(=ω =.) 「ようやく夕方だね~、シン(ジージリジリジリ…)」
シン 「それなりに涼しくなってきたな(カナカナカナカナ…)」
(=ω =.) 「晩ご飯、シンは何か食べたいものある?」
シン 「俺はなんでもいいぞ」
(=ω =.) 「……そ~ゆ~答えが、台所を預かるものとしては一番困るんだよ、シン」
シン 「俺は居候だし、食わせてもらっているだけで十分、ありがたいんだが……」
(=ω =.) 「そ~ゆ~、他人行儀な態度も駄目。シンはうちの家族なんだよ」
シン 「………………了解」
(=ω =.) 「わかればよろしい」
シン 「ただな、ひとつ言わせて貰うと……」
(=ω =.) 「なに?」
シン 「
こなたの料理はどれも美味いから、こちらとしては文句のつけようがない。だから、リクエストもおいそれと出せないぞ」
∑(=ω =.*) 「う、うれしいこと言ってくれるね~。それじゃあ、とことんよろこばせてあげるよ」
シン 「お~、それは楽しみだな」
(=ω =.) 「じゃあ、買い物に行こうか?買いながら、なにを作るか考えればいいし(むくっ)」
シン 「そうだな、じゃあ付き合うか(よっと)」
(=ω =.) 「いや~、一日中、寝転がって大の字になってると、肌に畳の跡がついちゃうね~」
シン 「タオルケットでも引いておけばよかったな」
(=ω =.) 「いや、明日からはシンに腕枕してもらうからいいよ~」
シン 「……別に構わないけど、暑くないか、それ?」
∑(=ω =.*) 「え、ちょ、いいの!?」
シン 「お前がやるって言い出したんだろうが」
(=ω =.) 「……まあ、シンがいいって言うんなら、頼むかもね」
シン 「こんな腕でよければ、いつでも貸すぞ」
(=ω =.) (シンったら、本当に無頓着だね~。それとも、妹さんにやってあげてたのかな?
意識される過ぎるのも困るけど、かといってまったく意識されないのも寂しいね……)
(=ω =.) 「夕焼けが綺麗だね~、シン(ジージリジリジリ…)」
シン 「そうだな、こなた(カナカナカナカナ…)」
(=ω =.) 「チャーミーグリーンは買ってないけど……手をつなごうか、シン(ジージリジリジリ…)」
シン 「……?いいぞ、ほれ(ぎゅっ)(カナカナカナカナ…)」
(=ω =.) 「……本当に綺麗な夕焼けだね~、シン(ジージリジリジリ…)」
シン 「そうだな、世界が朱に染まって……こなたの顔も真っ赤だな(カナカナカナカナ…)」
最終更新:2007年11月13日 11:10