14-847

「天原先生、さようならー」
「はい、さようなら」
 擦れ違い様に会釈して来る生徒達に向けて、天原ふゆきはにっこりと笑って挨拶する。
 今日一日、この陵桜学園で行われていた授業も全て終わって、既に時間は放課後。
 廊下の窓から外に視線を送れば、そこには校舎から出て行こうとする沢山の生徒の姿が目に入って来る。
 そのまま帰路に着くべく校門を潜り抜けようとする生徒達は勿論、部活動や課外活動に従事する為に学校の敷地内を走り回っている生徒の姿もあった。
 皆が今日という一日を無事に過ごすことが出来て良かったとふゆきは思う。
 この学校の養護教諭として生徒達を見守っている彼女にとって、彼らがこの学生生活の中で元気な姿を見せてくれることが何よりの喜びであり、何物にも換え難い宝物なのだ。
「………ふぅ」
 今、放課後を迎えて生徒達の大半が帰宅したとしても、まだまだ校舎の中には大勢の人間が残っている。
 ひょっとしたら、彼らがふゆきの存在を必要とするような状況が起きるかもしれない。
 その時は自分に出来る精一杯の力を振り絞って皆を助けてあげたい。
 その為にも一刻も早く保健室に戻らねば。改めて自分の為すべき仕事を確認したふゆきは少しだけその歩幅を早める。
「ん…あれ、天原先生じゃないですか」
 ふゆきが廊下を歩くその途中で、反対側から歩いて来た男子生徒に声を掛けられる。
 その男子生徒は、そのままやけに礼儀正しい姿勢でふゆきに向かって頭を下げて来た。
「どうもこんにちは、天原先生」
「こんにちは。……あら、確かあなたは…」
アスカです、シン・アスカ。いつもお世話になってます」
 ふゆきにとっても、彼の顔は全く見知らぬ物でも無かった。
 最近になってこの学校に転校して来た生徒で、運動神経抜群、成績も中々に優秀ということで、学内ではちょっとした有名人である。
 だが、突然の転校生というただでさえ目立ちやすい身の上に加えて、彼の周囲を取り巻く多数の女子生徒の存在もあって、嫉妬や僻み根性から彼に絡んで来る男子生徒達とのトラブルも決して少なくなかった。
 事実、そんな男子生徒とシンの間で喧嘩騒ぎにまで発展したことも一度や二度ではない。
 勝利するのは決まってシンの方だったが、お互いにいつも無傷という訳にもいかず、何度かシンも保健室に足を踏み入れている内に何となくふゆきも彼の顔を覚えるようになっていたのだ。
「そうそう、アスカ君だったわね。アスカ君はこれから帰るのかしら?」
「ええ、そのつもりです。ちょっと桜庭先生の所に用事があったんですが、それももう終わりましたから」
 シンの言葉に、ふゆきは生物教師の桜庭ひかるの顔を頭の中に思い浮かべる。
 今でも仲の良い幼馴染であるひかるがシンと一体どういう会話を交わしたのかを想像しながら、ふゆきは再び口を開く。
「そうなの。先生はまだお仕事があるけれど、それならアスカ君も気を付けて帰って下さいね。
 交通事故なんかは特にそうですし、それに……」
 そこまで言い掛けて、ふゆきは一瞬言葉に詰まった。
 果たして、この先を言うべきなのかどうか、ふゆきにはすぐに判断することが出来なかった。
 だが、次にふゆきが口を開くよりも早く、目の前で逡巡するふゆきの様子から、彼女が何を言わんとしているのかを察したシンが彼女の後を引き継ぐような形で言葉を続ける。
「…わかってますよ。くれぐれも喧嘩なんかしないように、でしょう?」
 そこまで言ってから、シンは軽く嘆息する。
「……アスカ君」
「いいんです、気にしないで下さい。他の連中が俺のことを気に食わないって思うのは勝手ですし。
 俺もあいつらに対して、その辺りのことでどうこう言うつもりなんてありませんから。
 まあ、殴られたから殴り返すっていうのは……正直、もう繰り返したくは無いですけどね」
