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第十四章 ミッションオペレーション

序章

mission operationとは衛星の制御やデータ配信、はたまたその計画作成をふくむ一連の活動である。(Fig14-2を見ると良く分かる)
以後そのままmisson operationという言葉を使います。(和訳しないほうが感覚的にいい気がする)

misson operationは衛星の生涯コストに大きく影響します。
misson operationの要素をしっかり理解することでコスト削減や、効果的なオペレーションを達成できます。
misson operationのコストと複雑さは、人、自動化の度合い、ソフトウェアの量が大きく影響されます。
14-1はミッションの複雑さがコストや効率に大きく影響される話。
14-2は現在の衛星運用についてのまとめ
14-3は人員育成について
14-4は衛星運用のプランナーについての話
14-5は工学的補助についえの要求のまとめ

table14-1は全てのまとめであろうスタッフレベルとmisson operationのコストを見積もる過程がまとめられてあります。

まあここからはつれづれと書いてある順に書きます。

14.1 ミッションオペレーションの概要

misson operationの主な要素は以下の三つ
衛星のバスの命令、制御を行うチーム
要求を活動に落とし込むプランナー
衛星を健康にたもち、データをユーザの要求に合わせる技術スタッフ
である。
Fig14-1にそれらの人々の義務がのっています。

そのあとの段落には
早期の衛星のミッション決めフェーズで決定したことがいかに運用のコストや効率に影響するかということが書いてあります。

衛星ミッションの主な要素は、
衛星デザイン
地上局のシステムデザイン
misson operation
です。
それらの要素をトレードし、イタレーションすることで衛星のコストやミッションの成功率の改善につながる。

今後の議論をするために衛星を三つのタイプに分けてtable14-2にまとめてある。
これらを分けて議論することで衛星の複雑さやmisson operationのサイジング(チーム編成など)がやりやすくなります。。

14.2 衛星のオペレーション

衛星のオペレーションとは衛星への制御と命令をつかさどるチームの全ての活動を含みます。
このセクションでは特に衛星のオペレーション活動について述べられており、ミッションの予算や効率に大きく響く要素を確認します。
衛星オペレーションの流れはFig14-2にまとめられてあり、コレを見れば分かるように打ち上げ前から打ち上げ後にまで及びます。

オペレーションチームの話
オペレーションチームの構成を決定する主な要素は
  • 衛星の活動の量および複雑さ
  • コマンドおよび取得のスケジューリング
  • 衛星が見える時間の長さ
  • チームメンバーの教育
  • チームメンバーのクロストレーニング(二分野にわたる教育)
  • 道具や資源
これらの要素をかんがみて、かつtable14-3を選考にしてチームの構成や要求を決定します。
衛星とサブシステムが複雑になればなるほどオペレーションは高くつき、チームのメンバー変更に敏感になっていく。

衛星の見える時間についての話
Fig14-3にも示されているようにパスによってオペレーションは大きく変わる。
我々はtable14-3をオペレーションチームの設計をするガイドとして用いる。

複数の衛星を運用する話
一つの地上システムで複数の衛星を運用するときのオペレーションの変化。

以上のことをふまえてチームの構成が決定したらどれだけのチームを配置するか、システムの自動化も候補にいれつつ決定していく。
table14-4がチーム数を変化するとき、条件がどのように変化するかの例。

その後モニターやテレメの送信の自動化、知識獲得方コンピュータが紹介され、このへんの自動化も含めてトレードしようと書いてある。
自動化することによるメリット(テレメを早く反応して送信できる、疲れているときに良い)がつらつらと書かれてあった。

今までの部分は衛星のバス系についての話で次からはペイロードのモニターとコマンドの話。
バス系のほうが優先順位が高い。
ペイロードのオペレーションにおいて注意するのは、
健康状態を保つ、コマンド、データの取得配信
である。
データをダウンリンクする話が書いてある。
データの貯蓄容量が増えている。

まとめ
衛星の動向を調べるとはオペレータが衛星や他のポジションを知る訓練としてよい。
またオペレータとエンジニアの意思疎通ができ、チームの士気があがる。

14.3 職員の訓練

ここはさらっと。
Table14-5に衛星の飛行中に起こることとどうやって解決してきたかが述べられている。
オペレーターには
テレメ
コマンドを送る過程
コミュニケーションのプロトコル
緊急事態の対策
衛星と地上局の容量と制限
衛星が軌道に入る前の入ってすぐの運用のプラン
を理解させるのが最終目標。

あと衛星運用のトレーニングにはシミュレーターを使うとよいとかそんな話。

14.4 ミッション計画をする

ミッションを計画するとはその通りミッションを計画すること。
(この章ではオペレーション的な側面がつよいか。)
我々はミッションプランニングを通して様々な要求を実際のオペレーション活動に落とし込まないといけない。
衛星の開発戦略とユーザからの要求、オペレーションチームの特性、地上設備を帳尻合わせるように計らう。
ミッションプランニングはmisson operationの最初の要素となる。

以下すこし具体的な話

地上システムを選定する話
使う地上システムをプランニング
これは15章でもあるが出来合いのシステムをつかうか新しく使うか

衛星の位置決めについての話
日々の運用で必要な衛星の姿勢や位置決めをランニング
スターセンサを用いることが多いが、目的の軌道のスターセンサのファイルを作る必要がある。
また衛星の姿勢を現すハウスキーピングデータもいる。

ペイロードのプランニング
バス系と異なり、ユーザの要求によって左右される。
ユーザの要求に対応したコマンドファイル、アップリンクの設計。
ペイロードの運用もバスと同じく一つの衛星を運用するか、複数の衛星を運用するかで大きく変わる。
ただバスの運用に重きをおくのでペイロードへのユーザの要求は満たせないこともあってよい。

14.5 技術者として衛星の運用をサポートする

engineering supportの目的は衛星と地上局システム運用をユーザの要求に合わせること。
技術者は取得されたテレメを解析し、衛星のコンポーネントとサブシステムの動きに仮説をたてることで上記のことを達成する。
つまりこの章で述べられている工学的補助とは運用データから情報を読み取り、ユーザの要求に答えれるように衛星を運用することである。
このセクションでは工学的補助がどのようにmisson operationに関わっているか、そしてどのようにコストを減らすかが書いてある。

基本的にengineering supportは衛星の機能を調べる。
バッテリーの残量や軌道など重要。

衛星の軌道変更、維持
かなりの自動化が進んでいる。
コンピュータの計算したコマンドを他のツールで評価し、プランナーがコマンドファイルをつくる。
それを仲間が衛星のモニタリングをしながらタイミングを指示し送る。

地上局の維持
衛星と異なるのは直接アクセスできること。
主にソフト分野で技術者がいることが重要。

軌道上での衛星の回復、修正
最近engineering supportとして行われている例もあると紹介されていた。

まとめ
長期にわたって衛星を運用する場合はengineering supportが重要。
高度な技術者を育成するのは確かにコストがかかるが、衛星に機能を沢山持たせるよりはコストが下がる傾向にある。
ドキュメントをしっかり残すこと、技術者の配置、それに伴う権限の分担がコストや効率に大きく影響する。
技術者が異常を発見し、修正、していくことが長期運用の秘訣である。
最終更新:2007年04月29日 02:41