ドンドンドン
みゆ「開けなさい!開けなさい!」
窓をたたき始める彼女の目はいつものそれではなかった。立ち尽くす俺。異様な音が反響し、いつもの日常が大きく崩れるのを感じ取った。
レイ「今の彼女は危険だ。絶対に開けるなよ、シン…」
シン「…ああ。」
こな「窓、閉め終わったよ!」
こなたが戻ってきた。そして、窓の外にいた
みゆきさんを見届け、うなだれる。
こな「…え。何これ?夢?」
シン「違う、夢じゃない…」
こな「だったら、なんなのこr…」
ガシャァァァン
鋭い音とともにガラスが破れる。みゆきさんの手には傷一つなかった。異質な気だ。
みゆ「…お迎えに来ましたよ。シン・アスカ」
シン「…あなた、いつものみゆきさんと違うな。何なんだ?一体…」
こな「…」
みゆ「ふ、ふ…岩崎みなみと同じことを言いますね。シン・アスカ。
いいでしょう。私は黒いみゆき…とでも名乗りましょうか」
一言一言に悪意を感じる。
みゆきさんではない。別の何かが喋り出す。
みゆ「あなたがいけないんですよ。みゆきを怒らせるから…。う…う、ブルァァァァァッ!」
襲いかかるみゆきさん。
こな「キャアアアアア!」
シン「やめろーーーーっ!」
俺は飛び出していた。
ゴッ
鈍い音とともに周りが見えなくなった。薄れる意識の中聞いたのは
そうじろうさんの叫び声とこなたの泣き声だった。
最終更新:2007年12月02日 10:53