2008/05/11 水俣の産廃処分場計画:賛成派が予定地周辺に看板設置 /熊本【毎日】

 水俣市内に計画されている産業廃棄物処分場建設を巡り、市民グループ「さん賛会」が10日、予定地周辺に計画賛成を訴える看板を設置した。計画に市を挙げた反対運動が続いているが、賛成派の目立った活動は初めて。

 会長の会社員、前田まどかさん(30)によると、グループは約1年前に30代の市民約30人で発足し、地域活性化をテーマに話し合いをしている。産廃処分場については「反対運動は水俣のイメージを悪くして企業誘致にマイナスになる」などと主張している。 看板を設置するメンバーに、反対派住民が詰めより抗議する場面もあった。

毎日新聞 2008年5月11日 地方版

2008/05/09 水俣の産廃処分場計画:「市民会議」 市は予定地周辺、風向調査へ /熊本

 水俣市内の産業廃棄物処分場建設問題で、計画に反対する市民団体「産廃阻止!水俣市民会議」(会長、宮本勝彬市長)の今年度第1回理事会が市役所であった。事務局の市は予定地周辺の風向や風速調査など今年度の事業計画を提案した。

 風向・風速調査は処分場周辺の民家や茶畑、温泉街などへの粉じん飛散の影響を調べるのが狙い。既に周辺3カ所に自動測定器を設置しており、来年3月にかけて調査する。秋にはヘリウムガスを入れた風船による予測実験も実施する。

毎日新聞 2008年5月9日 地方版


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最終更新:2008年05月20日 16:06