宮崎日日新聞へ飛ぶ (魚拓)


口蹄疫の感染・感染疑いやワクチン接種を行った家畜の殺処分と埋却処理が急がれる中、県内で対象となっている牛や豚など計約27万5千頭のうち、処分頭数(17日現在)は約20万3千頭で、処分率73・7%となっていることが、宮崎日日新聞社の発生自治体への聞き取りで分かった。

未処分家畜がウイルスまん延の温床になっているとして、国や県は月内の処分終了を求めてきたが、ほとんどの自治体が「完了できそうだ」と回答。ただ、埋却地の確保が難航し、まだ感染・感染疑いの分の処分も終わらないなど、自治体間で開きも生じている。雨や人員不足など不安材料もあり、計画通りに進むかは不透明だ。

県や国は当初、感染・感染疑いの家畜の処分を20日、ワクチン接種家畜を含めた全体の処分完了を月内と目標を示していた。

口蹄疫発生の11市町で、感染や感染疑いの処分が終わっていないのは西都市、高鍋、川南町。このうち18日に終了予定だった川南町は雨で19日以降に持ち越した。

2010年06月19日



最終更新:2010年07月17日 02:24