「放課後のキス(ユカラカキ ◆57bPn7v4tg)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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<h1>放課後のキス</h1>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>818 :<a href="mailto:sage">ユカラカキ ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/13(火) 00:37:59
ID:PO1nb68t <br></dt>
<dd>お久しぶりです。<br>
三原&冴子x播磨シリーズを書いていたユカラカキです。<br>
長い事空いてしまいましたが、シリーズの続きを投下したいと思います。<br>
<br>
前半が三人称美琴視点での「播磨x円」、後半が「播磨x美琴」となります。<br>
本当は播磨x円だけの予定だったのですが<a href="../test/read.cgi/eroparo/1181492050/805" target=
"_blank">>>805</a>でミコちんな流れになったので書き直しました。<br>
内容から、梅津がとても可哀想なので、梅津ファンにはお勧めできません。NGワードは「放課後のキス」で。<br>
<br>
まずは前半のみ。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>819 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/13(火) 00:39:11
ID:PO1nb68t <br></dt>
<dd><br>
別に覗くつもりなんて無かった。<br>
校庭にいた猫を、追っただけなんだ。<br>
それなのに何で、おまえらがいるんだ。<br>
つうか、あんたら別の相手いなかったっけ?<br>
あーいや、さ、体育館裏でこんなことしてるな!<br>
<br>
目の前の"光景"に息を呑みながらも、頭の中をそんな言葉が駆け巡る。<br>
勿論、それを声になんて出来ない。<br>
<br>
(――なんで、城戸と播磨が……)<br>
美琴は、小さく唾を飲み込む。<br>
<br>
くちゅくちゅ、ぴちゃ。<br>
"そういうこと"に疎い美琴でさえ、何が行われているか解る音が、いやがおうにも耳に入ってくる。<br>
例え解らなくても目に映る光景の意味は理解できる。<br>
<br>
播磨拳児と城戸円がキスをしている。<br>
色々と問題はあるけれど、個人の自由。回れ右して帰ろ。沢近にゃ黙っておいたほうがいいな。<br>
美琴の頭はそう結論を出しているものの、身体が動かない。<br>
――瞳は美琴が過去、見たことのない光景に釘付けになってしまっている。<br>
<br>
いや、美琴だってドラマでキスは見たことくらいある。<br>
目の前の光景は……つまり、キス以上もシているのだ。<br>
<br>
……唇を交わしている状態で、播磨が立ったまま円のお尻に手を添えて、持ち上げるように抱きしめている。<br>
円の脚は彼の腰に巻きつき、足首には可愛らしい下着がひっかかっている。<br>
更に播磨の足元には学生服のズボンとトランクスが散らかって、逞しい太ももが見えている。<br>
密着している脚の間からは、くちゅくちゅとひっきりなしにイヤラシイ音が……。<br>
<br>
(うわ、播磨やっぱり筋肉すご……。コレって駅弁……だっけ?一人の体重支えてるから浮き出てる。<br>
あ、城戸の脚も陸上やってるだけあって綺麗だな……って私は何を考えてるーー!)<br>
と、心の中で頭をぶんぶんと振っているつもりの美琴だったが、瞳はまぎれも無い"同級生の情事"に魅入っていた。<br></dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>820 :放課後のキス ◆57bPn7v4tg 2007/11/13(火) 00:40:11 ID:PO1nb68t <br></dt>
<dd><br>
「ちゅ…ふぁっ、ぁぁ!すごーい、いいよぉ。ん、今までで一番……あふっ」<br>
「おい、梅津と比べるんじゃ、ねぇっ」<br>
「やぁ、ひんっ」<br>
