もしも後半アレンジ by(≡ω≡.)神奈川
by (≡ω≡.)神奈川
「どうしたもこうしたもないよ・・・ 毎日毎日その話ばっかり幸せみたいで良かったね! (≡皿≡.)」
「そうだよね陵桜学園に入れたんだもんね!! いいなーゆーちゃんは頭が良くて どうせ私はバカだよ! だから陵桜にも落ちてあんな底辺高校行って…… (≡皿≡.)」
「私? 私には友達なんかいないよ それどころか周りは敵ばっかり! (≡皿≡.)」
「これ見てよ このアザ、傷 腫れが全然引かないんだよ? 幸せなんか私にはまったく来ない!! 楽しいことなんかない!! (≡皿≡.)」
「私はこんな思いをしてるのにゆーちゃんは…… (TωT.)」
ゆたか「じゃあ、どうしたいの? お姉ちゃん。」
「!? Σ(≡ω≡.)!」
ゆたか「努力したのはお姉ちゃんだけじゃないよ。私だって、陵桜に入るために一生懸命勉強したよ。」
ゆたか「学校に入ってからも、内気な性格を直そうといっぱい友達作ったよ! 毎日楽しいよ! 」
ゆたか「なのに…… お姉ちゃんは他人に頼ってばっかり。」
ゆたか「A高校で虐められるのも、友達が出来ないのも、自分からはどうもしないで、周りのせいにして、引きこもって、そして八つ当たりして……」
ゆたか「……お姉ちゃん、中学時代虐められてたから陵桜に入りたかったんだよね。」
「どうしてそれを!? (≡ω≡.;)?」
ゆたか「叔父さんに聞いたよ。慣れない勉強いっぱいして頑張ってたって。」
ゆたか「でも、こんな自分勝手なこなたお姉ちゃんじゃ陵桜に入っても同じだよ! 」
ゆたか「グスッ……」
「…… (≡ω≡.;)」
「ゆ、ゆーちゃんなんか死んじゃえ! ヘ(≡皿≡.)ノ≡≡3」
ゆたか「お姉ちゃん! どこ行くの!? 」
「(何してるんだだろう? 私。学校にも家にも居場所無くしちゃってさ。) (≡ω≡.;)」
「(でも…… ゆーちゃんの言う通りかもね。確かに私、全然努力してないや。) (≡ω≡.;)」
「(高校受験の勉強だって、なんだかんだで一夜漬けに近かったし、そもそも中学時代に虐められたのも空気読めない私が原因だったっけね。) (≡ω≡.;)」
「(いつか誰かが助けてくれる。悪いのは周りで私は悪くない。) (≡ω≡.)!」
「(……そう信じてたけど、やっぱ駄目だね。自分から行動しないと変わらないね。) (≡ω≡.;)」
「(明日、ちゃんとアイツ等に『嫌だ!』って言ってみよ。結果として高校辞めちゃっても良いかな。) (≡ω≡.)!」
「(高校辞めたらどうしよ? 声優になるのも良いなぁ~ 声には結構自信あるし、将来は人気声優で武道館を……) Oo。(≡ω≡.)」
ドン!
