レーストラック走行時の諸注意
やりたい放題やってしまうとレースとして成り立ちません。
サーキットを走行する上で最低限のルールとして覚えておきましょう。
【コースの注意ポイント】
2~3コーナー(ダンロップシケイン)
1コーナーのダンロップカーブの直後にあるシンプルなシケイン。
決勝スタート直後の団子状態ではアクシデントが発生しやすい要注意ポイント。
当然ながらランオフエリアをカットしてスピードを稼ぐといった行為はしてはいけません。
スタート直後等は混乱回避のため出る場合がありますがその時に追越行為、無理なコース復帰、ランオフエリア内での加速行為(アクセル全開)はしてはいけません。
ダンロップシケイン立ち上がりのランオフエリアも同様です。
5~6コーナー(エセス)
路面がかなりうねっており、繊細なアクセルワークが要求される序盤の難所。
特に6コーナー立ち上がりはリアがブレイクしやすくランオフエリアも狭いため事故が発生しやすい。
5コーナーイン側にはカット防止のためのボラードが立てられています。これを飛ばさないように(カットしないように)走りましょう。
ボラードが飛散するとリプレイの見栄えも悪くなります。
7コーナー(テルトル・ルージュ)
ミュルサンヌ・ストレートに進入する中速コーナー。
長いストレートがこの後控えているので出来るだけ高速で通過したいところ。
入口、出口共にコース外に出ないように走りましょう。出てしまった場合はちゃんと速度を落として。
ミュルサンヌ・ストレート
このコースで最も特徴的な全長6kmのストレート。今は途中にシケインが2つ設けられており、2kmの直線×3といった感じ。
サルトでのレースにおいてはここでの最高速が非常に重要になってくる。
コース脇の赤い部分はランオフエリアでありコースではありませんので注意。
14コーナー(ミュルサンヌ)
ミュルサンヌ・ストレートの終点にある直角コーナー。若干右に曲がりながらハードブレーキングするので難しいポイント。
白線外のランオフエリアを使うと旋回速度、制動距離を稼げてしまうので使わないように。
ここにもイン側にカット防止のボラードが立ててあるのでなぎ倒さないように。
14~17コーナー
今のサルトサーキットではこの区間で最高速を記録する。
速度は出るが非常に狭い上に高低差もあるのでクラス違いの追い越しなどは十分注意して走ろう。また夜間ではこの区間が最も暗くなるので視界も悪くなる。
18~19コーナー(インディアナポリス、アルナージュ)
タイトなコーナーが連続しているセクション。
インディアナポリスは高速で通過する17コーナーの直後にあるのでブレーキタイミングを誤ると飛び出してクラッシュにつながりやすい。
アルナージュはこのコースで最も速度が落ちるところである。こちらも減速タイミングを間違えるとタイヤバリアに直行なので要注意。
21コーナー(ポルシェ・カーブ)
有名な右高速コーナー。ここから常設サーキット区間に再合流する。
23~26コーナー(メゾン・ブランシェ)
カートコースの周りを回り込むように走る連続コーナー。タイムを短縮するために重要なコーナーのひとつ。
常設サーキット区間であるが道幅はかなり狭いので下位クラスとのアクシデントが発生しやすい危険地帯でもある。
26コーナー立ち上がりでは膨らみすぎないように注意。カット防止の凸凹があり乗り方が悪いと跳ねてスピンすることもある。
最終コーナー(フォード・シケイン)
最後のコーナーはシケインを連続でクリアするフォード・シケイン。
2個目のシケインの方がよりタイトになっている。
1つめのシケインではカット防止のボラードがあるのでこれを倒さない(シケインカットしない)ように。
2個目のシケインでも当然ランオフエリアをカットして走行しないように。
現実のル・マンではこの2個目のシケインを結構ガッツリとカットしていますが目安としては左輪が縁石上にあるぐらいまでが限度でしょう。
【ピットイン・アウト】
フォードシケイン手前からピットレーンに進入します。白線をカットしないように。
ピットレーンがシケイン状になっているため減速せず突っ込むとオートの減速では間に合わず砂にハマりスピンしてタイムロス、あるいはショートカットしてしまいます。
必ず減速して進入しましょう。
ピットアウト時は白線をカットしないようコースに復帰しましょう。
最終更新:2013年12月01日 18:41