ぐっと播磨の腰が突き上げられると、逞しい背に回された円の指がひっかくように快感を訴える。<br>
「茂雄とは、まだ――キスだけ……ふぁ、んん」<br>
「ぐはっ、ったく梅津にどう顔あわせりゃいいんだ――ん、ぅっ!そんな締めるな。もたねぇだろ」<br>
「だってぇ、茂雄がもし見てたらって思ったら。ぁんっぁぁぁぁ、きゃぁっ。んんー」<br>
再び円の唇が播磨に塞がれ、腰の動きは円を描くように……きっと膣内をぐちゅぐちゅにかき混ぜているのだろう。<br>
筋肉を太い縄のように浮き上がらせた播磨の太ももを円の愛液がつぅぅっと太い筋を描いて垂れ落ちている。<br>
<br>
(私がみてるって。あーもう、こいつら、なんてこと……くぅ、私もなにやってんだ)<br>
いつもの美琴なら殴ってやりたくなるような会話。<br>
にも関わらず、美琴の手は二人を殴りに行くのでは無く、このところ更に大きくなり始めた自分の胸へ這っている。<br>
下からゆっくり柔らかさを確かめるように。先端に触れると制服の上からなのに全身が震える。<br>
<br>
「ぁふ、このキス……クセになっちゃう。くんっ、そこっ!おくぅ。……ぁぁ」<br>
「うぐっ、ぬおっ。でち、まう。――離れろって」<br>
二人とも限界まで来ているのか、会話に呼気が混じり息が荒くなっている。<br>
「膣(なか)で、いいよっ。いっぱい、いっぱいぃ」<br>
「ばっ!脚を離せっ。くぁぁぁ!!!くっそ!どうなっても知らねーぞ!」<br>
円の白い尻たぶを掴む播磨の無骨な手にぎゅっと力が入る。<br>
途端、二人の身体が小刻みに痙攣して――とろり、とろり、白い液体が二人の結合部から滴り落ちた。<br>
<br>
「……でてるぅ」<br>
「がぁー!奥で、思いっきりだしちまったじゃねーか!」<br>
「いいよぉ。あぁ、まだ熱いのが……やぁん」<br>
無愛想な播磨に、円はハートマークのついた甘い声で愛しげに軽いキスを降らしている。<br>
円のいつも快活でなかなか整った相貌は、今、完全に快楽でうっとりと緩みきって、美琴から見ても幸福そうだった。<br>
そして、繋がったままのソコからはひっきりなしに白い液体が地面に向けて垂れて……今でも射精が続いていることを物語っていた。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>821 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/13(火) 00:41:32
ID:PO1nb68t <br></dt>
<dd><br>
(はぁ……んぅ。膣で出されるって、そんな気持ちいいものなのか?それとも播磨のが特別……)<br>
ぞくり、と。美琴の脚の間、そして胸の先端に甘い刺激が走る。<br>
頭の中に霞がかかったような状態のまま、ほんの少し円を羨んでしまう。あんな気持ち良さそうに――と。<br>
<br>
「ぁぁっ、ふぁ。すっごい、良かった。最高。わぁ、とろとろぉ」<br>
やっと、駅弁からゆっくりと降りて円が満ち足りた笑顔で播磨に話しかける。<br>
「俺ぁ、最悪だ」<br>
「そんな事いっても、出したのにこんな硬いよ……」<br>
「こらっ!おめーは用事あるんだろ」<br>
「うん、茂雄とデート。遅れそーだから、このままいっちゃお」<br>
と、まだ播磨の精液を膣から垂らしたまま、足元のショーツをきゅっと引き上げ履きなおした。<br>
「はぁ、ん。これで良し」<br>
「よくねーだろ……」<br>
「膣出しでも大丈夫だよ。もう少ししたら茂雄ともエッチするから」<br>
「……?? おい、ちょっとまて!今、さりげなくとんでもねー事いわなかったか!」<br>
下半身を晒したまま、播磨が突っ込むが円は気にした風でもなく笑う。<br>
そして、軽く腰をかがめると「ちゅっ」と、自分と播磨の体液でとろみがついた肉棒にキス。<br>
<br>
「秘密できちゃったね。嫌いにならないでね、誰にでもするワケじゃないんだから。――じゃねっ」<br>
何事も無かったように軽く身を翻すと、陸上部らしい軽やかな走りでさっていった。<br>
<br>
播磨と、隠れたまま覗いていた美琴を残して。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>822 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/13(火) 00:43:19