 一体、何が起因となってシンが男子生徒達に絡まれているのか、それぐらいはふゆきとて把握している。
 彼が他の生徒達と騒動を起こしたとしても、それは決して彼自身の意思による物では無いのだ。
 恐らく、こうした問題が起きた時に、一番辛い思いをしているのは間違いなくシンの筈。
 それなのに自分は今、無神経な口を利いて、逆に彼を傷付けてしまったのではないかと、ふゆきの胸は痛んだ。
「……ごめんなさい、アスカ君」
「天原先生?」
「決してアスカ君が悪いわけではないのに、まるであなたにも責任があるような言い方をしてしまって。
 先生の立場から喧嘩なんてしては駄目、仲良くしなさいと言うのは簡単だけれど…
 そうやって、ただ無責任にこちらの意見を押し付けるだけでは何の解決にもならないものね。
 そんな風に上から見下ろすような言い方をしてしまったことを、私、本当に申し訳ないと思っています」
 本当は今ふゆきが口にした言葉すらも、シンにとっては余計なお世話に過ぎないのかもしれない。
 だが、それでもふゆきは、シンに向かって頭を下げずにはいられなかった。
「先生…先生が謝ることじゃないですよ。これは俺自身の問題なんですから」
「でも、アスカ君」
「本当に大丈夫ですって。そりゃあ、俺だって好き好んで喧嘩したいわけじゃないですけど、だからってそれを本人達に言った所で、それこそ相手は見下されてると感じて余計に反発するだけでしょうし。今、天原先生が言ったみたいにね」
「………っ」
「天原先生、俺のこと心配してくれてありがとうございます。こんな風に親身になって考えてくれる人って、今まで俺の周りにはあまりいませんでしたから…何だか嬉しいです」
「アスカ君……うぅっ」
 そこまで言い掛けた所で、ふゆきは急激な虚脱感を覚えて頭を抑える。
 手にしていたファイルが彼女の手から滑り落ち、渇いた音を立てて床へと転がる。
「天原先生!?」
「う…だ、大丈夫よ。何だか、ちょっと…疲れちゃっただけだから、気にしないで……ひゃうっ!?」
 いきなりシンが手の平を自分の額に押し当てて来て、その突然の感触にふゆきは思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。
 彼の手のひんやりとした感触が何とも心地良い。
 少し曖昧になって来た意識の中で、真っ先にふゆきが思い付いたのはそんな感想だった。
「……すごい熱じゃないですか!ったく、これの何処が大丈夫だって言うんですか!?」
「え、あ……さ、さっきまでは、本当に何ともなかったんですよ…だから、少し休めばきっと平気…」
「……失礼します!」
 言うが早いか、シンはふゆきの身体を引き寄せて、そのまま両方の腕で彼女の身体を抱き抱える。
 この年頃の男子にしては比較的小柄に見える彼の身体の何処に、ここまでの力があるのか不思議なぐらいだった。
「あ、あ、アスカ君…!?」
「そんな熱を出しておいて、平気も何も無いでしょう!俺が保健室までお送りします、少しの間我慢していてください!」
 ふゆきに反論の余地を与えぬまま、シンはしっかりした足取りで保健室までの道程を踏み締めて行く。
 体こそ寒気による震えが止まらなかったが、シンの腕に抱かれる中でふゆきは何とも言えない安心感を感じていた。

「37度8分…ただの風邪だとは思うけれど、確かにこれはアスカ君の言う通り、大丈夫にはちょっと遠いかも……けほっ、けほっ」
 体温計が表示している数字を確認しながら、保健室のベッドに横たわるふゆきは小さく咳き込んだ。
 それと共に、ここまでふゆきを抱えて走って来たシンが、コップの中に注がれた水と錠剤を持って彼女の枕元へとやって来る。
「はい、お薬です。先生に言われた通りに、棚の三段目の脇に入ってたヤツです」
