シン「すまん高良…お前だって試験勉強しなくちゃいけないのに」
みゆき「い、いいんです。シンさんは外国からいらしたんですから、日本史に慣れていないのは当然です。
私で良ければ、幾らだってお手伝いさせて頂きますから」
シン「ありがとう。優等生のお前にそう言って貰えれば心強いよ」
みゆき「(し、シンさんが私の家に来て、しかも二人っきりのお勉強会だなんて…!
どうしましょう、どうしましょう!
緊張します、ドキドキしてます、顔が熱くて仕方が無いです!
お部屋はちゃんと片付いているでしょうか?私どこか、おかしい所とか無いでしょうか!?)」
シン「なあ高良…この部分なんだけどさ、何か手っ取り早く覚える方法とか無いかな」
みゆき「は!はい!何処でしょう、私、シンさんとなら何処へなりと何なりと…!」
シン「……高良?」
みゆき「あ…い、いえ、失礼しました、何でもありません!
…ああ、この部分ですと…(かくかく しかじか)と、このようにすれば覚えやすいと思います」
シン「なるほどな…いや、やっぱり高良は頼りになるな。説明も丁寧でわかりやすいし」
みゆき「あ、ありがとうございます。そう言って頂けると、とても嬉しいです…」
みゆき「(きゃああ!シンさんに褒められてしまいました!
しかも説明する時は、テーブルの上に身を乗り出したりするから
ただでさえすぐ側にいるシンさんとさらに近付いてしまいます!
本当に夢のように幸せですけれど……こ、これでは私の神経が持たないかも……」
そんな風に連日シンとみゆきは二人で試験勉強を続け、そして答案の返却日――
こなた「……あれ?みゆきさん、何か今回は調子が悪いね?」
つかさ「ゆきちゃん、どうかしたの?もしかして体の具合が悪かったとか…?」
みゆき「うう…シンさんが苦手だって言う日本史のアドバイスをしたのはいいんですけど…
もう隣にいるシンさんが気になって気になって、全然自分の勉強がはかどらなかったんです…
夜に勉強しようと思っても、明日またシンさんが家に来るから
次はどうお出迎えしようとか、そちらの方ばかりが気になってしまって……」
こなた「あー…それはそれは…」
つかさ「どんだけ~」
シン「――見てくれ皆!俺、やったよ!苦手だった日本史のテストも今回はバッチリだったぜ!」
つかさ「わー、シンちゃんすごーい」
こなた「流石みゆきさんの点数と等価交換しただけのことはあるね…確かにこりゃビックリだ」
シン「高良、これも皆お前のおかげだ!お前がいてくれたから俺はここまで出来たんだ!
お前には幾ら感謝してもしきれないよ、本当にありがとう!!(ぎゅーっ)」
みゆき「!!!!???(顔真っ赤)」
こなた「げ!」
つかさ「し、シンちゃん…」
みゆき「あ…ぁぅあぅっ(ばたっ)」
シン「た、高良ーっ!?ちょ、お前、いきなり倒れるなんて一体何があったんだ!?」
かがみ「(教室のドアを開けて)ねえ皆、皆はテストの調子どうだった――って何やってんのよアンタって人はーッ!!(殴)」
シン「ぐおぉかがみ!やって来て早々、なんてことするんだお前って奴はーっ!!」
こなた「……こーゆーのもある意味、自業自得って言うのかね…
みゆきさん…同情もするけど、悪いけど私はキミの境遇を羨みもするよ…」
つかさ「…ゆきちゃん……羨ましい…悔しい…妬ましい…私と代わって欲しい…」
最終更新:2009年06月25日 20:13