ID:PO1nb68t <br></dt>
<dd><br>
(あ……れが。男のモノ、うそ――子供の頃に風呂でみたのは、あんなんじゃなかったぞ。ふぁ……)<br>
円が去った後も、まだ自分を慰める手を止められないまま、美琴の視線は播磨の逞しいモノから離れない。<br>
もっと近くで見たい、そう思って身体を乗り出した瞬間。<br>
<br>
「とっと、うわぁっ」<br>
胸と脚の間をまさぐった状態で体重移動したせいで、バランスを崩してゴロゴロと転がり……播磨の目の前に飛び出してしまった。<br>
顔を上げると、そこには反り返ったモノ。<br>
美琴の瞳が大きく見開かれる。<br>
「へ?す、おう?」<br>
「うわっ、うわぁぁぁぁぁっ!!」<br>
今までの興奮、至近距離で男のモノを見てしまった羞恥、覗きがばれたという危機感。<br>
大混乱に陥った美琴は、一番慣れている行動をとった。<br>
<br>
つまり、渾身の正拳突きを"脅威"に放ったのだ。<br>
<br>
「ぐぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁっぁ!!!」<br>
放課後の体育館裏に、世にも悲痛な断末魔が響き渡った。<br></dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>823 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/13(火) 00:45:48
ID:PO1nb68t <br></dt>
<dd><br>
◆ ◆ ◆<br>
<br>
数分後。<br>
まだ股間を抑えて蹲っている播磨の腰をぽんぽんと叩きながら、美琴は明後日の方向を向いて話しかける。<br>
「いやー、ごめんごめん。でも、アンタだって悪いんだからな」<br>
「うう〜」<br>
抗議しているらしいが、うめき声にしかなっていない。<br>
「ああ、解ってるって。皆には黙っておく……というか言えないだろ、あ、あんなこと」<br>
衝撃的な光景を思い出し、美琴はぎゅっと拳を握って身体に走る感覚に耐える。<br>
まだ……疼きは止まっていない。ズボンが脱げたままの播磨に触れていると考えると尚更、じわりと湧き上がってくる。<br>
「ぁ、う。あり、が――と。すまねぇ」<br>
やっと言葉を口に出来るようになった播磨が、やっぱり股間を抑えたままの姿で美琴を見上げる。<br>
その目にはちょっぴり涙が。<br>
「で?事情は聞かせてくれるんだろ?」<br>
このままじゃ納得がいかない、と美琴は目で語る。<br>
<br>
「……その前に、ズボンとパンツ履かせて……」<br>
「おわっ、ごめ!私、後ろ向いてるから」<br>
慌てて播磨へ背を向けながらも、美琴は、今一瞬チラリと見えた播磨の一物を脳裏に焼きつかせていた。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>824 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/13(火) 00:47:15
ID:PO1nb68t <br></dt>
<dd><br>
◆ ◆ ◆<br>
<br>
「なるほど。城戸が梅津以外の男と一緒なのを見ちまって、口止めに……ねぇ」<br>
「お、おう」<br>
「にしても限度ってもんが……」<br>
「面目ねぇ」<br>
「播磨って三原達と仲いいけど、そっちはどうなんだよ。どっちか彼女って話だけどさー」<br>
"緊急事態"を一緒に経験したせいか、妙な連帯感を感じながら美琴は播磨に質問をぶつけ続ける。<br>
<br>
「違うんだ!それは、だからよ……あ、くそっ、わかったスマン――全て話そう!じ 実は俺」<br>
<br>
・<br>
・<br>
・<br>
・<br>
「そうか。アンタは同級生二人と学校でも外でもヤりまくっていて、家では刑部先生と同棲、毎日朝から。<br>
――その上、今日はあの二人がいなかったせいで、性欲をもてあましてた。そこで丁度、城戸に誘惑されてああなったと」<br>
「……ぐっ」<br>
「見境なし」<br>
「……ぐぁ」<br>
播磨の乱行を聞き出し、完全に優位に立った美琴は、半眼で呆れたように告白内容を羅列してやる。<br>