「ありがとう、アスカ君……ごめんなさいね、本当に何から何まで迷惑を掛けてしまって…んんっ」
 少し億劫ではあったが、それでもふゆきは何とか上半身を起き上がらせて、シンから受け取った風邪薬をコップの中で喉の奥に流し込む。
 そして空になったコップをベッド脇のテーブルに置いてから、再び倒れ込むような形でベッドに身体を横たえる。
「まったく、目の前でいきなり天原先生が倒れそうになった時は本当に驚きましたよ…。
 こういうのを、この国の言葉で医者の不養生って言うんじゃないですか?」
「ふふ、厳しいですね、アスカ君は……でも、アスカ君の言うとおりです。
 私ったら、情けない先生ですよね…こうやって生徒を困らせてばっかりで、本当に情けないなぁ…」
「……そんなこと無いですよ」
「え?」
「天原先生はいつも一生懸命で、俺みたいな奴のことだって真剣に考えてくれているじゃないですか。
 だから皆も、天原先生のそうした優しさに惹かれて、先生のことを慕っているんだと思います。
 本当に天原先生は立派な人です。だからそんな風に自分を卑下する必要なんてありません。
 それは俺が保証します……と言っても、俺みたいな問題児に保証されても逆に迷惑かもしれませんけどね」
「……優しいんですね、アスカ君は」
 最後はどこか自嘲気味に呟くシンの顔を、ベッドの上から見上げながらふゆきは言った。
 なんだかとても顔が熱い。胸の動悸が収まらない。これらは決して風邪だけが原因では無いだろうとふゆきは思う。
 ちょっとぶっきらぼうで、でも他人の存在を深く想っていて、そしていつも何処か遠くを見ているようなこの少年の存在が、何故だか無性に気に掛かる。
 今、目の前にいるシン・アスカという少年のことを、ふゆきはもっと良く知りたくて仕方がなかった。
「天原先生…俺は、優しくなんかないですよ」
「そうでしょうか。先生にはわかります、アスカ君が本当に色々な人達のことを考え、そしてその人達の為に一生懸命に頑張れる人だって。今だって、アスカ君はこうやって先生のことを――」
「……違いますよ、先生。それは違う。俺は…いつだって何も出来なかった。
 誰かを守ろうと思っても、その為にどんなに強い力を手に入れようとしても……
 結局、俺は大事な人を誰一人守ることが出来なかったんです。
 俺に出来たことと言えば大勢の人達を傷付けるばかりで、それは今でも、何も変わっちゃいない…」
 果たして、滔々と語るシンの目に映っている物の正体が何なのか、ふゆきにはわからなかった。
 しかし、これだけは言える。
 この人はきっと、自分が想像も出来ないような辛い体験をして来て、今、この場に立っているのだと。
 悩み、苦しみ、傷付き…誰よりも深い苦悩を一人で抱え込みながらも、それでもなお必死になって自分を助けようとしてくれたこの少年のことを、放ってはおけないとふゆきは思う。
 自分がこの場に立っているのは、彼のように、こうして目の前で苦しみ続けている生徒を救う為なのでは無かったか。
 何としてでも彼のことを助けてあげたい。シンの顔を見ながら、ふゆきは意を決して口を開いた。
「……アスカ君、手を出してくれる?」
「天原先生?」
「お願い。あなたの手を……私の所まで」
「……こう、ですか?」
 戸惑いながらも、シンは言われるがままにベッドに横たわるふゆきに向かって片手を伸ばす。
 その手をふゆきは自らの両手でそっと優しく包み込む。相変わらずのこの冷たい感触は、彼が背負っている物の重さをそのまま表しているのかもしれないと思いながら、そのままふゆきは彼の手を引き寄せて、自分の左胸へと押し当てた。
「なっ……天原先生!?」
