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 宮崎県の口蹄疫問題で北澤俊美防衛相は17日、宮崎入りし、県庁で東国原英夫知事と会談した。

 北沢防衛相は東国原知事に家畜を埋める作業などに従事する自衛隊員について、最大で1,100人余りを増員する準備があると伝えた。

 北澤防衛相は同日、宮崎県・川南町の農場で隊員が活動している様子を視察した。その後、宮崎県庁で東国原知事らと会談し、その席上で北澤防衛相は「一刻も早く封じ込めなければならない、補償について、国全体としてしっかりした保障をしなければならない」と述べた。

 また北澤防衛相は自衛隊派遣について「現在の340人態勢に加え230人を追加派遣できるように準備している」と述べさらに「九州全域から900人を派遣する準備もしている」と説明した。

 それに対し東国原知事は「我々は一丸となって防疫措置・蔓延防止に努めたい、いっそうの御協力・御理解・御配慮を賜ることを、心からお願いします」と述べた。


最終更新:2010年07月17日 02:15