鳩山由紀夫首相は22日午後、首相公邸で、宮崎県で家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が拡大している問題について、平野博文官房長官、赤松広隆農林水産相らと協議した。この中で、首相は特例的に避難させていた「宮崎牛」ブランドの種牛1頭から感染の疑いが出たことについて懸念を示した。
会談では、赤松農水相のほか、政府の現地対策本部に常駐する小川勝也首相補佐官が、同日始まった家畜へのワクチン接種や感染の状況など現状を報告。首相は「スピード感が大事だ。地元と協力してしっかりと進めてほしい」と述べ、感染拡大防止に向け迅速な対応を指示した。
最終更新:2010年07月19日 03:20