 突然のふゆきの行動と、手から伝わって来る何とも柔らかい感触によって、シンは顔を紅潮させながら動揺とふゆきに対する非難が入り混じったような態度で声を荒らげる。
「手を離さないで、そのままにしていて」
 あくまでも優しい口調ではあったが、しかしその中に有無を言わせない程の迫力を込めて、ふゆきはシンの手を押さえたまま言葉を続ける。
「伝わっていますか?アスカ君に――私の心臓の音が」
「え、あ、は、はい…」
「さっきアスカ君に助けて貰わなかったら、私はどうなっていたかわかりませんでした。
 ひょっとしたら、この保健室まで来ることさえ出来なかったかもしれません。
 私がこうやって安静にしていられるのは、アスカ君……あなたのおかげです」
「天原先生……」
「アスカ君、私はあなたが、あなた自身が言うように何も出来ない人だなんて思いません。
 今日、私はアスカ君に助けられました。アスカ君のこの手で、天原ふゆきと言う人が一人、救われたんです。
 あなたのこの手は誰かを傷付ける為でなく、こうやって人を助けることだって出来るんです。
 もし、アスカ君がこれから先、自分には何も出来ないって悔やむことがあったなら……」
 シンの手を包み込む力を少しだけ強めながら、ふゆきはシンの顔をはっきりと見据えながら言った。
「今、アスカ君が感じている、この私の心臓の鼓動を思い出して下さい。
 確かにあなたによって救われた、私という人間がいたことを、決して忘れないで下さい。
 例えあなた自身が何と言おうと……シン・アスカ君と言う人は心優しい人なのだと、私は信じていますから」
 それは今のふゆきの精一杯の言葉だった。
 本当の意味でシンの苦悩を取り除いてやることは、自分には出来ないのかもしれない。
 しかしそれでも、ふゆきは言わずにはいられなかった。
 例え彼自身がそれらの全てを否定しようとしても、シンの持っている力を、守るべき物を守ろうとするシンの優しさを、せめて自分だけでも認めてあげたかったのだ。
 そして自分も、このシン・アスカという少年の存在を守ってあげたいとふゆきは思った。
「……ありがとうございます、天原先生」
 やがて、ふゆきの言葉を黙って聞いていたシンが、神妙な顔をして頷いた。
「他ならぬ天原先生にそこまで言われちまったら、今の言葉は絶対に忘れる訳にはいきませんね。
 俺、今日先生に言われたこと、ずっと覚えておきます。
 誰かを傷付ける為じゃない、救う為の力……今度こそ俺、この手で掴んでみせます」
 力強くそう宣言するシンの顔は、ふゆきが今まで見たことの無いくらいに晴れ晴れとした顔だった。
 ああ、この子ってこんな表情も出来るんだな――
 緊張の糸が切れたのか、再び朦朧として来た意識の中で、ふゆきは何とも言えない喜びと誇らしさを覚えながらそう思った。

「……ふゆきーっ!!」
 突然、怒号と共に勢い良く保健室のドアが開け放たれる。
 白衣姿に眼鏡を掛けた小柄な女性が、この世の物とも思えぬような形相を浮かべながら、そのまま保健室に転がり込むようにして入って来る。
「あ、桜庭先生」
「おおアスカか!ふゆきは何処だ!?突然倒れたお姫様抱っこがふゆきを担ぎ込まれてどーのこーのと聞いて、とにかく慌ててすっ飛んで来たぞ!」
「落ち着いて下さい桜庭先生、言ってることがメチャクチャですよ!?
 天原先生なら、ほら…今、ベッドで眠っている所です。桜庭先生が下手に騒いだら起こしちまいますよ」
「む……」
 咎めるようなシンの言葉に、生物教師の桜庭ひかるはまだ何か言いたそうな所をぐっと堪えて、保健室の奥へと視線を送る。
 そこには、ベッドの中で安らかな寝息を立てて眠るふゆきの姿があった。
「おお、ふゆきよ……何と可哀想な姿。私が代われる物ならば代わってやりたいぐらいだ…。
 それでアスカ、ふゆきの容態はどうなんだ?命に別状などは無いのだろうな?