(男っていうのは、そーいうもんらしいけど……よ)<br>
またあの光景が脳裏に浮かんで、美琴の体温を上げてしまう。<br>
とろりと流れる白い液体、満たされ恍惚の表情を浮かべる円。<br>
頭を振って、煩悩を追い払うともう一度播磨へ視線を戻す……が、つい、下腹部が視界にはいって瞳が釘付けになる。<br>
(ちょっ!勃って……る?まさか私にも欲情してたり)<br>
コクリ。<br>
美琴の喉がまた、唾を飲み込んだ。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>825 :<a href="mailto:sage">ユカラカキ ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/13(火) 00:50:13
ID:PO1nb68t <br></dt>
<dd>以上で、前半終了です。<br>
次回は播磨xミコちんで。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>844 :<a href="mailto:sage">ユカラカキ ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:14:18
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><a href="../test/read.cgi/eroparo/1181492050/824" target=
"_blank">>>824</a>の続き投下します。<br>
長くなったせいで推敲が甘いのでヘンな描写もあるかもしれませんがご容赦を。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>845 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:15:58
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
注意深く播磨の視線の先を辿ってみる。<br>
もう身体の一部のように見えてしまうサングラスからは瞳の位置は解らない、が……首と顔の角度から推測は出来る。<br>
(やっぱり、私の胸を見てるな、コイツ)<br>
先程、情事を覗いていた時にまさぐったせいで制服のブラウスのボタンがいつも以上に開いているせいだろう。<br>
美琴はもう一度播磨の股間に目をやってから、おもむろに腕を伸ばした。<br>
<br>
播磨のサングラスに。<br>
<br>
「どわっ!!な、なにしやが……」<br>
案の定、播磨の瞳は美琴の胸の膨らみを凝視していた。<br>
笑いを堪えながら、ジト目で睨んでやる。<br>
<br>
「スケベ」<br>
「……すまん」<br>
<br>
真赤になって慌てて目を逸らす姿が妙に可愛い。<br>
(かわいい。って私は何を考えてる!……でも、なんだろなーこの気持ちは)<br>
ぞくぞくと悪戯心と好奇心と欲望がミックスされた感情が美琴の心を支配し始める。<br>
"こーいうこと"で美琴が優位になれる状況は生まれて初めての経験で、妙に気分がハイになってしまう。<br>
「ま、減るもんじゃ無いからな、いいけどさ」<br>
そう言って、わざとボタンを一つ外してやる。<br>
そうすると何故か、ぞくりと美琴の背筋から子宮へかけてヘンな感覚が走り抜ける。<br>
……見せることで播磨を支配してると思うと心地いい。<br>
「お、おい。いいのかよ」<br>
ちらり、ちらりと恐る恐る視線を元に戻そうとする播磨の様子にまた笑みが浮かぶ。<br>
心なしか、彼のズボンの布地を持ち上げているモノも大きくなっているような気がした。<br>
「まあ、私もちょっと……見てたりもするから、ははは」<br>
堂々と視線を播磨のソコへ走らせてやる。<br>
「うぉい!――み、みるなって!」<br>
「アンタだって、私の見てるだろー!」<br>
笑いを含んで言い返す。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>846 :<a href="mailto:sage">ユカラカキ ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:17:50
