宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、農林水産省は9日、ウイルスが残存する可能性のある家畜の排せつ物などを適切に処理するための方法について、緊急の調査研究を行うと発表した。口蹄疫の再発防止とともに、堆肥(たいひ)としての有効活用につなげるのが目的。8月上旬に開始し、今年度内に終了する。
調査研究では、宮崎で口蹄疫に感染した疑いのある家畜の排せつ物や浄化槽などにウイルスがどれだけ残っているかを調べる。排せつ物の処理時に粉じんとして飛散するのを低減させる方法も探る。研究は公募型で、費用は2000万円。(2010/07/09-12:05)
最終更新:2010年07月20日 02:21