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ロード作品集

307 :ロード:2006/11/15(水) 21:54:47 ID:HHsH5A1z0
ちょうど10年前に マジックが灯った夜
昨日の事のように 今はっきりと思い出す
試合があったせいで 市民は長い列さ
どこまでも続く 赤い応援団が綺麗で
10年前の俺は まるで子供のように
球団旗を掲げたまま ずっと立ち尽くしてた
シリーズ連覇の事を 懐かしそうに思って
仲間と喜び合って「優勝したい」と言った

なんでもないような年が 幸せだったと思う
なんでもない過去の事 二度とは戻れない日々

投手が打たれて俺は 不安を感じながら
カープの優勝信じ ひたすら応援してた
巨人の転落待って 優勝を掴もうかと
思っていたのだけれど 止まらない巨人の強さ

なんでもないような年が 幸せだったと思う
なんでもない過去の事 二度とは戻れない日々

レースも終わりに近づき Gの背中が遠く
突然ファンを襲った 悪夢のような事件
江藤が怪我して僕は 絶望がこみ上げて
ゴロを打った仁志を 仇のように憎む
ちょうど十年前に 巨人に敗れた夜
俺の頭の中で 『優勝』の文字が消えた

なんでもないような年が幸せだったと思う
なんでもない過去の事 二度とは戻れない日々
なんでもないような年が幸せだったと思う
なんでもない過去の事 二度とは戻れない日々

330 :ロード~第二章 :2006/11/16(木) 16:38:12 ID:8wLX7mG+0
あの日あの時 ピーコと出会っていなければ
こんなに悲しむ事もなかったと思う
でも逢わなけりゃ もっと不幸だった

どんなに肩が痛くても 投げ込みさせている
投手王国つくろうと 誓った事も 今は昔の 遠い物語
東出も 森笠も この佐々岡だって5年前と同じままさ
ただ鯉のベンチで 指揮を執ってた 君だけがいない

なんでもないような年が 幸せだったと思う
なんでもない過去の事 二度とは戻れない日々

“優勝する”と言って結果を出すはずの
年に鯉は虎の下 ふたりぼっちで 闇に包まれ まるで暗黒時代
30年前の 古い練習行った俺も 赤のユニフォーム
応援してた 強いカープ やはり5位に甘んじてた

なんでもないような年が 幸せだったと思う
なんでもない過去の事 二度とは戻れない日々

二人で支えてた 自慢の外人も
優勝果たせないままに 同じリーグに逃げられてしまった 優勝させて欲しいと
時代外れの 波に飲まれた猛練習
どこまでも 続く長い 練習は 選手の肩を 消耗させていたね

あの日 あの時 ピーコに出会っていなければ
こんなに悲しむ事もなかったと思う
でも逢わなけりゃ もっと不幸だった
なんでもないような年が 幸せだったと思う
なんでもない過去の事 二度とは戻れない日々


最終更新:2006年11月17日 09:29