みなみ「(ほけーっ)」
シン「あれ、みなみじゃないか。こんな所でどうしたんだ」
みなみ「あ…先輩。ちょっとクリスマスツリーを見ていて…」
シン「
クリスマス…ああ、コレか。こういう店先に飾るようなツリーってでっかいよなあ。
この迫力はちょっとしたモンだよな、大きさならモビルスーツにも負けてない気がするぜ」
みなみ「……私も」
シン「え?」
みなみ「私もこれぐらい大きくなりたい…(胸的な意味で)」
シン「いや、流石にクリスマスツリー並にデカくなるのは無理があるだろ…
そもそも、無理して大きくなる必要なんてないんじゃないか?
今のみなみの大きさでも、俺は充分だと思うけどな(背的な意味で)」
みなみ「え…先輩……
(先輩は胸が小さい方がいいのかな?だったら…私でも…)」
シン「俺も変な風に背伸びしてた時期があるからわかるけど…人間、無理し過ぎるのは良くないんだ。
理想を追い掛け過ぎて、今の自分を否定しても何にもならないだろ?
もしみなみがもっと大きくなりたいって言うなら、これから少しずつ頑張って行けばいいんだよ。
……まあ、こーゆーのをどう頑張ればいいんだって言われたら、俺もよくわかんねーけどさ」
みなみ「…………」
シン「って、俺ってば何熱くなってるんだろうな……ゴメンな、なんか説教臭い話になっちまって。
でも、これからみなみが頑張るって言うなら、俺はみなみのことを応援するよ。
みなみの頑張る姿は俺が見ていてやるから、例えどんな結果になっても心配しなくていいぜ。
もしそれでどーこー言うような奴がいたら、俺が出て行ってやっつけてやるさ」
みなみ「……だったら」
ぎゅっ
シン「み、みなみ?」
みなみ「だったら…せ、先輩にも協力して欲しいです。私…先輩に手伝って欲しいです…」
シン「い、いや、俺も協力すんのはやぶさかじゃないけど……ちょっとみなみさん?
どーしてあんたって人は自分の胸に俺の手を押し付けとるのですか?」
みなみ「わ、私の胸が大きくなるように…先輩の力を貸して欲しいんです。
これが今の私の……背伸びしてない、本当の気持ちなんです……」
シン「む、胸……背のことじゃなかったのか…」
みなみ「(こくん)」
シン「………俺で、いいの?」
みなみ「は、はいっ」
みなみ「(今日…私は初めて思った。胸が小さくて、良かったって……)」
最終更新:2008年03月12日 10:56