う…う…
俺は…一体…
薄れていた意識の回復を感じた。
あのあと、俺は…。
後頭部に鈍い痛みを感じる。俺は意を決して目をあけた。
レイ「シン、起きたか」
シン「…!
こなたたちはっ!?」
そこは春日部ではなかった。
どこかのビルの一室のようだった。
辺りは暗く、窓の外の街のネオンだけが輝いている。
その光りに照らされ、俺を殴った張本人が気味悪く浮かび上がった。
高良みゆき。
そうだ。俺は殴られて…
みゆ「遅いお目覚めですね。シン・アスカ」
シン「黒い…みゆきっ!こなたたちは無事なのか!?」
みゆ「ふん、第一声がそれか…大丈夫ですよ。彼女は今眠っています」
かたわらにはこなたと
そうじろうさん、そしてみなみ、
ゆたかちゃんの姿があった。一人で運んだのかどうかはしらない。だが、俺はもう遠慮する必要はないと確信した。
シン「…あんたの目的はなんだ?」
みゆ「…ククク、パーティよ。パーティ。」
シン「…パーティ?」
みゆ「そう!カーニバル!ハハハハ!」
シン「黙りやがれ、真面目に答えろっ!」
殴りかかろうと思ったが動けない。俺の手足は縄で縛られていた。
みゆ「あなたがいけないのよ、シン!
みゆきの想いを知っていながら!
パルマし!弄んだ!その結果、目覚めたの…私が」
シン「?!…何をいっているんだ!あんたは!」
みゆ「二重人格…普段は温厚なみゆきが溜めた怒りで私が目覚めた。わかる?つまりみゆきの心の傷をこうすることで癒しているのよ!」
シン「…二重人格だと」
みゆ「ブルァァッ!」
違う、そんなんじゃない。お前は、一体…
みゆ「…と、おしゃべりはここまで。さあて、お楽しみの時間です」
みゆきは壁のスイッチを押す。部屋の全体像が蛍光灯の光に突如浮かび上がった。
シン「…これは……」
最終更新:2007年12月02日 10:53