-妖狐(女)-
【名前】妖狐(女)
【性別】女
【年齢】人間年齢に換算して19かそこら(妖怪年齢は1000と少しらしい)
【職業】狐(妖狐 ※兄(妖狐(男))と同じく、家系の為、天狐の血を引く身)
【趣味】兄の手伝い、裁縫、料理
【性格】冷静、魅惑的、何を考えているか分からない
【口調】『お兄様は私の全てよっ!』
【体格】19とは思えぬボデーライン
【好き】兄、麦飯
【嫌い】乗り物全般
【信念】最愛の家族…たった独りの家族…最愛の兄に、最期の時まで寄り添う事
【服装】和服、街へ赴く際でも和服
【備考:其の一、転生】
妖狐(男)の妹に当たる存在、兄を助けるため、一度命を落としている身である。
またこの世に生を儲けられたのは実の兄の手により、土と妖狐(女)の骨、
そして魂と血の繋がりを持つ兄の血によって、転生させられた為である。
転生は成功…体も時が流れ、年相応の体系へと変わり、無事、最愛の兄と再開できた…が、兄の妖力がまだ足りなかった所為か、
妖狐(女)の記憶が完全に蘇る事はなかった、それも彼女本人は式の契だと誤って解釈し、
彼女は実の兄を、我が主殿としての記憶で新たに塗り替えてしまい、それまで淡く残っていた兄との記憶は完全に消えてしまう。
それからと言うもの、彼女は実の兄と言う事も知らないまま、妹では無く、
式として兄に接する…絶対服従、時には実の兄に身を捧げる行為も、夜這いまで…。
兄は当然それを拒み続けた…『お前は私の妹だ』…この一言が言えないまま時が進み、兄は彼女を手放す事を決意。
それは苦肉の策であった…兄自身の精神状態も等に限界、彼女にこれ以上、偽りの記憶を辿らせていては駄目だと…作らせては駄目だと。
兄は彼女に向け言う
『お前は…これから独りで生きて行け、そして力をより良いものとし、また私の下へ帰ってこい……お前の秘められた記憶と共に』
主殿と言えども、彼女はこの話には素直に頷けなかった…それはまだ、兄に向けていた愛を忘れていず、
それを主殿として照らし合わせていたから。
だが、兄は涙を何粒か落し、彼女の前を去った……呆気、虚無に打ちひしがれた彼女は、
兄の後を追わず、兄とは逆の進行方向に歩を進め、旅立っていく…
彼には何か考えがある…私に向けてくれた言葉の意味を隅々まで知るまで、私は彼の下に戻らない………そう胸に秘めて進んで行ったのだ 。
【備考:其の二、記憶の回収】
何百年か過ぎた頃、兄が結婚する、と風の知らせが来る、彼女はすぐさま駆けつけ、主殿…兄の結婚式を陰に隠れながら祝う事にした。
しかし、運が良いのか悪いのか、隠れていた所を兄の妻に見つかり、彼女は妻の『入ってくるのじゃ』と言う申し出に、
しぶしぶ頷き、式場へと入り、兄と二度目の再会を果たす。彼女は兄の晴れ姿に敬意の眼差しを。兄は妹に驚愕の眼差しを向ける。
式場は、何も言わず見つめ合う兄と妹に一気に注目が亘る。兄妹だと知らぬ他者から見れば、ただの男女であったがため、
兄の妻は心底腹が立ち、式場を飛び出してしまった……兄は妹に待っていろと告げ、妻を連れ戻すべく式場から出て追いかけ、
兄にそう伝えられた妹は、その場で立ち竦み、小さくなっていく兄の背中を見つめながら、そっと頷いた。
妻はと言うと、見つめ合っていた光景を目にし、一目で分かったのだ。この二人は何か繋がりがあると。
………それから、妻は彼女と頻繁に会い続け、どんな小さなことでも兄の事を細々に話していった、
…これが彼女の記憶が元に戻る段階の一段目であった。
今現在、記憶は着々に戻りつつある傾向、主殿として見ていた兄には、ちゃんと、実の兄として見始める様になった…が、
兄に対する愛は以前より、一層強く深くなった…それは仕方がない、唯一の家族……たった独りの肉親……兄なのだから。
【備考:其の三、自身(+家内)】
乗り物酔いが凄まじく、停止している船に乗っていても吐き気を催すほど。
それ故に、殆どの乗り物には乗れず、移動は基本歩きか走る事。彼女自身も景色や自然、風に触れ合うためだと、この移動方法を取っている。
まだ兄の式神時代の癖が治っていないのか、記憶を完全に取り戻した現在でも、彼女は兄の傍らに居続けている。
ベッタリとくっ付かれている兄は少しうんざりしなからも、律儀に彼女の問いかけや話に付き合っている。兄嫁の反応は………言わずもがな。
兄と同じく、兄嫁の家族の下に転がり込んだ形であるが、兄嫁の家族との仲は良好。
兄の息子、娘には優しく、時には厳しく接するその様は、威厳も優しさも兼ね備えた姉の様である。
彼女の体内には龍族が憑いている。それは今は亡き実母から託された水龍、彼女本人は水龍が勝手に憑いてきたと思っていたのだが、
兄が打ち明けた事により、実母から水龍を託された、と真実を知る。水龍との仲はとても良い、それもその筈か、同じ陰(水気)が強い者同志、
それに彼女は実母より特別水気が濃い為、水龍との相性、強い水気が噛み合った向上効果により、自らの命を落とす程に強力な水気を扱える。
その強い水気の所為で一度命を落としている為、兄から『あまり強い水気を扱うな』と注意を施されたのだが、
今の彼女は昔の様に小さく弱い存在では無くなったため、自身の技量より上の術で水気を呼び寄せても命を落す事は無く、酷い疲れが圧し掛かるだけらしい。
龍族に憑かれている為、鱗閃紋が体の部位に現れる(特に両頬にエメラルド色の光輝が)。それを見るためには陰が強い者、霊力が強い者でなければ見る事が出来ない。
この鱗閃紋は、彼女の感情を表す物でもある。淡く優しげに輝いている時は安らいでいる時、主に気分が良い時やお風呂に浸かっている時。
逆に荒々しく濃く輝いている時は危機や怒りを感じた時に現れる。
月に二~三回ほど、彼女は水龍と共に海へ行く。そこでゆったりと海に体を任せて浮かんでいたり、
海蛇程の大きさで彼女から一時遊離した水龍と泳いだりし水気と心身を整えている。
最終更新:2012年06月23日 21:25