お許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
去る2月5日に行われました市長選挙におきまして、市政を担当させていただくことになりました。どうかよろしくお願いいたします。ただいま緒方議長から、市議会を代表され丁寧なお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございました。
今、水俣市は、水俣病が公式に確認されて50年という節目の年を迎えております。水俣市は水俣病という過去の経験を教訓として、環境に配慮したまちとして、他のどのまちよ りさらに前進をしなければなりません。環境にこだわるまちづくりをするとき、やすらぎのある、輝く水俣をつくることができると思っております。
しかしながら、現在、水俣が抱えているのは、
産業廃棄物問題、水俣病問題、行財政改革等、課題は極めて厳しいものであると受けとめております。これからの前途を思うとき、その責務の重さも改めてひしひしと感じております。
いずれにしましても、市民の皆様の思いにこたえることができるよう誠心誠意努力してまいります。
なお、施政方針につきましては、3月の定例議会に提出いたしますのは骨格予算でありますの で、6月の定例議会で申し述べさせていただきます。 最後に、市議会におかれましては、伸び行く水俣のため、御指導、御協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、ごあいさつにかえさせていただきます。
どうぞよろしくお願いをいたします。
■2006年3月3日、
水俣市議会3月第1回定例会の冒頭での挨拶。『水俣市議会会議録 平成18年3月第1回定例会』から。
最終更新:2006年07月19日 20:42