 まさか早急に入院して手術などせねばならないのではあるまいな?
 ふゆきが私一人を残してどうにかなってしまったりはしないのだろうな!?」
「だから落ち着いて下さいって!単なる風邪ですよ、風邪!ちゃんと薬も飲みましたし、一眠りすれば体調も落ち着くだろうから、そうしたら今日はもう帰るって言ってました」
「そうか…わかった、では学校への連絡は、後で私の方からもしておこう。
 アスカ、お前が倒れたふゆきをここまで連れて来て、しかもこいつの看病までしてくれたのだろう?
 ふゆきに代わって私も礼を言おう、本当に感謝する。
 もしふゆきに万一のことがあったら、私は生きてはおれぬ所だった」
 小柄な身体を折り曲げて、ひかるがシンに向かって頭を下げる。
「止して下さい、桜庭先生。俺はただ、天原先生のことを放っておけなかっただけで…
 それに、礼を言うべきなのは寧ろ俺の方かもしれません」
「……?人を助けておきながら、礼を言うとは変な奴だな。まあ、人助けとは人間に与えられた美徳だ。
 それを鼻に掛けるのは問題だが、少しぐらいならば誇っても構わんぞ」
「……人助けをしたら、誇ってもいい、か」
 半ば独り言のような口調になりながら、シンはひかるの言葉を復唱する。
 シンにとって、今のこの世界での暮らしはあまりにも満ち足りた幸福な物だ。
 しかし、元の世界で大切な人達を守りきれず、逆に大勢の人々の命を奪っておきながらも、自分一人だけがこうしてのうのうと平穏な日々を送っていることに対する罪悪感は、一向にシンの中から消えることは無かった。
 人と人が憎しみ合う歴史を積み重ねて来た、あの世界での最後の戦いの中において、今まで自分が追い求めて来た力の全てを否定され、その上でこの世界に来てしまった時の虚無感は今でも忘れられない。
 結局、自分は元の世界で何一つ望みを叶えることは出来なかったのだ。
 元いた世界に対する悔恨を残しながらも、それら全てを捨て去って新しい人生を送って行かねばならないという事実が――シンにとっては一種の罰のように思える時があるのだ。

 確かに、この世界で自分を慕ってくれる人達と出会うことは出来た。
 だが、それと同時に、やはりここでも自分に対して怒りや憎しみを叩き付けて来る人間がいる。
 何処へ行っても、戦う為の力が必要となってしまう。
 だが、シンはもうそんな物は欲しくなかった。誰かと戦うという行為にシンは疲れ果てていた。
 自分には他者を守ることが出来ない、傷付ける為の力しか持っていないのだと、そう思っていたから。

 だが、それでもふゆきはシンに向かって、自分には誰かを守る為の力があると言ってくれた。
 自分は病気で苦しんでいるにも関わらず、あれだけ真剣にこちらのことを励まそうとしてくれたふゆきに対する感謝の気持ちで、シンの胸はいっぱいだった。
 この世界の中では異邦人でしかないシンの存在を、ここまで気に掛けてくれる人がいるという事実が、シンにとっては何よりも心強かった。
 そしてシンが忘れていた筈の、人を守る為の力の存在を、ふゆきは再び思い出させてくれたのだ。


「――見ていて下さい、天原先生。
 先生から教えて貰ったこと、俺、絶対に忘れたりなんかしません。
 今度こそ俺は、この世界で皆を守る為の力を手に入れてみせます。
 俺を慕ってくれる皆のことを、俺自身の手で守れる男に――絶対に、なってみせますから」

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最終更新:2009年04月23日 20:27
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