アットウィキロゴ

17-417

ひよりと付き合い始めてから数ヶ月、俺はある試練に直面していた。
シン「なぁ、ひより…」
ひより「何ッスか?先輩」
カリカリカリカリ…
シン「悪いのは誕生日のことを忘れていた俺なんだろう…それは認める」
ひより「次はあっちを向いててくださいッス」
カリカリカリカリ…
シン「だからって…コレはないだろ~~~~~!!!」
ひより「ああ~!!動いちゃダメッスよ、先輩!!」
今日がひよりの誕生日であることをすっかり忘れていた俺。
必死に土下座して『1つだけ何でも言うことを聞く』ということで手を打ってもらったのは良かったのだが…
ひより「できた~!じゃあ次は、このナース服ッスよ~!!」
シン「うぅ…ま、まだやるのか?」
ひより「当たり前ッス!こんな機会、滅多にないんですから…」
ひよりが出してきた命令は『今日1日、ひより秘蔵コレクションを装備して同人誌のモデルになる』ことだったのだ。
シン(生き恥だ…)
アニメの主人公の服だかなんだかということで、学生服に眼鏡だったり、眼帯にハンマーだったり、刀に毒舌(モデルに必要か、コレ?)

だったりしてた時はまだ良かったのだ。
問題は無理やり女装をさせられセーラー服・メイド服・ゴスロリ服などを着せられ始めてからだった。
バイト先でも女装はしているのだが、仕事が忙しくてずっと動き回っているのと客から男だとばれていないのとが重なっていて、まったく

恥ずかしくはない。
しかし今回は愛している女性の前で女装をしたまま、ずっと同じポーズをしていなければいけないのである。
まさに地獄だ。
それにしても…
シン「ひより、ホントにこんなんで良かったのか?」
ひより「何がッスか?」
カリカリカリカリ…
シン「何でも言うこと聞くって奴だよ。どこかに遊びに行きたいとかでも良かったんだぞ?」
ひより「いいんスよ、これで。そろそろネタに尽きてたところですし」
カリカリカリ…
シン「はぁ、さいですか」
ひより「それに…」
カリッ
ペンを動かす音が消えた。
不審に思いひよりのほうに顔を向ける。
ひより「それに、これなら2人きりになれるじゃないッスか///」
すると、ひよりは顔を紅く染めながら微笑んでいた。
シン「……そっか」
ひよりがこれでいいと言うのなら恥ずかしいのぐらい、いくらでも我慢してやろう。
俺もひよりと2人でいられる時間が、何よりも幸せなのだから……

ひより「よ~~~し!!次はこのスクール水着で(ハァハァ」
シン「それだけは勘弁してくれ~~~~~!!!!!」

……前言撤回したくなってきた俺だった orz


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年12月17日 23:58
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。