宮崎県で家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」に感染した疑いのある牛が相次いで見つかった問題で、農林水産省は23日、最初に見つかった同県都農(つの)町の畜産農家の牛が口蹄疫に感染していたと断定した。国内では2000年以来、10年ぶりの感染確認となる。
同省によると、動物衛生研究所で遺伝子を調べたところ、ウイルスの血清型がO型と判明したため、口蹄疫だと断定した。現在韓国で感染が広がっている口蹄疫もO型で、同省は感染ルートを詳しく調べている。
(2010年4月23日 読売新聞)
最終更新:2010年07月14日 05:12