アイツ「痛っ! ちょっ!てめぇ!! 」
アイツ「……って、泉じゃん? 」
「ひっ!! Σ(≡ω≡.)!」
アイツ「ったく、人に当たっておいて謝りも無し? いい度胸してんね。」
「ごめん…… (≡ω≡.;)」
アイツ「謝るの遅い~ で、今手持ち幾ら? カラオケ行くんだけど金無いんだよね~ ちょっと貸してくれない? 1000年後に返すからさ。」
「…… (≡ω≡.;)」
アイツ「早く出せよ! 」
「嫌だ。 (≡ω≡.;)」
アイツ「ああっ? 」
「もうアンタにお金も払わない。虐められるのも、もうウンザリだ! (≡ω≡.)!」
アイツ「正気? 乳酸菌取ってる? 」
アイツ「お前みたいなオタクチビに選択権無いの。それとも痛い目みる? 」
アイツ「痛っ! 」
「言ってなかったけ? 私、格闘技とか結構得意なんだ。アンタ一人くらいなら余裕で倒しちゃうよ? (≡ω≡.)」
「どうする? もう虐めない? それとも痛い目見る? (≡ω≡.)?」
アイツ「……」
アイツの彼氏「じゃあ、俺らが相手になろうか? 」
「へっ? (≡ω≡.;)?」
アイツ「けっ、しけてやんの。3000円しか持ってねえよ。」
アイツの彼氏「んだよ、オケ代にもなりゃしねえじゃん。このチビ! 」
「グフッ (:;)ω≡.)」
アイツ「しかし、あんた本当に馬鹿だよね。男4人相手に勝つつもりだったの? アハハ」
アイツ「それじゃ、泉。また学校で会おうね~ ペッ!」
「(痛いよ…… 目もなんか片方見えないし…… ) (:;)ω≡.)」
「(腕は…… 痛っ! こりゃ折れてるかもね。) (:;)ω≡.)」
???「ちょっと? 大丈夫? 」
「(誰? 高校生? どこかで見たような…… ) (:;)ω≡.)」
???「凄い怪我じゃない! 喧嘩? 救急車呼ぶね。」
「良い、大丈夫。ただ……駅まで連れてってくれると助かるかな。 (:;)ω≡.)」
???「そう……分かったわ。ほら、肩貸してあげる。立てる? 」
「うん…… (:;)ω≡.)」」
「(この制服……陵桜? ) (:;)ω≡.)?」
「陵桜の人? (:;)ω≡.)?」
???「そうよ。あなたも陵桜? 」
「私はA高校…… 陵桜は受けたけど落ちちゃった。 (:;)ω≡.)」
???「へぇ~ 何年生? 」
「3年。 (:;)ω≡.)」
???「本当? 私も3年だよ。私、柊かがみ。あなたは? 」
「泉…… 泉こなた。 (:;)ω≡.)」
かがみ「こなた…… 面白い名前じゃん。」
「かがみってのも充分変だけどね。 (:;)ω≡.)」
かがみ「言うわね~ 」
「そっちもね。 (:;)ω≡.)」
かがみ「ウフフ…… 」
「アハハ…… (:;)ω≡.)」
'`,、'`,、(:;)∀≡.)ξ゚∀゚)ξ '`,、'`,、
かがみ「ハハ…… なんか気が合うわね。私達。」
「そうだね。 (:;)ω≡.)」
「(そうだ、この娘。陵桜の合格発表で見かけた娘だ…… ) (:;)ω≡.)」
「(もし、陵桜入れてたら、この娘みたいな友達いっぱい作って、毎日楽しかったんだろうな…… ) (:;)ω≡.)」
カンカンカンカン……
かがみ「ほらっ! この線路越えたら駅よ。でも、本当に大丈夫? 」
「(もう駅か…… この楽しい時間もおしまい。そして、明日からすべて元通り……) (:;)ω≡.)」
「(嫌だな。このままずっと続けば良いのに…… ) (:;)ω≡.)」
かがみ「ねぇ、こなた。今度の日曜――」
「ねぇ、かがみん。って呼んで良い? (:;)ω≡.)?」
かがみ「えっ? ああ…… 良いわよ? 」
「かがみん、私と……友達になってくれない? (:;)ω≡.)?」
かがみ「もちろん! 私も友達になりたかったのよ。こなた。」
「本当! 嬉しいよ。それじゃ…… (:;)ω≡.)」
「かがみん。 一緒に死んで。 (:;)ω≡.)」
かがみ「ええっ? 」
「もう、虐められる毎日にはウンザリなんだ。耐えられないよ! (:;)ωT.)」
「行こう? かがみん。天国でもっと話そうよ…… (:;)ω≡.)」
かがみ「えっ!? ちょっと…… 嫌! 離して! 引っ張らないで! 危ないでしょ! 」
「あはは! 楽しみだね。 (:;)∀≡.)」
かがみ「いい加減にしなさい! 」
「えっ…… (:;)ω≡.)」
キキィッー!! グシャ
かがみ「ハァ…… ハァ…… 」
かがみ「……なんだったの。あの子…… 」
(終)
最終更新:2024年04月23日 21:43