産経新聞社の記事へ飛ぶ (魚拓)


2010.5.21 12:44

 宮崎県西都市は21日、市内の農場で口蹄(こうてい)疫の症状がある牛1頭が見つかったことを明らかにした。動物衛生研究所による遺伝子検査の結果はまだ出ていないが、同農場で飼育する牛約200頭を処分する方針。遺伝子検査で感染疑いが確認されれば、同市で初の疑い例となる。

 西都市は、既に被害が出ている同県新富町の西側に隣接。市内には宮崎県が種牛6頭を避難させた仮設牛舎があるが、今回の農場から10キロ以上離れているという。

 西都市によると、20日午前11時ごろ、発熱した牛がいると農場から宮崎家畜保健衛生所に通報があった。立ち入り検査で採取した検体を、東京にある動物衛生研究所関連施設に送った。
5月 対応 防疫関係

最終更新:2010年07月19日 02:35