになった。

内装

運転席・乗務員室

半室構造の運転席を持ち、客室内から見て左側に運転席、右側に運賃箱収納室がある。なお、連結時の安全確保のため、全室化して運転席近辺のスペースを完全に封鎖することができる。
マスコンはワンハンドルマスコンで、光電式デッドマン構造が引き続き採用されている。
ワンマン装置はUSB-C端子とタブレットを併用した方式を採用しており、勤怠管理や乗務員の追跡に使用している。

客室

座席はロングシートを採用している。91000系は殺生院グリーンを、95000系はこうでんマーメイドブルーのモケットがはられている。
各ドアにはLCDモニタによる車内案内と広告用ディスプレイが配置されている。
最終更新:2025年07月16日 13:15