シン「ナツマツリ?」
こなた「そうだよ~。かがみんと
つかさのうちであるわけ。ほら、神社だし」
シン「へえ……(夏祭りか。俺の世界では珍しい行事だったしな……行くかな)」
こなた「行くかい?」
シン「行こうかな、うん」
こなた「おやおや、今日はなんだか素直だね~」
シン「そうか?」
こなた「うん。でも、今のシンの選択肢は間違ってないのだよ。いひひひ~」
シン「???」
こなた「………というわけでシンも『一緒に』来るよー」
みゆき「そ、そうなんですか………(浴衣、ちゃんと選ばないと……)」
つかさ「楽しそうだね~(シンちゃんと一緒だもん)」
かがみ「って!!な、なんで私たちに向かっていちいち言うんだ、お前はぁ!?」
こなた「ほぉ?言わなくて良かった?」
かがみ「も、もちろんじゃない」
こなた「ほんと?」
かがみ「ほんとよ」
こなた「ほんっっ~~とぉに?」
かがみ「あーもうっ!!しつこい、こなた!!」
こなた「あはっ♪かがみんが怒った~」
かがみ「怒ってない~!」
こなた「で、夏祭りは如何かねララァ?良いものだろう?」
シン「まあまあ賑やかだな……って俺はララァじゃない。つか変なヘルメットを外せ、こなた」
こなた「ぶぅ。せっかく赤い浴衣だから少佐の真似したのに」
シン「はいはい。んで、柊達とはどこで待ち合わせなんだよ?」
こなた「もうすぐだよ。………あ、気になってたんだけどシンは私達年上なのに呼び捨てだよね、なんで?」
シン「え?ああ……ま、昔の知り合いがさん付けされるより呼び捨てが良いとか言ってたから、その名残かな」
こなた「ふぅん」
かがみ「こぉら、こなた!遅い………ぞ」
シン「よ」
こなた「おいーっす」
つかさ「ほぁ…………」
みゆき「あ…………」
シン「え??あ、あれ?なんか見られてるけど、俺、変?」
こなた「ん~ん。君の浴衣姿がかっこ良いからじゃないかな?」
シン「はぁ?物珍しいだけだろ?なぁ?」
かがみ「え?ええ……まあ(かっこいいなんて言えるわけない、言えるわけない、言えるわけない………)」
つかさ「か、なぁ?(なんか、言えないよ私……)」
みゆき「ど……どうでしょうか?(は、恥ずかしすぎて言えません!)」
シン「な?」
こなた「空気の嫁ない子め」
こなた「さて、今日の皆の浴衣姿を見てどうかね、シンくん?」
かがみ「!!」
つかさ「!!」
みゆき「!!」
シン「ん~…………良いんじゃないか?みんな、それぞれ似合ってるし」
こなた「うわ、好感度が5は下がるねその解答」
シン「はぁ??」
こなた「ほら、具体的にぃ~……」
シン「う、うぅ………あっ!白石さん!」
白石「うーっすシン。なんだ、柊達も来てたのか」
かがみ「あ……うん」
シン「みんな、集合が一緒だっただけですし、店まわりませんか」
白石「男同士の友好を深めるか!」
シン「はい!」
みゆき「あ………」
つかさ「行っちゃった………」
こなた「白石との好感度が6UP………そっちをあげてどうするよシン……」
最終更新:2007年11月11日 00:22