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
黄昏近くなり暗くなった陽も相俟って、奇妙な共犯的雰囲気が場を支配し始めていた。<br>
<br>
「そりゃ、よ。男の事情ってもんが」<br>
「事情ねぇ……とりゃ!」<br>
テントを張っているモノの先端をついっと触ってみる。<br>
「ぬぅおわ!!」<br>
「あはははは。おっもしれーな、やっぱ!」<br>
くりくりと、掌で硬い感触を楽しみながら、播磨の顔を見る。<br>
アレを撫でる為、前かがみになって深くなった美琴の胸の谷間から、刺激にのけぞりながらも視線は逸れていない。<br>
「くっ、お前、わかってて……うぉぉっ、触んな!撫でんな!擦るなぁぁ!」<br>
「やー、これ大きくなって面白くてさ。ナマで見たくなってきた」<br>
と、ズボンのジッパーに指をかけて静かに引き降ろす。<br>
さっきまで同級生の膣に入っていたモノ、今、美琴に興奮しているモノを見たくて仕方ない。<br>
(私、絶対ヘンだ。でも、これを逃したら、もう二度とチャンスは無いよな)<br>
<br>
「こらっ、何しやがる!やめ……」<br>
「私のも、さ、触っていいからさ」<br>
「え"……」<br>
<br>
播磨の抵抗をやめさせる為に、そんな言葉が唇から漏れる。<br>
途端、時が止まった。<br>
・・・…空気がより淫らに変わって行く。<br>
<br>
「いい?播磨の見せてもらうからな……」<br>
「あ、ああ――」<br>
ずるりと太く逞しく漲っている播磨の肉棒を外にまろび出す。<br>
掌に熱い感触、とろりとした液体が塗されテカっているのがリアルでイヤラシイ。<br>
(うわっ、匂いすご……これって舐めたりもするんだよな?)<br>
晶や雑誌から吹き込まれた情報が頭を巡る。唇に触れんばかりにして顔を近づけ吐息をかける。<br>
「こんな形してるんだな。キノコっぽいけど、なんか硬いし、ヘンだ」<br>
「くっ、そんなまじまじ見るんじゃねぇ。くぅ、はぁはぁ……俺も、触るぜ」<br>
播磨の欲情に染まった声と荒い息が、美琴の心を甘くくすぐる。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>847 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:19:11
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd>「いいよ、少しくらいなら――」<br>
同級生の膣(なか)にさっきまで入っていた男性器を間近で弄くっているという状況と、播磨に乳房を触れられる期待に、<br>
美琴の乳首は既に痛い位に勃起してサイズの窮屈なブラに擦れてしまっている。<br>
「……おう」<br>
播磨の喉仏が上下して唾を飲み込む。そして美琴のたっぷりとした胸の谷間に伸びて……。<br>
ブンッ。<br>
片手だけで器用にブラのフロントホックを外した。<br>
<br>
「――え?」<br>
ぶるんっと音を立てそうな勢いで、Dのブラでは収めるのに狭すぎた美琴の乳肉が弾けるように揺れて外気に晒された。<br>
そこへ、播磨の無骨な指が。<br>
重そうな美琴の乳色のプリンを下から支えるように、優しく揉みしだいた。<br>
「くぅ、やぁ――はり、ま」<br>
「すげーな。これ」<br>
イヤラシイ言葉で品評され、馴れた手つきでまさぐられると、これまでの雰囲気で溢れかけていた欲情が美琴の身体を駆け巡った。<br>
「ちょっ、まって、ブラ……直接、ぁぁっ!!ひん、ぅぅぁぁ!」<br>
大きな掌で下乳を支えられたまま、指先で尖った乳首をぴんっと柔らかく弾かれると、それだけで子宮が震えて全身が脱力する。<br>
もう、美琴は播磨の肉棒を握った状態で、快感に耐えるように身じろぎするだけしか出来なかった。<br>
「周防のでかいし、柔らけぇ。ここ敏感だな」<br>
完全に主導権を握り返した播磨が耳たぶを噛むように囁き、掌で美琴の感じる部分を探し回る。<br>
播磨の大きな掌でさえ余る乳房を、最初は甘く、次第に強く弾力を確かめるように。<br>
「ぁ、くぅぅ。こんな……」<br>
美琴でさえ知らなかった"感じる場所"が無骨な指によって探し当てられ、重点的に刺激される。<br>
もう、桜色の先端は微風が通ってさえ電撃のような快感が走るようになってしまっている。<br>
