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2010.5.21 11:03

 赤松広隆農相は21日の閣議後の記者会見で、宮崎県で感染が拡大している口蹄疫に関連し、被害を受けた畜産農家に対して経営再開までの生活を支援することや、埋却に要した費用を補てんすることなどを盛り込んだ追加支援策を検討していることを明らかにした。

 ワクチン接種後に全頭殺処分する牛や豚について、農相は牛1頭当たり約60万円など、一律の水準で補償するとしていた方針を事実上撤回し、時価評価方式を適用することも明らかにした。

 政府の現地対策本部は追加支援策を同日午後、地元自治体に伝達し、ワクチン接種開始に必要な同意取り付けを目指す。農相は同日中にも接種を始めたいと述べた。
5月 対応 補償 農水省発表 防疫関係

最終更新:2010年07月19日 02:39