民主党の危険性を解説した記事

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民主党は数々の公約で、国民の生活を楽にしてくれようとしています。50000円の定額給付金、年金、医療などなど。しかし、財源がありません。財源があるならば、自民党だって苦労はせず消費税だのたばこ税などと悩むこともないのです。
民主党はその財源をどうしようとしているのでしょうか。答えは埋蔵金です。財務省に眠る外貨準備を半分使おうというのです。外貨準備とは、国の通貨の急落や高騰を避けるため、為替に介入して通貨の安定に使われるドル資金です。日本の外貨準備は1兆1500億ドルで、世界2位の保有国です。世界3位のロシアが4900億ドルで日本は2倍以上あり、確かにドルがダブついているので半分に減ることには問題はありません。
この民主党の案はいいように感じますが、大問題なのです。外貨準備の世界1位は中国の1兆6500億ドルです。アメリカが中国と親交を深めている理由の一つは、この膨大な外貨準備にあります。もし中国が外貨準備のドルを大量に市場に流せば、ドルは暴落しアメリカは破綻します。中国は外交カードとして、外貨準備を保有しているのです。つまり、民主党の外貨準備を半分使うとは、金融テロ以外のなにものでもありません。アメリカどころか、世界が終わります。

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しかし、麻生総理も膨大な外貨準備を死蔵させておくわけにもいかず、利用する案を出しました。とはいえ、激しい円高の現在、ドルを市場に出すわけにはいかないため、IMF(国際通貨基金)へ10兆円の供出でドルを使おうと考えたのです。IMFは世界の経済や政策を監視する機関で、経済危機で破綻しそうな国への資金の貸し出しも行っています。麻生総理は他国に貸し出す資金の供出をしようというのです。しかも、IMFから貸し出された資金は金利が付いて必ず戻ってくるのです。日本は少ないリスクで死蔵しているドルを運用でき、更に世界金融危機において日本をアピールすることもできるのです。失政続きの日本では久しぶりのナイスアイディアです。
もっとも、麻生総理を批判することを楽しんでいた人たちにはこの政策の良さが分からず、血税を無駄にするな、といった的外れな批判もいわれていましたが。

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民主党はこれに対して、「IMFを介さない特定国への支援を」といいだしました。つまり、IMFにゆだねず、日本が助けたい国を独自で助ければいいというわけです。世界経済の安定を考えるIMFとは真逆の考え方です。しかも、IMFと違い、独自の融資を行えば借金を踏み倒される可能性もあります。なぜ民主党は、これこそ血税の無駄遣い、という案を出してきたのでしょう。それには深い理由があります。

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民主党は一部に韓国党と揶揄されるほどの、親韓国派政党です。それこそ日本国民そっちのけ、といえるほどの。10年前のアジア通貨危機の際、韓国はIMFから資金を借りました。IMFの取り立ては、ケツの毛さえ抜かれるほど激しいものだといわれています。韓国もIMFの激しい取り立てにボコボコにされ、日本に泣き付いてきたほどです。再び破綻しそうな韓国は、盟友民主党にIMFから借りずに済まないか、と相談しているのです。その答えが民主党の「IMFを介さない特定国への支援を」というわけです。
日本も失業者が増え危機的な状況だというのに、よそ見をしているとは民主党とはなんとも呑気な政党です。

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とはいえ、麻生総理も韓国の破綻を放っておくわけにもいかず、日本と韓国の2兆8000億円の通貨スワップによる支援を考えているようです。
通貨スワップとは、円とウォンを同価値の固定レートで交換することです。韓国ウォンの急落によりドルが調達できなくなったため、交換した円でドルを買うわけです。当然、期限付きの交換で、期限がきたら再び交換を行い、交換した円は日本に戻ってきます。
韓国には交換した円でドルを買えるメリットがあり、日本は円が売られドルが買われることで、円高を抑えるメリットがあります。そして通貨スワップには、交換した資金の80%がIMFとの連動であるため、踏み倒されるリスクが少ないのです。またまた、ナイスアイディア。

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最終更新:2025年04月22日 01:36