なのに、播磨は美琴の右の胸だけを……今度は両手で根元からゆっくりと絞るように乳首まで揉み上げ、最後指の間から覗いているソレをきゅっと甘く捻ったのだ。<br>
「ひっ!!うあぁぁぁぁぁぁ!!!あぅぁ」<br>
巨乳を絞ることに馴れた愛撫に、美琴の心は沸騰するような快感に浚われる。<br>
乳房全体がこれまで感じた事の無い甘い刺激でいっぱいになり、触られている箇所からうっとりとするような快感が子宮から膣に走るのだ。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>848 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:19:59
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
声も、まともな言葉にならない。<br>
円との情事を覗いていただけでびしょ濡れになっていたショーツは、今の播磨の"乳搾り"で用を果たさない位にまで水浸しになっている。<br>
(なんだよ、これ。おも、らし?――何か、止まらない)<br>
乳を搾られただけで潮を噴いたことも解らず、ただ未体験の快楽に浸り……つぅぅといつもは引き結ばれた口元から涎が一筋。<br>
「周防、感じやすすぎ。――反応すげぇ」<br>
今度は両の乳房を軽く掴まれ、背を播磨の胸板に密着させる形で抱きかかえられた。<br>
そして、ぐにぐにと若干乱暴にたわわな双乳を弄ばれる。<br>
「ぁっ、だめっ、むねばっか……り」<br>
何度も軽くイかされながらも、抗議しようとするが、両手の指で肥大した乳輪ごと乳首を指腹で転がされるとまたイかされて濡れたショーツから愛液を染み出させる。<br>
間欠泉のようにイク度に潮を噴いている為、今ではスカートまでぐっしょりと染みてしまっている。<br>
<br>
「――わかった、じゃあ」<br>
「ぁ、んっ!っっーーー!!」<br>
サングラスの無い播磨の端整な顔が近づき、美琴の涎を舐め取るようにして唇を塞いだ。<br>
気持ちよさのあまり半開きになっていた唇に荒々しく舌が入り込んで蹂躙する。<br>
美琴の舌を探し出すと、すぐに絡めて吸いだすようにしてくすぐり始める。<br>
<br>
手際のいいキスと、それだけでイかせるような乳房への愛撫。<br>
経験の無い美琴が耐えられるわけも無かった。<br>
もう、僅かな抵抗も出来ずされるがまま、ただ快感を貪るために播磨に舌を差し出し、<br>
乳房をいいようにこねまわされては甘い声をあげる。<br>
<br>
懸命に播磨の肉棒をまさぐっていた手は、もう動かす事すら出来ない。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>849 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:20:35
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
三分後。<br>
ぴちゅぅ……。<br>
粘液質な唾液の糸を引いて、美琴と播磨の唇が離れた。<br>
<br>
「はぁはぁ、周防」<br>
「……はり、まぁ」<br>
欲望にぎらついた播磨の瞳に射すくめられ、美琴は頭の中に靄がかかった状態のままうなずいた。<br>
美琴の乳房を弄っていた掌が腰に伸びて、ショーツをずり下ろし始める。<br>
重く濡れた布は、とろりと濡れて幾つもの銀の端を美琴の蜜壷と結んでいた。<br>
<br>
くちゅり。<br>
お尻を掴まれたと思った途端、身体を軽々浮かせられ、座ったままの状態で下半身に熱く太いモノが押し付けられた。<br>
そして――美琴の秘裂を押し広げ、ゆっくりと侵入して来る。<br>
「ひんっ、大きい」<br>
初めては痛い。そんな知識が頭を巡るものの足はぴくりとも動かない……<br>
それどころか濡れた襞が、播磨のモノを歓迎するように、美琴の意思とは別に蠢き始めているように感じる。<br>
そのまま、とろりとした蜜が溢れている美琴の秘裂は限界まで広げられ――。<br>
<br>
一気に挿し貫かれた。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>850 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:22:03
