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 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題を受け、4月下旬から中止されていた熊本、大分両県の家畜市場の競りが11日、約2か月半ぶりに再開された。

 熊本県では、高森町の南阿蘇家畜市場が再開した。福岡県などの購買者約120人が参加。子牛約380頭の平均価格は約30万円で、極端な下落はなかったという。大分県では、玖珠町の玖珠家畜市場が再開。三重県などから約140人の購買者が参加し、子牛494頭が競りにかけられた。平均価格は約36万円で、前回を約5000円上回った。

 両県の市場は事前に、宮崎県側に参加自粛を要請。この日の競りに同県の農家の姿はなかった。

(2010年7月11日20時42分 読売新聞)


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防疫関係 7月
最終更新:2010年07月19日 04:21