シャコシャコシャコ……
(=ω =.)「シン、包丁研げた~?」
シン 「ああ、綺麗なもんだぞ、ほらっ」
(=ω =.)「わ~、これだったら野菜もお肉もスパスパ切れそうだね~」
シン 「切る時はちゃんと引いて切れよ。あと、力入れると切れ過ぎるから注意しろよ」
(=ω =.)「ありがとうね、シン。それにしても研ぐの上手いね~」
シン 「まあ、ナイフの手入れとかは自分でやってたしな。
MSなんかは整備員任せだけど、銃の分解洗浄とかは基本的に自分でやるのが普通だしな」
(=ω =.)「そーゆーミリタリーな過去を遠い目で思い出すの禁止だよ、シン。
もっとゆる~くならないと」
シン 「いや、そこで身につけた技術を包丁を研ぐのに平和利用してるから、充分緩いだろ?」
(=ω =.)「まあ、そうなのかもね~。あれ、シン砥石持ってどこ行くの?砥石は流し台の下だよ?」
シン 「いや、庭の水道のトコで物置にあったスコップ研いでくる」
(=ω =.)「スコップって研ぐ物だっけ?」
シン 「いざという時に切ったり、刎ねられるぐらいには」しておいた方がいいだろうしな」
(=ω =.)「いや、シン……スコップは穴を掘る道具だし……」
シン 「スコップは塹壕を掘ったり、鉈代わりに斬ったり、槍代わりに衝いたり、フライパン代わりにもなる万能兵器だぞ?」
(=ω =.)「いやいや、そんな物騒なもの使う機会ないから……」
シン 「
こなた……日常はいつも突然失われるものだぞ。そんな時のための備えをしておいても、損はしないだろ?」
(=ω =.)「どこかの軍曹じゃないんだから、もっと普通の日常を過ごそうよ、シン」
シン 「
かがみの貸してくれたあの小説の軍曹のことか?」
(=ω =.)「そう、それ。シンもふもっふでゆる~い日常を過ごしなよ」
シン 「あの軍曹は軍人から、普通の高校生の生活に少しずつ馴染んでいってるけど、俺には無理だな。
なまじ普通の生活を送っていただけにもう二度と――いや、三度目か――失いたくなくて臆病になっちまうしな……
俺には……無理だな(がちゃっ)」
こなた 「シン……失いたくないのって、私たちとの生活なの?
私はシンがそんな寂しそうな顔をしているのを見たくないよ……ただ、笑っていてくれれば、一緒にいてくれればいいんだよ?」
(=ω =.)「……でも、『貧乳命』Tシャツをなんの戸惑いもなく着ている辺り、シンも自分では気づいてないけどゆる~くなってるんだよ?」
最終更新:2007年11月24日 22:48