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
「ンっ……うぁぁぁぁぁ!ううぅぅっ!!」<br>
膣が未知の感覚に、きゅぅぅうぅっと締まり、ソレが播磨のモノと深く擦れて……美琴に膣内を犯される悦びを全身に伝える。<br>
痛みを覚悟していた心に快感が流れ込み、あっという間に侵蝕してゆく。<br>
「くぅっ!さ、すが、鍛えてるとここの締め付けもすげーな」<br>
「ひンッ、す……ご。こんな、の――うそぉ」<br>
<br>
ぴしゅぅうぅぅ。<br>
<br>
再びお漏らしのような潮が播磨の股間を濡らす。<br>
「挿入(い)れただけでイッたのか?ぐっ、ぁ、こんなキツイの初めてだ」<br>
「ンンーーッ!ぅぅぁぁ!!いいよ、これ、そんな……ひぅぅ!」<br>
ずぽずぽ、リズミカルに播磨のモノが美琴を犯し始めると、もう頭にピンク色の霞がかかってただ剛直を貪ることしか考えられなくなる。<br>
(なんでぇ。私、こんな――えっちじゃない。処女、なんだぞ。なのに)<br>
播磨も美琴が初めてだとは全く考えていない様子で、遠慮なく腰を掴んだまま膣最奥でぐりぐりとかきまぜ攻め立てている。<br>
そんな状況に心で文句を言いながら、美琴は自分を貫いているモノに揺さぶられて喘ぎ声しかあげられない。<br>
<br>
尻を鷲づかみにされて、下から激しく突かれる度に、美琴の巨乳はたぷたぷと反動で揺れ播磨の胸板に乳首が擦れる。<br>
ただそれだけで美琴は小刻みにイっては、膣から再び官能に火をつけられてしまう。<br>
「は……りまぁ、もっと。いいっ!これ、たまんない……あぁ、こんな」<br>
美琴の反応に気を良くしたのか、播磨は片手を尻から離すと、目の前でたぷんたぷんと揺れ続ける柔肉を捕まえ、<br>
無造作に揉み絞り始めた。<br>
「ひっ!!!ぁぁぁぁあああああ!!ぁ、胸一緒にされたら!」<br>
乳房を絞る手の動きに呼応して膣が締まる、途端、播磨が快楽のうめきを漏らすのが、なぜか嬉しい。<br>
もっと自分をイヤらしく責め立て、気持ちよくなってほしいとさえ思ってしまう。<br>
「こんなの目の前で揺らされたら、仕方ねーだろっ」<br>
荒々しく突き挿した肉剣を激しく出し入れしたかと思うと、播磨は美琴の巨乳を自分の唇に先端が来るように持ち上げた。</dd>
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</blockquote>
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<dt>851 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:23:03
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
ぢゅぅぅうううううううううううううぅっぅ。<br>
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「―――ッンぁぁぁぁぁぁぁぁぁァぅーーーーー!!!!!!」<br>
<br>
完全に勃起した乳首を思いっきり吸われた。<br>
そのまま乳輪を甘く噛まれ、吸い込まれながら舌で嬲られる。<br>
それだけでも敏感な美琴がイクには充分なのに、同時に子宮口をコツコツと肉棒がノックして膣壁をカリが何度もひっかいている。<br>
<br>
意識が何度も断続的に飛ぶ。<br>
甘い電撃が何度も何度も子宮をひくつかせ、膣口をいっぱいに締め付ける。<br>
(ちくび、吸われながら。犯されて……学校で――やだ、私、今……城戸と同じ。あふぅっ、こんな感じてるんだから、それ以下?)<br>
混濁する思考の中でそんなことを考える。<br>
<br>
その時。<br>
子宮口に当てられた播磨の剛直の先端から――熱い奔流が迸った。<br>
「ひっ、ぁぁぁ――で、て」<br>
「すま……ん、くそっ、とまらねぇ」<br>
どくっどくっ。熱い肉の竿が脈動する様子が膣を通して伝わってくる。<br>
……乙女だった部分が白濁液に汚されてゆくのが背徳感をいやがおうにも高める。入っているモノが愛おしいとすら思う。<br>
