6月定例県議会は18日、本会議を再開、ほぼ全額を口蹄疫対策が占める総額426億5076万円の本年度一般会計補正予算案など13議案、議員発議の意見書など4件を可決、報告4件を承認して閉会した。
主な予算は、ワクチン接種後に殺処分する家畜の補償325億円、搬出制限区域における家畜の早期出荷に伴う助成61億6600万円など。口蹄疫対策以外は、串間市区の県議補選経費2923万円のみ。本年度の一般会計総額は6315億2692万円となった。
6月定例会は執行部の負担軽減のため、一般質問を中止した。東国原知事は「議会の配慮に感謝している。予断を許さない状況だが、一刻も早い終息を図る」と述べた。
(2010年6月19日付)
最終更新:2010年07月17日 02:25