学校(放課後の教室)
白石「おっぱいは、平等ではない」
シン「…いきなり何を言ってるんだ、お前は?」
白石「おっぱいの大きい者、おっぱいの小さい物、形も色も大きさもおっぱいはみな違っているのだ。そう、おっぱいは差別されるためにある。だからこそ、人は競い、競い合い、そこに新たなおっぱい属性が生まれる」
シン「そのくだらない台詞を真顔で言っている、お前が差別されそうだけどな」
白石「不平等は、悪ではない。理想のおっぱいを決め付ける方が悪なのだ!」
シン「セクハラという名の悪に成り下がっているお前には言われたくないと思うぞ」
白石「………なんだよ、ノリが悪いな~」
シン「どうやって乗れって言うんだよ、そんな話」
白石「でも実際、大きい胸こそが理想だ!って考えてる女子は多いらしいぜ。大きければ良いってものじゃないと思うんだけどな」
シン「胸を大きくね~……そういえば、たんぱく質を含んだ食べ物を食べるのがいいって聞いたことがあるな」
白石「ああ、豚肉とか乳製品な」
シン「後、大豆に含まれてるイソブラボンって成分が良いらしいぜ」
白石「へぇ、詳しいな」
???「…………」
シン「ッ!?」
バッ!!
白石「どうした?」
シン「いや…なんでもない(今、誰かに見られてたような?)」
白石「まぁ、それよりももっと効果的なのがあるぜ?」
シン「例えば?」
白石「それはな、揉むんだよ!!」
シン「………はぁ?」
白石「ホントだって!誰かに揉んでもらうのが一番の豊乳効果があるって誰かが言ってたんだよ」
シン「へぇ、揉むねぇ……」
翌日の泉家(休日の朝)
シン「これ以上~無くし~たくない♪絆という僕らのあか~し~を~♪」←朝食を作ってる
ゆたか「おはよう、お兄ちゃん」
シン「おはよう、ゆたか」
プルルルルル……
シン「電話?悪いゆたか、出てくれないか。今、手が離せない」
ゆたか「は~い。…はい泉です。あっ、
みなみちゃんのお母さんですか?」
シン(みなみの家?)
そうじろう「おはよう、シン君」
シン「そうじろうさん、おはようございます」
そうじろう「
こなたは?」
シン「また、ネトゲーで徹夜してたようですからね。今頃、寝入ってるんじゃないですか?」
そうじろう「はぁ、せめて朝食ぐらいまともに摂らせないとな」
シン「ですね」
ゆたか「―――いえ、わざわざありがとうございました。それでは」
ピッ
シン「なんだったんだ、ゆたか?」
ゆたか「うん。今日みんなで買い物に行く予定があったんだけど、みなみちゃん、体調が悪くなって行けなくなったって」
そうじろう「それは、心配だね。風邪でも引いたのかい?」
ゆたか「いえ、何か…『食べすぎ』だって」
シン「食べ…すぎ…?」
ゆたか「みなみちゃんのお母さんが言うには、昨日いきなり豚肉や納豆やヨーグルトをいっぱい買ってきて、それを1日で全部食べちゃったらしいんですよ」
シン「豚肉に…乳製品に…大豆…?」
そうじろう「そ、それはお腹を壊しても不思議じゃないね」
ゆたか「普段より牛乳もいっぱい飲んでたらしいし、いったいどうしたんだろう?」
シン「…………」
そうじろう「シン君、どうした?」
シン「…朝飯食べたら、俺もちょっと出かけてきます」
ゆたか「何処に?」
シン「いや、迂闊に適当なこと言っちゃったから謝ろうと思って…ついでに、責任を取って手伝ってくるよ」
2人「「?」」
シン「みなみ、具合はどうだ?」
みなみ「先輩?どうしてここに?」
シン「いや、まあ半分は俺のせいだからな。昨日の俺達の話、聞いてたんだろ?」
みなみ「き、気付いてたんですか!?」
シン「あんな電話が来たら、イヤでも気付くさ」
みなみ「////」
シン「恥ずかしがることは無いさ。人間、何か1つは自分の体にコンプレックスを持ってるものだからな」
みなみ「先輩……」
シン「ところで、みなみがいなくなった後、白石が言ってた『良い方法』があるんだけど、試してみないか?」
みなみ「えっ…どんな方法なんですか?」
シン「それはな…」
最終更新:2010年02月24日 10:18