「ぁぁん、これも、いい――さいこ、う。こんなにキモチイイな、んて。播磨、もっと胸も……吸ってくれよ」<br>
「おう、んく。じゅるっ、ぢぅぅぅ」<br>
肉棒が届かない子宮まで精液を流し込まれる感触に酔い、乳房への愛撫を更に要求してうっとりと快楽に浸る。<br>
貫かれながら、敏感な乳肉を愛撫される今の状態は美琴にとって最高だった。</dd>
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</blockquote>
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<dt>852 :<a href="mailto:sage">ユカラカキ ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:24:02
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
とぷとぷ。<br>
結合部から、美琴の膣と子宮から零れた精液が流れ落ちては二人のからまった陰毛を濡らし始める。<br>
まだ、美琴の膣を押し広げているモノは萎えることなく充分に硬い。<br>
播磨がたっぷりとした乳肉を吸い、揉む度に回復してゆくようだった。<br>
勿論、美琴も舌で先端を転がされると、イったばかりなのに、またすぐに限界まで昂ぶってしまう。<br>
<br>
「くぅ、播磨……もっとしよ、う。きゃぅ!」<br>
しゃぶっていた乳首を甘噛みすると、播磨は美琴に笑いかける。<br>
「どっちがスケベだよ、ったく」<br>
「アンタが、悪い。こんな――キモチイイこと……はぁ、ん。教えるから」<br>
今度は美琴からキスを求めに行き、唇が重なる。<br>
<br>
どちらからともなく、自然に腰を振り始めて二戦目に入りだす。<br>
<br>
(ナマでこんなに、されちゃったな。……私、妊娠するかも。<br>
ああ、でも孕んじまえば播磨に責任取らせて、毎日こんなキモチイイことできんのか……それもいいかも)<br>
<br>
播磨が心の中を覗けたら、真っ青になって萎えるようなことを考えながら、美琴はまた快楽の海に身を投げ出す。<br>
もう――播磨からは離れられない、と確信しながら。</dd>
</dl>
</blockquote>
<p> </p>
<blockquote style="">
<dl>
<dt>853 :<a href="mailto:sage">放課後のキス ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:24:37
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
◆ ◆ ◆<br>
<br>
「悪ぃ……なんつうか、生……」<br>
「いーって、いーって」<br>
「いや、けどよ」<br>
「私は気にしてないから、安心しな」<br>
「お、おう。俺も今回みたいなこたぁしないように……」<br>
「次からもナマでいいから。……あ、いつでもいいんだ。播磨がしたいときに、さ」<br>
「まてっ、おい」<br>
「責任とる意味でも宜しく」<br>
「……何でこんなことに、なっちまったんだ」<br></dd>
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</blockquote>
<p> </p>
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<dt>854 :<a href="mailto:sage">ユカラカキ ◆57bPn7v4tg</a> 2007/11/16(金) 21:31:34
ID:K6ndAEpj <br></dt>
<dd><br>
これで「放課後のキス」は終わりです。<br>
現在の攻略状態は、三原、冴子、絃子、美琴となっています。<br>
次は、八雲か沢近、どちらかの予定です。<br>
<br>
あ、尚、自分はカレーさんではありません。<br>
ここでの初投降は保管庫の「キスマーク・中」だったかな?<br>
確か、カレーさんが書いていた非エロの前編を繋ぐ形で書いた覚えが……。</dd>
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</blockquote>
<p> </p>