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宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫が終息する見通しとなったことを受け、農林水産省は27日、各都道府県の畜産担当課長を集めて会議を開いた。山田正彦農水相は席上、「また、いつ口蹄疫が発生するかも分からない。怠りなく防疫体制をしっかり組んでほしい」と要請した上で、6月24日付で通知した「防疫措置実施マニュアル」に基づき、発生時には24時間以内の家畜の殺処分を徹底するよう求めた。
 農水相はまた、「入国の管理そのものも少し厳しくしていかないといけない」と述べ、口蹄疫などの発生国からの入国者を対象に審査の厳格化を検討する必要性も指摘した。ウイルスの侵入を防ぐため、来日前の農場への出入りの有無をチェックし、消毒を徹底することなどが課題になるという。(2010/07/27-18:32)


最終更新:2010年07月27日 23:59