佐賀県多久市のJAさが畜産センターで8日、子牛の競りが始まり、毎月8、9日開催の通常日程に戻った。県外の畜産農家にも参加を認める方針だったが、宮崎市で新たな口蹄疫感染が確認されたため、県外参加は長崎、福岡県に限った。
6月に2回開いた競りでは参加農家を佐賀県内に限定していた。
この日は313頭の競りがあり、平均価格は前年同期を約4万4300円上回る39万2807円。9日は332頭を取引する予定。
子牛以外のスモール牛、子豚は、当面の間は農家間直接取引を続ける方針。同センターは競りの再開時期について「宮崎の状況を見ながら検討する」としている。
最終更新:2010年07月20日 02:19