宮崎県は17日、口蹄(こうてい)疫の対応で16日までに殺処分した患畜・疑似患畜の頭数が18万735頭となり、全体の9割を超えたと発表した。20日までの処分終了の目標達成について県畜産課は、「18日からの天候や新たな発生次第だが、ある程度めどが立った」とみている。
16日の処分頭数は、患畜・疑似患畜とワクチンを接種した家畜の合計で1万1046頭(牛2187頭、豚8859頭)。1日の処理頭数としてはこれまでで最高となった。県は「晴天や獣医師、自衛隊員の増員、夜間作業の照明機材導入が進んだことなどから、作業がスムーズに進んだ」とみる。
最終更新:2010年07月17日 02:16